CoinPostで今最も読まれています

3/23(金) |バイナンス警告の公式発表を受け、アルトコインを中心に続落

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
昨日の時点ではバイナンス側が否定していた、日経の『金融庁がバイナンス社へ警告を出す』報道ですが、正式に金融庁が3月23日、利用者保護の仕組みが不十分だとして「改正資金決済法」に基づく警告を行いました。この影響で、アルトコインを中心に続落しました。
日米株式市場は大幅安の展開に
トランプ政権が中国に対し、通商法301条に基づく輸入関税措置を新たに発表した事を受けて、NY市場、東京市場共に主要株式指数は大幅安の展開に。その他、前回トランプ政権が発表していた鉄鋼とアルミに関する関税措置の除外国に日本が入らなかった事も、日本の株式市場には重しに。一時日経平均は1000円を超えて下落する場面もありました。

仮想通貨市場

仮想通貨市場は、昨日の流れが継続し軟調に推移、BTC/JPYは80万円台となりました。

昨日の時点ではバイナンス側が否定していた、日経の『金融庁がバイナンス社へ警告を出す』報道ですが、正式に金融庁が3月23日、利用者保護の仕組みが不十分だとして「改正資金決済法」に基づく警告を行いました。

この影響で、日本人投資家の多くがアルトコインを取引することを目的として利用する海外取引所への監視の目が強まることが、悪い材料となり、アルトコイン全体の価格下落を後押しする結果となりました。

バイナンス公式も、日本時間23日時点で金融庁からの警告文書を受け取ったことを報告、ユーザーを守ることは我々の最優先事項とした上で、自社の弁護団は直ちに金融庁に問い合わせ、解決策を模索すると発表しました。

CoinPostの関連記事

無登録営業のバイナンスに改正資金決済法に基づく警告|バイナンス側も公式声明
金融庁が警告 日本国内で無登録営業を行なっていた海外最大級の仮想通貨取引所バイナンスに対し、金融庁は3月23日、利用者保...

現段階では、仮想通貨業界が未だ発展途上で、実体を掴むのが非常に困難であることから、具体的な政策よりも、監視に焦点を置くとされ、通過したG20ですが、その後複数国の規制に関する捉え方に変化が見られ、フランスは仮想通貨規制チームを発足、ブロックチェーン革命を阻害しないことを約束しました。

実際に仮想通貨市場も規制の流れに大きく影響を受けていますが、フランス経済大臣が『適切な規制がないと、消費者も起業家も取引を行うことも、投資することも、ビジネスを発展させることも出来ません。』と言及したように、各国の正しい法律が整うことが、結果として仮想通貨市場の発展に大きく寄与することになるでしょう。

CoinPostの関連記事

フランス:仮想通貨規制チームを発足「革命」を阻害しないことを約束
フランスの経済大臣のBruno Le Maire氏(以下、Le Maire氏)によると、フランスの経済省及び、財務省は、仮想通貨を規制するためにチームを作成したと報告、その技術を規制するチームを作った理由を説明し、ブロックチェーン革命を阻害しないことを約束しました。

また中国政府及び中国人民銀行は約2850兆円規模の決済市場を自由化することを決定。

中国人民銀行の責任者が代わり、新任者は仮想通貨に対しポジティブな発言をしており、市場にとってプラス影響が出る可能性も考えられます。

CoinPostの関連記事

中国:約2850兆円規模の決済市場を自由化|仮想通貨市場にプラス影響か
中国が決済市場を開放するという発表があり、決済関連の企業の参入が可能になると同時に今後の仮想通貨市場への期待が高まります。また、中国人民銀行の新任責任者となったYi Gang氏は仮想通貨に対し非常にポジティブです。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

一時1000円を超える大暴落を見せた日経平均株価の影響が直撃、仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄も全面安。

数多くの銘柄が叩き売られる中、「オウケイウェイヴ(3808)」が+13.77%、「ファステップス(2338)」が+15.49%と逆行高となりました。

オウケイウェイヴは、2017年10月27日、マレーシアの当社子会社であるOKfinc LTD.を通じてシンガポールの「Wowoo Pte.Ltd.」への出資をプレスリリースで公表しています。

本日サイトオープンした海外の仮想通貨取引所「Wowoo Exchange」の思惑により、買いが集まったものと見られます。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。

NY市場

  • NYダウ 23,957.89(-724.42)
  • ナスダック 7,166.68(-178.61)
  • S&P500 2,643.69(-68.24)

主要三指数揃って下落。

米トランプ政権が通商法301条に基づく、中国からの輸入品に新たに関税をかける措置を発表した事を受けて、貿易戦争の懸念からNY株式市場は大幅安となりました。

今回の関税政策は、中国が米国の「知的財産権」を侵害している事を理由に挙げており、最大で5兆円関税を課す方針で、早くも中国が報復措置を検討するなど、世界経済の二大国による貿易戦争の様相を呈しております。

そのほか、フェイスブックによる顧客情報流出問題への懸念も悪材料になった事で、ナスダックも売りが加速し、2%を超える下落。

また、長期金利の下落から金融セクターに売りが広がり、ゴールドマンサックスやJPモルガンなどが売られました。

東京市場

  • 日経平均 20,617.86(-974.13)
  • TOPIX 1,664.94(-62.45)
  • マザーズ 1,156.83(-42.17)

NY市場に引き続き、東京市場も大幅安の展開に。

日経平均は終値は、マイナス974円となりましたが、一時下げ幅は1000円を越す場面も。

東京市場でも話題となったのはトランプ政権の関税政策。世界的な貿易戦争の懸念からリスクオフの展開になった事や、先日トランプ政権が発表していた鉄鋼とアルミ製品への関税措置の除外国に日本が入っていない事も悪材料に。

同盟国の関係でありながら、日本に対し貿易面での譲歩を迫っている状況が露呈した格好です。

こうしたトランプ政権の動きに対して、安倍政権は何らかの対応を講じなければならない状況ではありますが、国内の森友問題に足を取られており、このような状況下で上手く策を講じられるか、一部の投資家からは懸念の声が聞かれます。

セクター別でも全面安で終わった他、値下がり率上位を機械、精密機器、非鉄金属などが占めています。

日経平均組み入れ銘柄を見ると、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、ソフトバンクの3銘柄だけで180円以上の下落となっており、その他ファナック、信越化学などの値がさ株が大きく下落しました。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/25 木曜日
17:42
ワールドコイン、仮想通貨WLDのトークンセールを計画
Worldcoinが個人認証に基づくベーシックインカムプロジェクトの拡大へ、機関投資家限定で暗号資産(仮想通貨)WLDのプライベートセールを計画。市場価格に近い価格で提供し、転売禁止やロックアップ措置を導入する。
15:00
ビットコイン強気相場継続の根拠、アーサー・ヘイズ氏語る
仮想通貨取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、世界各国で法定通貨の供給量が拡大し続ける中、ビットコインをはじめとする仮想通貨の強気相場は今後も継続するとの考えを示した。
13:20
2028年の半減期に向けてビットコイン価格など5つの予測=Bitwise
Bitwiseの最高投資責任者は次の半減期までにビットコインに起こる5つのことを予想。ビットコイン価格は約3,880万円以上になるとする予測も含まれる。
10:25
ビットコインの供給インフレ率、金を下回る=レポート
Glassnodeは4回目の半減期についてレポートを発表。ビットコインの供給インフレ率がゴールドよりも低くなり、希少性が増したと述べた。
08:15
zkSync基盤のWeb3ゲーム企業Tevaera、野村などから7.7億円調達
TevaeraはzkSync上でレイヤー3のゲームチェーンを立ち上げる予定で、年内に200万人のプレイヤーと12人のゲーム開発企業をTevaeraエコシステムに参加させようとしている。
07:00
ジャック・ドーシー率いるBlock、店舗売上をビットコインに変換へ
新たに導入する予定の機能は「Bitcoin Conversions」というもので、Cash Appのアカウントを持つSquareのユーザーは、店舗収益の最大10%を仮想通貨ビットコインで受け取ることができるようになる。
06:10
米司法省、バイナンス創業者CZ氏に懲役36ヶ月求刑
仮想通貨取引所バイナンスの元CEOのCZ氏は自分の「不適切な決断」を謝罪し、自分の行動の全責任を受け入れる内容の手紙を2月に提出した判事へ提出したことが明らかになった。
04/24 水曜日
17:00
「BTCは上昇トレンドに入る可能性」SCB銀
仮想通貨ビットコインは再び上昇トレンドに入る可能性があるとスタンダードチャータード銀行が分析。今回もビットコインとイーサリアムの価格予想をしている。
16:23
Block社(Square)、ビットコイン採掘産業の分散化に向けて高性能チップを開発完了
デジタル決済企業ブロック(旧Square)が、3ナノメートル技術を採用した最新のビットコインマイニングチップ開発を完了。このプロジェクトはオープンソース化され、ビットコインマイニング業界の分散化を推進することを目指している。
15:09
WebX2024、最大73%割引の「開幕セール」終了まで残り1週間
株式会社CoinPostが主催する日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」にて、チケット販売を開始しております。2024年4月30日まで、最大73%割引のお得な開幕セールを実施中です。
14:35
米ブロックチェーン協会ら、仮想通貨業界の声をまとめSECを提訴
米ブロックチェーン協会とテキサス州暗号資産自由同盟は、米証券取引委員会が新たに制定したディーラー規則の阻止を求めて、SECを提訴した。
13:00
香港の現物ビットコインETF 4月30日にも発売かー報道
香港でボセラとハッシュキーキャピタルが提供するビットコインETFが取引を開始すると報じられた。2社の現物ビットコインETFは、価格安定性が高く、投資家に直接的な市場価格連動のメリットを提供する。
12:09
半値戻しのビットコイン、投資家心理改善で買い先行
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが66000ドル台まで反発し、50MA手前で一服した。イランとイスラエルを巡る中東リスク後退で米国株式市場でも買い戻しが先行しており、投資家心理が改善した。
12:00
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、70日連続流入を記録
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が70日連続で資金流入を記録した。運用資産は約2.8兆円に達している。
11:00
リップル社、SECによる20億ドルの罰金提案を過大と反論
リップル社は、XRPをめぐるSECとの裁判で新たな書類を提出。リップル社に対して約3,100億円の罰金支払いを求めるSECの主張に反論した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧