CoinPostで今最も読まれています

ゴールドマンサックスが仮想通貨取引事業参入ヘ好意的な姿勢を示す

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ゴールドマンサックスのクライアントはビットコインベースの取引サービスを求めている
多くのクライアントが多国籍金融企業のゴールドマンサックスに対し仮想通貨取引産業への参加を要求しています。
ゴールドマンサックスのクライアントのリスク資産に対する堅調さ
1400人以上にも上るゴールドマンサックスのクライアントを対象に、2018年の金融市場における興味の動向についてアンケート調査が行われ、国債利回り、金、ビットコインに対する彼らの見解について調査が及びました。調査によると、多くのクライアントがリスク資産に対して堅調な態度を示していることが窺えます。

ゴールドマンサックスのクライアントはビットコインベースのサービスを求めている

クライアントの多くがゴールドマンサックスに仮想通貨取引産業への参加を要求しています。

一方で、2018年12月17日の収支報告においてゴールドマンサックスの最高財務責任者R. Martin Chavez氏(以下チャベス氏)は、現在の流行で最も興味を惹かれる分野はブロックチェーン技術であると強調しました。

チャベス氏は仮想通貨取引事業の参入ヘ好意的な姿勢を示しており、以下のように言及しています。

私たちは仮想通貨取引事業への乗出しについて、クライアントによる要求に応じたいと考えています。

我々は株式資本に基づいたビシネスであることを念頭に置き、仮想通貨の取り扱いについては最大限の分別と注意を払い、正しい情報、根拠に基づいた運用を行うつもりです。

チャベス氏はまたゴールドマンサックスが独自で仮想通貨取引所を開設する可能性についても言及しましたが、その事業への参入には慎重な態度を示しています。

仮想通貨取引事業へ参入したあかつきには、多くの業務を請け負う必要に迫られるでしょう。

仮想通貨取引による資産管理もその業務の一部であり、非常に高度な業務が求められます。

この新規事業への参入が、仮想通貨業界、またゴールドマンサックスのさらなる成長への好材料となるかについては、現時点で判断できかねます。

いずれにせよ、チャベス氏の言及からもゴールドマンサックスはすでに仮想通貨取引部門の設立に注力しているのはほぼ間違いないでしょう。

Bloombergは、2018年の6月までに同社の仮想通貨取引への体制が整うだろうと報告しています。

ゴールドマンサックスのクライアントのリスク資産に対する堅調さ

ビットコインはボラティリティの高い資産であるため、他の金融資産と比較しても当然リスクが高いです。

しかし、ある調査によるとゴールドマンサックスのクライアントの多くがそのリスクを踏まえてでも仮想通貨に魅力を感じているように思えます。

1400人以上に上るゴールドマンサックスのクライアントが、2018年の金融市場に抱く期待、不安を確かめる簡易アンケート調査に参加しました。

アンケートでは主に国債利回り、金、ビットコインに対する彼らの見解について調査されました。

全体の感想はリスク資産に対して堅調な態度を示し、2018年に資産を投資する意向を示したのは全体のクライアントのうち60%ほどでした。

ニューヨークFX市場ストラト証券部門のチーフのOscar Ostlund氏(以下オストランド氏)によると、ビットコインに関する調査では驚くべき結果が報告されています。

ウォールストリートジャーナルが2017年10月に報告したように、ゴールドマンサックスの代弁者は以下のように述べてます。

「クライアントの仮想通貨への興味の高まりに応じるため、どういった形で仮想通貨への投資事業を運用していくのがベストなのか探求しています」

ビットコインや他の仮想通貨の拡がりによって、機関投資家のクライアントが新たな仮想通貨ベースの金融資産への投資にますます意欲的になっていくことでしょう。

米国金融の雄であるゴールドマンサックスが仮想通貨取引事業を開始することで、ビットコインの相場にどう影響していくでしょうか。 

GOLDMAN SACHS REAFFIRMS INTEREST IN BITCOIN AND OTHER CRYPTOCURRENCIES

Jun 19, 2018 by bitcoinist.com

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/20 土曜日
18:00
TON、Telegramのユーザーに照準 トンコイン奨励金を提供
Telegramのウォレットがサポートするブロックチェーン「TON」の手数料削減と、1,100万TONのインセンティブプログラムを開始。特に500万単位の暗号資産(仮想通貨)TONがTelegramユーザーに報酬として付与される。
16:30
日銀、CBDC戦略の中間報告を公表 想定モデルと5つの課題
日本銀行が公表したCBDC中間整理報告書の主要論点や影響について解説。CBDCの導入方針やデジタル通貨の未来についての展望を探る。
12:30
コスモス基盤のInjective、Web3スマホ「JamboPhone」でDeFi機能提供
レイヤー1ブロックチェーンInjectiveは、Jamboテクノロジーと提携してWeb3スマホ「JamboPhone」でDeFi機能を提供すると発表した。
12:00
知らずに損しているかも?取引所選び 3つの注意点
ビットコインなどの投資初心者に大事な暗号資産(仮想通貨)取引所選びと、後悔しがちな代表的な失敗事例3つを解説。手数料、価格、取扱銘柄の違いを比較し、最適な仮想通貨取引所を見極めるポイント、賢い投資戦略と失敗回避のためのチェックリストも提供。
10:30
ソラナWeb3ゲーム「Nyan Heroes」、Epicのストアでトップ30入り
ブロックチェーンゲーム「Nyan Heroes」はEpic Games Storeで最もプレイされたゲームでトップ30以内に入った。今後NFT機能や独自の仮想通貨も導入する予定だ。
09:15
ビットコイン、4度目の半減期完了 報酬が3.125 BTCに
直近の米経済指標(3月の雇用統計やCPI等)が景気の堅調さを改めて示しているため、FRBが利下げを急ぐ必要がなくなりつつあるとの観測が高まってきており、仮想通貨や株のようなリスク資産をさらに押し上げる力は弱まってきたようだ。
08:25
BTCクジラが1900億円相当のビットコイン押し目買い、エヌビディアなど大幅安|金融短観
19日のアジア時間はイスラエルがイランに対して報復攻撃を実施したとのメディア報道が嫌気され日経平均指数や上海総合指数などは大きく下がったが、その後攻撃の規模が限定されており核施設に被害はなかったとの報道を受け米国の株式市場ではこのニュースへの反応は見られなかった。
06:45
Magic Eden、BaseチェーンのNFTに対応へ Open Editionミントも予定
Magic Edenは現在NFTマーケットプレイスのランキングで1位。ビットコイン半減期を背景に需要が高まるビットコインOrdinalsおよびビットコイン上の「Runes」への期待が出来高を押し上げている。
06:15
マイクロストラテジーのセイラー会長、自社株売却で570億円の利益
マイクロストラテジーの株価は仮想通貨ビットコインの3月の高騰に伴い3月27日に1,919ドルまで値上がりした。同株は年初来+71.37%のパフォーマンスを見せた。
04/19 金曜日
18:00
2024年注目の仮想通貨10選 セクター別の主要銘柄
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧