CoinPostで今最も読まれています

Poloniex(ポロニエックス) 世界最大級のアルトコイン取引所

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

poloniex(ポロニエックス)は、アメリカにある仮想通貨取引所です。2014年1月に設立され、世界最大級の取引所となりました。

poloniexには3つのメリットがあります。

アルトコインの取引量世界No.1
poloniexの利用目的はビットコイン⇄アルトコインの取引が最たるものと言えます。ビットコイン以外の仮想通貨であるアルトコインが欲しいという方におすすめの取引所です。
取り扱いアルトコインの数が多い
国内最大アルトコイン取り扱い数の取引所であるコインチェック(coincheck)ですら11種類ですが、poloniexでは64種類もの数のアルトコインを取り扱っています。(2017年7月現在)
手数料が安い
詳しくは下記で述べていますが、ビットコインを所持しているのであれば他の取引所と比較してかなり安くアルトコインを手に入れることができます。

Poloniex(ポロニエックス)新着ニュース記事

目次
  1. 概要
  2. 取り扱い仮想通貨
  3. 登録/口座開設の方法
  4. 手数料
  5. 機能面
  6. アプリ版poloniex
  7. まとめ

poloniex(ポロニエックス)の概要

公式 公式サイトリンク
会社名 Poloniex, Inc.
設立 2014年1月
Founder and CEO Tristan D’Agosta
本社所在地 Wilmington, DE, USA

メリットを上記しましたが、基軸通貨(日本円やドル)での取引は出来ないので、基本的には最初にビットコインをbitFlyerやcoincheck等といった日本円を扱う販売所や取引所でBTCを入手し、そこからpoloniexのウォレットに送金し、アルトコインを手に入れる、といった手順が必要になるという注意点もあります。

  • 日本円入金は不可
  • 法定通貨(フィアット)ではなく仮想通貨同士の取引
  • BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、XMR(モネロ)、USDT(テザー)で他の通貨を購入

この3点は覚えておきましょう。

こういった手間はありますが、国内の取引所ではアルトコインの売買が割高です。その理由はアルトコイン購入相手が企業(例:コインチェック)であり、割高の値段で販売されているのです。

しかしpoloniexでは、取引がP2P(個人端末同士)であるために、アルトコインが安い手数料(0%~0.25%)で手に入ります。これにより日本でも多くの方々が利用しています。

取り扱い仮想通貨

BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、XMR(モネロ)、LTC(ライトコイン)、XRP(リップル)、XEM(ネム)などの様々なアルトコインの取引が可能であり、まだ有名ではないアルトコインも扱っているためその数は64種類(2017年7月現在)にも上ります。

詳しくはこちら↓

登録/口座開設の方法

poloniexは英語のサイトですが、登録や口座開設の方法は国内取引所と同じく簡単です。アカウント開設には段階(レベル1→2)があり、レベル1では1日2,000ドルまで出金が可能で、レベル2では1日25,000ドルまでの出金が可能です。多額の投資をする方にはレベル2までの開設がお勧めです。

なお国内取引所と違い、レベル1のアカウントまでならば本人確認書類(運転免許証やパスポート)なしで取引が出来ます。

詳しくはこちら↓

手数料について

Maker Taker 最近30日間の平均取引額
0.15% 0.25% <600BTC
0.14% 0.24% ≧600BTC
0.12% 0.22% ≧1,200BTC
0.10% 0.20% ≧2,400BTC
0.08% 0.16% ≧6,000BTC
0.05% 0.14% ≧12,000BTC
0.02% 0.12% ≧18,000BTC
0.00% 0.10% ≧24,000BTC
0.00% 0.08% ≧60,000BTC
0.00% 0.05% ≧120,000BTC

Maker :注文者、注文を出す人 Taker:注文者から買う、もしくは売る人

取引量によってtier(階層)が別れており、取引額の多いユーザーの手数料が安くなる仕組みとなっています。tierの確認をするためには、画面右上のメニューの「TRADING TIER STATUS」を参照します。

機能面

ここではpoloniexの取引方法について概要を述べていきます。基本的な入出金や売買以外にも、マージン取引やレンディングといったものがあります。

詳しくはこちら↓

仮想通貨の入出金について

入金については上記の通り日本円ドル共に扱っていませんので、全て仮想通貨のみの入金となります。

入出金はサイトの右上のメニュー「BALANCE」の「DEPOSITS&WITHDRAWALS」から行うことが出来ます。取り扱い仮想通貨の一覧が出るので、入金なら「Deposit」のアドレスに他のウォレットから入金、出金なら「WITHDRAWALS」から出金先アドレスと金額を入力して出金。

英語なので戸惑うかもしれませんが、操作自体は簡単ですのですぐに慣れるでしょう。

まだ送金の作業は残っています。「Withdraw」を押した後、登録したメールアドレスに出金手続きの確認メールが届きます。こちらのメールにて出金手続きを完了しなければ、Poloniexから送金先アドレスへ出金されないので、この作業を忘れないように気をつけてください。ちなみに、送金が完了するには時間がかかる場合もあります。

※入金先アドレスを間違えると送った通貨が消えてしまう場合があります。ビットコインではなくイーサリアムのアドレスに送ってしまった、などということがないようにしましょう。

仮想通貨の売買について

入出金と同じく仮想通貨のみでの取引となります。BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、XMR(モネロ)、USDT(テザー)で他のアルトコインを購入することが出来ますが、ビットコイン以外は購入可能な通貨が限られていますので注意が必要です。

手数料は上記の通り0%~0.25%とかなり安いです。

自分の買いたい価格や売りたい価格で注文を出しておくと楽に取引ができるでしょう。

マージン取引について

poloniexでは通常の現物取引に加えてレバレッジをかけてのマージン取引ができます。

借り入れ相手 P2P(個人端末同士)※poloniexではない
レバレッジ 2.5倍
取引通貨 BTC建取引のみ

レンディングについて

上記したPoloniexのマージン機能を使っているトレーダーに通貨を貸し、利息を受け取ることが出来るレンディング機能があります。

  • 期間は最大2日
  • 期間を過ぎると利息付きで返却される
  • 利息の15%がPoloniexの手数料として引かれる
  • 全通貨でレンディングが可能
  • レートは各通貨毎に日毎で変動

アプリ版polpniexについて

poloniexにはアプリも存在しますが、推奨は出来ません。

理由としては公式アプリではなく個人で作られたアプリである点、更にはチャートを見るのにアプリ内課金(480円)が必要な点です。チャートを見ることが出来ないと売買も出来ません。無料で見ることの出来る範囲の情報はあまり多くないので、素直にブラウザから見る人が多いです。

それでも使ってみたいという方はこちらからどうぞ↓

Polo - For the Poloniex Bitcoin / Altcoin Exchange
Polo – For the Poloniex Bitcoin / Altcoin Exchange
開発元:Johannes Plunien
無料
posted with アプリーチ

まとめ

poloniexは様々なアルトコインの取引をするのであれば必須と言っていい取引所です。

英語が分からないという方でも、読み取る単語は限られているためすぐに慣れる事が出来るでしょう。

手数料も安いため、仮想通貨の取引に慣れ始めて国内取引所で取り扱っていないアルトコインを買いたいと考える方や、国内の販売所で割高のアルトコインを買いたくないと思う方はpoloniexを利用することをおすすめします。

仮想通貨FX向けアプリ【ビットレ君】

相場が動いたらアプリでその場で決済。安心・操作性で選ぶならGMOインターネットグループのビットレ君

詳細はこちら

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07:20
アバランチ財団「Codebase」、最初の支援プロジェクト15社を選出
アバランチではすでに「Colony Lab」という分散型アクセラレーターが活動しているが、今回Codebaseと連携し支援対象への資金提供を拡大し、1プロジェクトにつき、100万ドルを超える金額を提供する可能性がある。
06:45
Bitwiseとフィデリティ、イーサリアム現物ETFの上場申請行う
イーサリアムETFが現在の多くの申請の最終期限となる5月に承認される見込みは、SECがイーサリアム財団を調査しているとの報道などを受け大幅に後退している。1月には70%あったが、現在は20%程度まで低下してきた模様だ。
05:50
Bybit、ソラナミームコイン「POPCAT」の永久先物提供
ソラナの仮想通貨ミームコインへの需要は未だ高い。代表的な犬系ミームコイン「WIF」は29日過去最高値を更新し、前日比で20%上昇している。
03/28 木曜日
17:35
分散型AIの3大プロジェクトが団結、新トークン「ASI」に統合へ
SingularityNET、Fetch.ai、Ocean Protocolが人工超知能連合を結成し、各プロジェクトの暗号資産(仮想通貨)を新トークンASIに統合する計画を発表。単一の分散型AIネットワークとしてリニューアルを目指す。AGIの父と呼ばれるベン・ゲーツェル博士が主導する。
15:58
ビットコインのレイヤー2「BEVM」ローンチ
BEVMがメインネットをローンチ。暗号資産(仮想通貨)ビットコインをガス通貨として利用するEVM互換のレイヤー2ネットワーク。シリーズAで数十億円を調達し、分散型ビットコインクロスチェーンカストディサービスを実現。
15:00
NEARプロトコル、マルチチェーン再ステーキング「LiNEAR」始動へ 
NEARプロトコルがChain Signaturesを導入、暗号資産(仮想通貨)の相互運用性を強化。ビットコインやイーサリアムなど複数のブロックチェーンをサポートする。オムニチェーン再ステーキングLiNEARが始動。
14:15
「イーサリアムが有価証券でもETF化は可能」ブラックロックCEO
仮想通貨イーサリアムに関しては、米国においてその法的ステータスが定かではない。CFTCは商品(コモディティ)と見做している一方、SECはETHに関係するスイスのイーサリアム財団を調査していることが先週報じられた。
10:45
Parallel Studios、VanEckやソラナベンチャーズから53億円調達
パラレルはイーサリアムメインネットおよびBaseチェーン上で稼働するものだが、先日発表された、コロニーのローンチ先がソラナのブロックチェーンであることや、今回ソラナベンチャーズが出資したことから、今後クロスチェーンでの展開が考えられる。
10:15
イーサリアム「BLOB」にデジタルアートを記録する方法 Ethscriptionsが導入
イーサリアムのチェーン上にデジタルアートなどを記録するEthscriptionsは「BlobScriptions」を発表。ブロブにデータを記録する方法となる。
08:10
21Shares、欧州でTONの上場取引型金融商品を提供
今月初めテレグラムは仮想通貨TONを正式に統合し広告収入をチャンネル所有者と共有し、TONブロックチェーン上でToncoinを使って報酬を支払うようになった。この動きが投資家からの需要を押し上げたようだ。
07:30
ブラックロック「BUILD」、一週間で240億円超の資金流入を記録
ブロックチェーン上でトークン化された現実世界資産(RWA)の運用を提供するOndo Financeからの10億円以上新たな資金もありファンドの規模は拡大中。
06:50
スクエニやソラナ財団、Elixir Gamesに21億円出資
Elixir Gamesは、ゲームローンチャー「Elixir Games Launcher」で、さまざまなWeb3ゲームを遊べるPCアプリを提供。また、Web3ゲームがNFTなどのゲーム内資産のセールを代行するローンチパッドで、ミントなどの機能を提供する予定だ。
05:50
SECに有利か、裁判官がコインベースの棄却申し立て認めず
その一方、裁判官は、コインベースが顧客が仮想通貨ウォレットアプリを利用できるようにしたときに、無登録ブローカーとして運営していたというSECの主張を取り下げることを決定した。
03/27 水曜日
17:25
Slash Payment、独自トークンのエアドロップ対象条件を発表
暗号資産(仮想通貨)決済サービスSlash PaaymentのエコシステムトークンSVLについて、エアドロップの参加条件が明かされた。分散型決済エコシステムの利益が、ステーキング参加者に還元。スナップショットまでに割り当てを増やすことも可能だ。
17:00
ビットコインなど仮想通貨投資の始め方|初心者が注意すべきリスクとおすすめ戦略
ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)投資の初心者向けスタートガイドを解説。基本戦略や知識、特に注意すべきリスクやセキュリティ対策を紹介し、「何歳から始められる?」のか、取引所ごとの年齢制限一覧も提供。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/03/28 15:00 ~ 18:00
東京 東京日本橋タワーB2階
2024/04/06 ~ 2024/04/09
香港 香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター3FG
2024/04/09 14:00 ~ 16:00
その他 オンライン
2024/04/13 ~ 2024/04/14
東京 東京都港区
重要指標
一覧
新着指標
一覧