CoinPostで今最も読まれています

韓国政府は仮想通貨取引を禁止しない/反対する請願書に10万近くの署名

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨取引禁止法案に対する国民の反応
10万近くの韓国国民が法務省の仮想通貨取引禁止法案を防ぐための請願書に署名しました。
パク法相の今後
パク法相の陳述は仮想通貨取引に対する私見を反映しており、法務省と政府とは関係ありません。パク法相の陳述により多くの韓国投資者が大損害を受け、彼の免職を要請する請願書も提出されています。

韓国国民憤慨

50以上の請願書が青瓦台(韓国大統領官邸)に提出され、その内法務省の仮想通貨取引禁止法案を拒否する最も人気のある請願書には71000以上の署名がされました。

企画財政部(Ministry of Strategy and Finance – MOSF)および他の韓国仮想通貨タスクフォース機関が法務省とPark Sang-ki(朴相基 – パク・サンギ)法相の仮想通貨取引禁止法案に賛成しておらず、支持もしていないことを公表しました。

ほどなくして韓国政府は仮想通貨取引禁止論争に対する姿勢を公表し、短期的には仮想通貨を規制しないという結論を下しました

仮想通貨取引禁止に対する請願書以外にはパク法相の免職を要請する請願書も多かったです。

青瓦台のオンラインコミュニティに属する韓国国民の大半は、パク法相が仮想通貨取引禁止法案を発表することでグローバルマーケットを操ったと主張しています。

なぜなら、その法案はタスクフォースだけでなく企画財政部による申し合わせもなかったからです。

青瓦台と韓国政府の公式発表によると、パク法相の陳述は仮想通貨取引に対する私見を反映しており、法務省と政府とは関係ありません

かくして多くの国民が青瓦台の請願書システムを通して韓国政府にパク法相の免職を要請しました。

一つの請願書には以下のように書かれていました。

「本日、パク法相は政府および企画財政部の申し合わせなしに自主的に仮想通貨取引禁止法案について述べました。それにより多くの韓国投資者が大損害を受けました。パク法相が政府とは関係ない発表をし、数十億もの損害をもたらしたため、責任をもって免職されるべきです」

パク法相の今後

パク法相は免職されず、おそらく罰も受けないでしょう。

しかし、彼の陳述がもたらした損害の大きさを考えると政府はパク法相に韓国国民への謝罪を要求するかもしれません。

企画財政部は韓国銀行とともに仮想通貨規制タスクフォースを率いているにもかかわらず、パク法相の記者会見報道を通して初めて仮想通貨取引禁止法案を知ったようです。

パク法相の陳述により仮想通貨時価総額は世界的に1000億ドル(約11兆円)近く下がりました。

Korean Citizen Petition Opposing Cryptocurrency Trading Ban Nears 100,000 Signatures

Jan. 11, 2018 by Joseph Young

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/19 金曜日
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。
16:25
ソラナのDEX「Drift」、18万ユーザーに1億トークンのエアドロップ実施へ
ソラナのDEXプロトコル、Driftが1億トークンのエアドロップを実施予定。取引量200億ドル超のプラットフォームで、ユーザー活動に基づくトークン配布が行われる。新たな暗号資産(仮想通貨)DRIFTの詳細を解説。
15:00
コンサル大手EY、イーサリアム基盤の契約管理サービスを立ち上げ
世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤングは、ブロックチェーン技術を活用した企業契約管理ソリューション「EY OpsChain Contract Manager」の立ち上げを発表した。
14:00
「ビットコイン半減期は年単位で見れば価格に大きなインパクト」Bitwise分析
Bitwiseは今後の価格についてビットコイン半減期の長期的な影響は過小評価されていると述べた。一方、ゴールドマン・サックスはマクロ経済情況も重要と分析している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧