CoinPostで今最も読まれています

Bittrex:ユーザーが殺到しわずか20分で新規登録を中断|登録再開の市場への影響は?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Bittrexが新規登録再開後、すぐに登録一時中断
新規ユーザーが殺到したことが原因とされています。Bittrexは早いうちに新規登録を再開する予定、と公式で発表しています。

Bittrexが新規登録再開

大手仮想通貨取引所のBittrexが新規登録を再開しましたが、新規ユーザーが殺到したことで登録を再度一時中断しました。

ご不便をお掛けしてしまい大変申し訳ございません。

新しいユーザーが殺到したため、登録を一時的に中断します。

必要な調整を行い、早い内に新規登録を再開するべく対応中です。

Bittrexは2017年後半より、長期に渡り新規登録を中断し続けていました。

2017年後半は、ビットコイン価格は200万円を突破するなど好調で、テレビや新聞社などでも連日取り上げられたことで、多くの仮想通貨取引所で新規登録者が押し寄せていました。

出典:仮想通貨交換業等に関する研究会

上図のように日本では、仮想通貨交換業者17社への合計入金額は、2017年12月だけで1兆円を越していることが、「第一回仮想通貨交換業等に関する研究会」にて明らかになりました。

CoinPostの関連記事

国内仮想通貨交換業17社:国内取引量や顧客資産額等の資料を提出
国内仮想通貨交換業17社が共同で国内取引量や顧客資産額等の資料を提出しました。平成28年度→29年度にかけて仮想通貨現物取引は約8倍になっています。また2017年12月は、1ヶ月で取引所17社への合計入金額が1兆円を越しています。

国内取引所では本人確認認証の遅れが問題視されていましたが、国外の取引所では上記の影響や、株式などの証券取引を監督・監視する機関である、アメリカ証券取引委員会(SEC)の取り締まり、また他機関の規制による本人確認厳守の必要性などから新規登録を一時中断するケースが相次ぎました。

今回待ちに待った新規再開ですが、新規ユーザーの期待は裏切られた形になっています。

なお、Bittrexは早いうちに新規登録を再開する予定、と公式で発表しています。

また、今回の発表と同時に、サイトデザインも大幅に変更されています。

出典:bittrex

Bittrexの登録再開の影響は?

世界大手の取引所であるBittrexは、以前よりその影響度を下げたとは言え、重要な取引所の一つであることは間違いありません。

coinmarketcapによると、4月12日の取引所の24時間取引量ランキングでは、Bittrexは7位となっています。

出典:コインマーケットキャップ

アメリカの確定申告期限(4月17日)と日本の所得税の振替納税日(4月20日)が迫り、税金を支払いを行うための仮想通貨売却による売り圧力の低減などが指摘されていますが、Bittrexの新規再開でその動きが助長される、という期待感を抱いている投資家もいるようです。

またこのBittrexの新規登録一時停止の発表は、同社が新規ユーザー登録再開を公表したツイッターの約20分後に当たります。

停滞期にある仮想通貨の市場ですが、世界からアクセスが殺到し、多くのアルトコインを扱う仮想通貨取引所の人気や、今回登録許可をした人数は定かではありませんが、未だに取引所のアカウントを作成できていないユーザーが多数いることが、見て取れるでしょう。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
18:00
TON、Telegramのユーザーに照準 トンコイン奨励金を提供
Telegramのウォレットがサポートするブロックチェーン「TON」の手数料削減と、1,100万TONのインセンティブプログラムを開始。特に500万単位の暗号資産(仮想通貨)TONがTelegramユーザーに報酬として付与される。
16:30
日銀、CBDC戦略の中間報告を公表 想定モデルと5つの課題
日本銀行が公表したCBDC中間整理報告書の主要論点や影響について解説。CBDCの導入方針やデジタル通貨の未来についての展望を探る。
12:30
コスモス基盤のInjective、Web3スマホ「JamboPhone」でDeFi機能提供
レイヤー1ブロックチェーンInjectiveは、Jamboテクノロジーと提携してWeb3スマホ「JamboPhone」でDeFi機能を提供すると発表した。
12:00
知らずに損しているかも?取引所選び 3つの注意点
ビットコインなどの投資初心者に大事な暗号資産(仮想通貨)取引所選びと、後悔しがちな代表的な失敗事例3つを解説。手数料、価格、取扱銘柄の違いを比較し、最適な仮想通貨取引所を見極めるポイント、賢い投資戦略と失敗回避のためのチェックリストも提供。
10:30
ソラナWeb3ゲーム「Nyan Heroes」、Epicのストアでトップ30入り
ブロックチェーンゲーム「Nyan Heroes」はEpic Games Storeで最もプレイされたゲームでトップ30以内に入った。今後NFT機能や独自の仮想通貨も導入する予定だ。
09:15
ビットコイン、4度目の半減期完了 報酬が3.125 BTCに
直近の米経済指標(3月の雇用統計やCPI等)が景気の堅調さを改めて示しているため、FRBが利下げを急ぐ必要がなくなりつつあるとの観測が高まってきており、仮想通貨や株のようなリスク資産をさらに押し上げる力は弱まってきたようだ。
08:25
BTCクジラが1900億円相当のビットコイン押し目買い、エヌビディアなど大幅安|金融短観
19日のアジア時間はイスラエルがイランに対して報復攻撃を実施したとのメディア報道が嫌気され日経平均指数や上海総合指数などは大きく下がったが、その後攻撃の規模が限定されており核施設に被害はなかったとの報道を受け米国の株式市場ではこのニュースへの反応は見られなかった。
06:45
Magic Eden、BaseチェーンのNFTに対応へ Open Editionミントも予定
Magic Edenは現在NFTマーケットプレイスのランキングで1位。ビットコイン半減期を背景に需要が高まるビットコインOrdinalsおよびビットコイン上の「Runes」への期待が出来高を押し上げている。
06:15
マイクロストラテジーのセイラー会長、自社株売却で570億円の利益
マイクロストラテジーの株価は仮想通貨ビットコインの3月の高騰に伴い3月27日に1,919ドルまで値上がりした。同株は年初来+71.37%のパフォーマンスを見せた。
04/19 金曜日
18:00
2024年注目の仮想通貨10選 セクター別の主要銘柄
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧