CoinPostで今最も読まれています

ビットコインを再び高騰させる4つの要因とは

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン価格上昇に影響を与える要因は沢山存在します
本記事ではバズ再発、経済危機、ウォールストリート承認、フリーマネーの4つの価格上昇要因を紹介します。

記憶力に自信がない方でも先月初めにビットコインの価格が$5,000(56万円弱)を下回ったのを覚えているはずです、しかもJPモルガンCEOダイモン氏によるビットコインの辛辣な『ビットコインは詐欺である』と批評し、中国ICO禁止令による大幅な急落の前にそれは起きました。

しかし現在では、中国の禁止などによる影響も落ち着き、仮想通貨は回復を見せビットコイン価格$5,000の到達も間もなくでしょう。

ビットコイン価格をこれまで回復させた要素(Forbes参照)はいくつか存在します(特に第3四半期の場合は大きな影響を与えました)。

しかしそれら以外にも価格上昇させる要素はあり、それらの要素により$5,000マーク(又はそれ以上)が間近に迫っているのです。

ビットコイン価格上昇再発

中国の仮想通貨への取り締まり及びダイモン氏のコメントがビットコイン最悪の状況を作り上げたことは間違いないでしょう。

仮想通貨最大の敵(専門的組織に専念されたお金と規制者)が一つとなり、人々に不安を与えました。

しかしこれらの攻撃は今は無く、ビットコインのバズ(価格上昇)は再発しようとしています。

それを引き起こす要因は中国規制の緩和(今後の共産党の選挙で可能)又はダイモン氏の心変わりにあり、中国に続き各国がそれぞれの取り組みをしており、ロシアのプーチン大統領はビットコイン・仮想通貨を禁止するという姿勢を見せています。このように要人や国の発表は大きな影響を与えます。

経済危機に関係する

アメリカ北朝鮮間の緊迫状態をうけて世界市場で約1%ドル為替が下落したとき、ビットコインは微動だにしませんでした。

『ビットコインは通常の市場要因に影響されない上に、これらの要因は年々緊張感を増しているために仮想通貨の人気は増す一方でしょう。』

ジンバブエやベネズエラは周辺国市場の崩壊をうけて、ビットコインに望みを託しています。

そのジンバブエでは自国通貨への信頼・価値がなくなり、ビットコインの需要が増大したことから、ビットコイン価格が80万円相当で取引される状況になり、ビットコインの存在を世界に示す結果になりました。

ジンバブエではビットコインが80万円?自国通貨がインフレしている国の仮想通貨需要について
ビットコインが80万円もの価格を付けるジンバブエ。自国通貨のインフレが起きているため、政府にコントロールされない通貨であるビットコインへと国民達の興味が移っています。

ウォールストリートの承認

ウォールストリートの銀行マンや機関の間では大きな忠誠(ビットコインや仮想通貨の取り扱いについて)の分裂が起きていますが、多数の人はダイモン氏やジョーダン・ベルフォート氏(元株式ブローカー)を取り残し仮想通貨側に加わっています。

今年8月1日の分裂後に起きたビットコイン価格反発を見て、ゴールドマンサックスなどの専門的投資家らはビットコイン側に加盟し、この様な信頼性のある投資銀行の支持は大きな転換点を作ることになり、ビットコインがウォールストリートで認められるような日が近づいています。

ウォール・ストリート・ジャーナル:ゴールドマンサックスが直接的にビットコイン取引を計画
ゴールドマンサックス社がビットコインなど仮想通貨取引を検討中 一部のジャンルでの収益性が21%低下・トラン...

タダでもらえるお金がもたらす影響

今月末、再びビットコインがフォークされビットコインゴールドの誕生が予定されておりますが、この例で‘フォーク’を使うことは少し意味合いがずれてきます。

『チェーン分裂というより、エアードロップに近いです。分裂後ビットコインを所有している人は自動的にビットコインゴールドを所有することになりますが、ビットコイン取引自体はビットコインゴールドに影響されません、逆もまた同様です。』

よってたくさんの人がビットコイン大流行が起き、アルトコインは低価傾向にあるとみています、なぜなら今月末のフォークの後に資産を2倍にすることができるからです。

ビットコインゴールド(タダでもらえた資金)を売却しビットコインの保有量を増やすこともできるのでビットコインの取引量は増加するので、価格に影響するでしょう。

ビットコインのハードフォークで3つ目の新通貨が誕生?ビットコインゴールドとは?
あるグループがビットコインからハードフォークする? Bitcoin Cashの次に、Bitcoin Gol...

Things That Can Push Bitcoin Price to $5,000 and Beyond

October 10th, 2017 by Darryn Pollock

参考記事はこちらから

CoinPostの考察

ビットコインは何度か大きな下落をした過去がありますが、その下落時の価格を上回る回復を見せてきました。

最近の下落も落ち着きを見せ、再び56万円に近づいています。また過去の経験を踏まえると下落時価格を超えると大きな上昇が見込まれます。

ビットコインの価格が上昇する可能性にはウォールストリートを味方につけることが大きく関係するでしょう。

この業界がビットコイン・仮想通貨市場に参入することで取引量は大きく増え、より活気づくことが考えられます。このためには、ビットコイン取引の透明性の改善や、政府がビットコインの環境整備することで市場は広がり、主要な通貨の一つになり得る可能性は大いにあるでしょう。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/19 金曜日
18:00
2024年注目の仮想通貨10選 セクター別の主要銘柄
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。
16:25
ソラナのDEX「Drift」、18万ユーザーに1億トークンのエアドロップ実施へ
ソラナのDEXプロトコル、Driftが1億トークンのエアドロップを実施予定。取引量200億ドル超のプラットフォームで、ユーザー活動に基づくトークン配布が行われる。新たな暗号資産(仮想通貨)DRIFTの詳細を解説。
15:00
コンサル大手EY、イーサリアム基盤の契約管理サービスを立ち上げ
世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤングは、ブロックチェーン技術を活用した企業契約管理ソリューション「EY OpsChain Contract Manager」の立ち上げを発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧