CoinPostで今最も読まれています

IOTA創業者:IOTAが先週約400万ドル流出した事件について言及

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

IOTAが400万ドル相当流出
先週、IOTAトークンが一部のユーザーのウォレットから突如として消えているという報告がされました。
IOTA創業者が言及
被害の根本的な原因はユーザーたちが、とても酷似させて作られたフィッシング詐欺にあったことでありIOTAのネットワークや技術における欠陥はない

先週、IOTAトークンが一部のユーザーのウォレットから突如として消えているという報告がされました

悪質なIOTAウォレットのシードジェネレーターが密かにシードを収集し続けていた模様で、収集を行っていた期間はまだ明らかになっていない。

seedはウォレットのマスターキーに似たものであり、ウォレット内のすべてのアドレスと秘密鍵にアクセスでき、バックアップの役割も果たしています。(これが盗まれると通貨のアクセス権限を全て奪われることと同義である。)

影響を受けるユーザーの正確な数と、盗難にあった金額は現時点では不明なものの一部の見積もりでは損害額の総計が400万ドルにまで上るとみている。

この件について仮想通貨ニュースサイトのFinance Magnatesでは、IOTAの創業者DavidSønstebøに対して事件の詳細と、当事者としての見解についてのインタビューを行っているので紹介します。

Finance Magnet(以下FM)の、悪質なシードジェネレーターを経由した400万ドルに上る資金流出と、DDoS攻撃によるネットワーク被害よってどの程度の機密情報の漏洩が発生したのかという問いに対し、

David Sønstebø(以下Sønstebø)は以下のように回答

事件の発生原因はハッキングなどではなく、IOTAのシステムについて疎い新規ユーザーらがgoogle検索のトップに表示される、精巧にプログラムされた偽のフィッシングサイトから偽の独自シード(パスワード)を生成し、ハッカーたちに自身の秘密鍵を渡してしまったということです。被害の根本的な原因はユーザーたちが、とても酷似させて作られたフィッシング詐欺にあったことでありIOTAのネットワークや技術における欠陥はない

一方で「一連の事件で資金を失った人々には同情するとともに、情報提供などを介して警察当局の捜査に協力していきたい」

被害の賠償責任についてはフィッシングサイトが「IOTA財団のコミュニティーに属するものではないため、唯一の責任ある当事者は実際に窃盗を働いたハッカーたちであり、暗号鍵管理の責任は、個々のユーザーにある」との姿勢を示した。

IOTA Founder On Stolen Funds: Lots of People Will “Screw You Over”

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/19 金曜日
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。
16:25
ソラナのDEX「Drift」、18万ユーザーに1億トークンのエアドロップ実施へ
ソラナのDEXプロトコル、Driftが1億トークンのエアドロップを実施予定。取引量200億ドル超のプラットフォームで、ユーザー活動に基づくトークン配布が行われる。新たな暗号資産(仮想通貨)DRIFTの詳細を解説。
15:00
コンサル大手EY、イーサリアム基盤の契約管理サービスを立ち上げ
世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤングは、ブロックチェーン技術を活用した企業契約管理ソリューション「EY OpsChain Contract Manager」の立ち上げを発表した。
14:00
「ビットコイン半減期は年単位で見れば価格に大きなインパクト」Bitwise分析
Bitwiseは今後の価格についてビットコイン半減期の長期的な影響は過小評価されていると述べた。一方、ゴールドマン・サックスはマクロ経済情況も重要と分析している。
12:00
RWA分散型金融Centrifuge、23億円調達
Centrifugeは新たな資金を利用し、Baseチェーン上に構築され、Coinbase Verificationと統合されたRWA向けの機関投資家グレードの融資市場の構築に取り組んでいく。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧