CoinPostで今最も読まれています

国内最大級ICOサイトのクリプトコインポータルによる2017年ICO市場分析(ICOマーケットウォッチより掲載)

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日本最大級のICOサイト「クリプトコインポータル」様がCoinPostに寄稿
日本でICO通貨について調べたい場合、第一におすすめ出来るとてつもない情報量を誇るサイトです。

クリプトコインポータル

2017年3月から株式兼仮想通貨投資家のゴリラとマイニングマニアの彫電の有志2名により始まった仮想通貨情報サイト『クリプトコインポータル』

取引所開設からウォレットまで初心者チュートリアルをはじめキラーコンテンツである自称世界最大量のICO情報を毎日更新、またマイニング初心者向けのマイニング日記や週刊ICOなどのブログコーナーなど幅広く展開し、数多くの投資家や有識者が訪れる情報サイトです。

まだまだ手作り感のあるものの日々修正、リニューアルを繰り返しユーザーフレンドリーなサイト運営を心がけています。

サイトはこちら↓

http://cryptocoinportal.jp/

ICOについて

http://cryptocoinportal.jp/ico/

ICOカレンダー配信中

http://cryptocoinportal.jp/ico/

目次
  1. 2017年に完了したICOの四半期及び年間の傾向とパフォーマンス指標
  2. ICO市場の定量分析
  3. 2017年四半期トップICO
  4. 2017年の年間トップICO

1.2017年に完了したICOの四半期及び年間の傾向とパフォーマンス指標

2017年のICOによる調達資金の総額は、60億ドル超(382件のICO)。

2017年第4四半期だけでも、調達資金の額は31億ドルを超えた。

この金額には、最も成功した196件のICOの調達額が含まれている。

最高調達額は、約2億5800万ドル(Hdac ICO)だった。 また、1プロジェクトあたりの平均調達額は、約1600万ドルだった。

昨年の主なICOに関する詳細な情報は以下の通り。

2.ICO市場の定量分析

2.1.ICOの数と調達額

以下が、ICOの数と調達額です。4月あたりからICOの数が増加。

2.2.年初からのICOの数と調達額の動向

ICOによる資金調達額が大きかったのは、2017年6月と12月。

3.2017年四半期トップICO

2017年第1四半期調達額トップ10 ICO

上表は、2017年第1四半期に成功をおさめ完了したトップ10のICOを示す。

現在、トップ10のすべてのプロジェクトのトークンパフォーマンス指数は、0.73倍から101.85倍の範囲。

調達額の面で最も成功したICOはChronoBankプロジェクトで、トークンパフォーマンスの面で最も成功したのは、現在のトークン価格対トークンセール価格比101.85倍となった、Augmentorsプロジェクトでした。

この指数を検討する際には、Augmentors ICOが2017年2月に完了したこと、すなわち101.85倍の成長が約10ヶ月間にわたって行われたことを覚えておくことが重要。

2017年第1四半期調達額トップ10・ICO

下表は、2017年1月から3月までに完了した10の最も大きなICOを示す。

2017年第2四半期調達額トップ10

上表は、2017年の第2四半期に成功をおさめ完了したトップ10のICOを示す。

調達額の面で1位はEOSプロジェクト。

トークンパフォーマンス面での1位は、現在のトークン価格対トークンセール価格の比率が16.25倍である、Statusプロジェクト だった。

このトークンの時価総額は約20億ドル。

2017年第2四半期調達額トップ10・ICO

下表は、4月から6月までに完了したトップ10 ICOを示す。

2017年第3四半期調達額トップ10・ICO

上表は、2017年第3四半期に成功をおさめ完了したトップ10 ICOを示す。

調達額の面で1位はFilecoinプロジェクト。

トークンパフォーマンスの面で1位は、現在のトークン価格対トークンセール時価格比率が62.14倍である、ICONプロジェクトだった。このトークンの時価総額は約27億ドル。

2017年第3四半期調達額トップ10・ICO

下表は、7月から9月までに完了したトップ10 ICOを示します。

2017年第4四半期調達額トップ10・ICO

上表は、2017年第4四半期に成功をおさめ完了したトップ10 ICOを示す。

調達金額面で1位になったのはHdac。

このプロジェクトは、以前、1億ドル調達したとして話題となったプロジェクトFilecoinを上回り、ICO歴代1位となった。

HdacはHyundai Digital Asset Currencyの略。これは、ブロックチェーンとIoT(Internet of Things)に基づいた、巨大で絶えず成長する情報プラットフォームを生み出すハイブリッドプロジェクトだ。

このプロジェクトは、私たちの周りでこれからも数が増加し続けるデバイス(スマートホーム、スマートカー、スマートフォン、スマートウォッチ、テレビ、冷蔵庫、ガスストーブ、ティーポットなど)と対話するために必要な公開鍵と秘密鍵を持つエコシステムを提供している。

Hdacの構成は、信頼できる秘密で包括的で制御可能なコミュニケーションシステムを作り、迅速な取引を実行し、あらゆるタイプの支払い(税金、顧客との決済、投資、ローンなど)の利便性を高める。

2017年第4四半期調達額トップ10・ICO

下表は、10月から12月までに完了したトップ10 ICOを示す。

4.2017年の年間トップICO

下表は、2017年の年間調達額トップ10のICOを示しており、その大部分はインフラストラクチャー部門に属している。

2017年の1年間で、382件のICOプロジェクトが成功をおさめ完了し、それぞれが10万ドル以上を調達。総額では60億ドル以上の資金を調達した。

今年の調達額1位プロジェクトは、Hdac(2億5800万ドル)。

ICO(Initial Coin Offering)とは?ICOスケジュール、ICOの参加注意点、仮想通貨取引まで

ICOマーケットウォッチは

ICOの最新情報、並びにマーケット分析をICOソリューションのSaaSプロバイダーである、ICOBox.ioの協賛でお送りしております。

CoinPost:まとめ

「クリプトコインポータル」様は、国内最大級のICOサイトです。

ICOの情報量に関しては世界でもトップクラスだと思います。

CoinPost編集部のメンバーもよく活用しているサイトですので、是非閲覧してみてください。

ICOページはこちら↓

ICOスケジュールはこちら↓

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/26 金曜日
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。
06:50
米Stripe、ソラナやイーサリアムでUSDC決済を導入予定
Stripeは2014年に初めて仮想通貨ビットコインの決済を導入した経緯がある。しかしその4年後の2018年にビットコインのバブル崩壊を受け同社はその取り組みを中止した。
05:50
モルガン・スタンレー、ブローカーによるビットコインETF勧誘を検討
最近の仮想通貨ビットコインETF資金流入状況に関しては昨日、ブラックロックのIBITが1月11日ローンチ以来初めて資金流入がゼロとなり、71日連続の流入記録が終了したことが確認された。
04/25 木曜日
17:42
ワールドコイン、仮想通貨WLDのトークンセールを計画
Worldcoinが個人認証に基づくベーシックインカムプロジェクトの拡大へ、機関投資家限定で暗号資産(仮想通貨)WLDのプライベートセールを計画。市場価格に近い価格で提供し、転売禁止やロックアップ措置を導入する。
15:00
ビットコイン強気相場継続の根拠、アーサー・ヘイズ氏語る
仮想通貨取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、世界各国で法定通貨の供給量が拡大し続ける中、ビットコインをはじめとする仮想通貨の強気相場は今後も継続するとの考えを示した。
13:20
2028年の半減期に向けてビットコイン価格など5つの予測=Bitwise
Bitwiseの最高投資責任者は次の半減期までにビットコインに起こる5つのことを予想。ビットコイン価格は約3,880万円以上になるとする予測も含まれる。
10:25
ビットコインの供給インフレ率、金を下回る=レポート
Glassnodeは4回目の半減期についてレポートを発表。ビットコインの供給インフレ率がゴールドよりも低くなり、希少性が増したと述べた。
08:15
zkSync基盤のWeb3ゲーム企業Tevaera、野村などから7.7億円調達
TevaeraはzkSync上でレイヤー3のゲームチェーンを立ち上げる予定で、年内に200万人のプレイヤーと12人のゲーム開発企業をTevaeraエコシステムに参加させようとしている。
07:00
ジャック・ドーシー率いるBlock、店舗売上をビットコインに変換へ
新たに導入する予定の機能は「Bitcoin Conversions」というもので、Cash Appのアカウントを持つSquareのユーザーは、店舗収益の最大10%を仮想通貨ビットコインで受け取ることができるようになる。
06:10
米司法省、バイナンス創業者CZ氏に懲役36ヶ月求刑
仮想通貨取引所バイナンスの元CEOのCZ氏は自分の「不適切な決断」を謝罪し、自分の行動の全責任を受け入れる内容の手紙を2月に提出した判事へ提出したことが明らかになった。
04/24 水曜日
17:00
「BTCは上昇トレンドに入る可能性」SCB銀
仮想通貨ビットコインは再び上昇トレンドに入る可能性があるとスタンダードチャータード銀行が分析。今回もビットコインとイーサリアムの価格予想をしている。
16:23
Block社(Square)、ビットコイン採掘産業の分散化に向けて高性能チップを開発完了
デジタル決済企業ブロック(旧Square)が、3ナノメートル技術を採用した最新のビットコインマイニングチップ開発を完了。このプロジェクトはオープンソース化され、ビットコインマイニング業界の分散化を推進することを目指している。
15:09
WebX2024、最大73%割引の「開幕セール」終了まで残り1週間
株式会社CoinPostが主催する日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」にて、チケット販売を開始しております。2024年4月30日まで、最大73%割引のお得な開幕セールを実施中です。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧