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フィンテックアプリRevolutが新たにXRPとBCHの取り扱いを開始:25種の法定通貨と5種の仮想通貨の交換が可能に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Revolutの新規仮想通貨取り扱い開始
5月24日にRevolutは、仮想通貨リップル(XRP)及び、ビットコインキャッシュ(BCH)の取り扱いを開始することを発表しました。これによって、Revolutは、25種類の法定通貨と5種類の仮想通貨を交換できるようになりました。
XRPとBCHの訳
Revolutコミュニティ内において、XRP及び、BCHの需要が圧倒的に高かったことから、今回の取り扱いを開始したことを発表しました。また、今後もまたコミュニティから十分な声が上がってくれば新規取扱仮想通貨を増やすことを示唆しました。
Revolutとは
2015年にイギリスにて創業、複数通貨への両替を安価な手数料で、迅速に行うことのできるアプリを運営。今回の発表で、合計25種類もの法定通貨と5種類の仮想通貨を交換可能に。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

RevolutがXRPとBCHを採用

Revolutは、機関投資トレーダーを務めたNikolay Storonsky氏(以下、Storonsky氏)及び、銀行分野にてエンジニアを務めたVlad Yatsenko氏(以下、Yatsenko氏)により2015年にイギリスにて創業されました。

複数通貨への両替を安価な手数料で、迅速に行うことのできるアプリを運営しています。

そして、5月24日に、仮想通貨業界において、時価総額第3位のリップル(XRP)及び、第4位のビットコインキャッシュ(BCH)の取り扱いを新たに開始することを発表しました。

同社は、2017年7月にビットコイン(BTC)の取引を開始し、その後同年12月にライトコイン及び、イーサリアムの取り扱いも始めています。

そして、現時点で、Revolutユーザー達は、同社がサポートしている25種類もの法定通貨と5種類の仮想通貨を交換できるようになったのです。

「数ヶ月に及ぶ、議論、努力の末、RevolutアプリにXRP及び、BCHの取り扱いを開始できたことを非常に光栄に思います。」

と公式ウェブサイトにて記述されました。

Revolutのアプリは、仮想通貨の購入、保有、売却を行うことができ、Revolutユーザー同士であれば、取り扱っている仮想通貨を直接送金することが可能です。

しかし、ユーザー達は、ビットコインウォレットアドレスなどを所持しないため、Revolutユーザーではない人に、仮想通貨を直接送金することができず、一度、USDやGBPなどの法定通貨に戻し、既存の仮想通貨取引所に送金してから、仮想通貨を再度購入し、仮想通貨建てで送金しなくてはなりません。

この問題に対し、RevolutのCTO及び、共同創業者を務めるYatsenko氏は、以下のように言及しました。

「私達は、メインストリームの人々に仮想通貨をスムーズに使用してもらうために、世界でも先駆的なこの取り組みを開始しました。

既存の取引所や、秘密鍵、コールドウォレットなどは、多くの人々にとって難解で、参入障壁となっている可能性があるため、消費者達にとって、よりシンプルな方法を取り入れることにしました。」

公式ウェブサイトでの投稿によると、Revolutは、仮想通貨購入の際、提携仮想通貨取引所によって算出された価格の1.5%の手数料を徴収しており、1日に100,000もの取引が仮想通貨によって行われています。

そして、Revolutでは、独自のデビットカードによって、仮想通貨をしようすることができるとされており、

「リアルタイムでの為替レートを使用し、その仮想通貨から法定通貨価値を算出し、Revolutデビットカードで支払いをすることができるのです。」

と記述されています。

XRPとBCHの訳

公式ウェブサイトでは、新規取り扱い仮想通貨として、XRP及び、BCHが選ばれたことを、「コミュニティにおいて最も需要が高かった2通貨である」と説明し、Yatsenko氏は、以下のように続けました。

「私達は、Revolutのコミュニティに対し、新規で取り扱い開始する仮想通貨は何が良いかを聞いていました。

そして、XRP及びBCHの需要が、圧倒的に高かったのです。」

そして、将来的に、同コミュニティにおいて、需要が高まってきていると感じられた通貨があれば、取り扱う通貨を増やしていく意向を示唆しました。

今回の発表の内容はRevolutのブログにも記載されています。

英語表記のみになっていますが、動画もありますのでぜひ こちらからどうぞ。

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