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仮想通貨界で多くの事業を手がけるBinanceが日本から人材を募集中 

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仮想通貨界の多くの事業を手がけるBinanceが日本からの人材を募集
24h取引高が3位に上り詰める世界の大手仮想通貨企業Binance社は日本支社を立ち上げ、日本からの人材募集を行なっています。
Binanceへの質問募集
Binance CEOへ聞きたい質問を募集します。インタビューについてや採用についてのご質問も承ります。
Binance注目すべきCEOのインタビュー回答
大手取引所Binance CEOが回答するもう一度確認すべきインタビューです。

2017年7月に設立し、9月に日本語対応、そして日本支社を設立中の仮想通貨事業所Binance(バイナンス)は、24h取引高が世界ベスト3入りする程までに急成長を遂げ、世界の取引所の中でも大手と言えるほどの規模を誇っています。

私たちCoinPostは11月に、CEOのChangPeng(CZ氏)そしてHead of Internaitonal Markets のTed Lin(Ted氏)に独占インタビューをさせていただきました。

今回はBinance人材募集紹介をCoinPostからも紹介させていただきます。また、世界をリードするBinanceへの質問募集をいたします。Binanceに質問したいことがありましたらCoinPostへご連絡ください。そして、最後にチェックしておくべき3回にわたるBinanceインタビューの注目回答をまとめました。

Binance日本人の人材募集中

Binanceは日本での活動を大きくしていく為、東京に日本支社を設立しました。

今後は、さらに日本市場でも有名となる取引所の一つとなるでしょう。そんなBinanceですが、今回大幅な日本人の人材採用を行うということです。

海外大手取引所など多くの事業を手がけるBinanceで働けるチャンスはなかなかありません、この機会に一度仮想通貨を支える事業で働くという選択はいかがでしょうか?

ご興味がございましたらこちらより詳細をご確認ください。

上記リンク内容を理解した上で英語履歴書をリンク下部メールへ送る形となります。

もし、採用に関してわからない点がございましたらBinanceへ直接ご連絡ください。

質疑応答

今回、Binanceのお二人にインタビューに答えて頂きましたが、Binanceはユーザーさんとの接点を大事にしており、皆さんからご質問、要望を受け付けております。

24h取引高が世界ベスト3入りするようになった大手取引所そして、今後は日本にての活動も期待される大手仮想通貨事業Binanceにご質問できる機会も少ないと思います。

世界の取引所に質問がある方がいましたら、info@coinpost.jpまたはtwitterよりお気軽にコメント、ご連絡ください。

注目-質疑応答まとめ内容

私たちが取引所を利用する際に一番怖い点は、取引所がハッキング被害に遭うということで、これは取引所も一番警戒すべき点であると思います。

また、一度に取引が集中してしまった場合、取引所がシャットダウンしてしまうこともあります。

このような場合、対処はどのように行っているのでしょうか?

CZ氏

セキュリティーに関していえば、一日中話すことができます。

まず物理的セキュリティ、ネットワークセキュリティ、そしてビジネスセキュリティ(ビジネスパーソネル)などの形成があります。

我々はセキュリティを保証するために、非常に深い部分まで調査をします、なぜなら安全面は最優先だからです。

この世界で働き始めて20年が達ち、従来の金融界の経験も豊富なので、この面に関しては自信があります。

さらに言えば、安全面を確実に保証するために、ビジネスが遅延するほど時間を掛けているほどです。

取引量に関して話すと、システムエンジニアの方が対応しています。

Binanceは世界最大の取引プラットフォームになることが目標で、今日の取引量を千倍に増やします。

したがって元々一度に多量の取引ができるようにシステムの設計がされています。

例を出すと、現在我々のシステムは毎秒5GBのデータを放出しています。

DDoSのサイバー攻撃は通常、5~10、大きければ100~600GBの規模ですが、我々のシステムは毎秒5GBのデータを放出しているため、全く問題なく利用できるでしょう

仮想通貨交換事業者の登録が完了した、たくさんの日本取引所がありますが、Binanceと日本取引所の違いを教えてください。

Binanceは今後、日本の取引所として登録していくのでしょうか?

CZ氏

日本の登録取引所との違いは、円と仮想通貨の交換を行わない点です(法定通貨の取引をしない)。

私たちは仮想通貨だけの取引に対応しているため、仮想通貨に馴染んだコアな方々に向けた取引所なのです。

日本の取引所は円の取引に対応しているため、より仮想通貨初心者向けです。

プロダクト面を話すと、日本国内の取引所のプロダクトと違い、ほぼ全ての機器に対応しています。iOS、アンドロイド、PCなどです。

多国語のカスタマーサポートを提供するため、我々のターゲットはとても国際的だと言えるでしょう。

企業文化面を話すと、国内ではGMOなどの大手企業がバックアップしている取引所が存在します。

仮想通貨界では大きいチームですが、国内企業と比べるとBinanceチームは小さい方かもしれません。しかしチームが小さいからこそ適応力があります。

登録に関して言えば、日本のパートナーさんと協力してbinance.jpのような形で将来国内市場に適応していきます(日本円↔ビットコイン)。

米大手投資銀行JPモルガン、ダイモン氏のような仮想通貨に批判的な著名人がいますが、仮想通貨はバブルなのでしょうか?

CZ氏

私は彼の考えは間違っていると思います。ダイモン氏の発言はとても無礼だと思いました。

私は仮想通貨界に5~6年いますが、否定的な意見は常に存在しました。しかし誰かが仮想通貨の否定的なコメントをする度にビットコイン値は上がり続ける現実を見てきました。

権力の強い政府が仮想通貨を禁止させようとしましたが、結果はどうでしょう?価格は必ず上昇します。

仮想通貨“界”は絶対にバブルではないです。しかし一部のプロジェクトは過剰評価されているかもしれません、よってそれらはバブルの可能性があります。

従来の金融の投資界では、10のプロジェクトで生き残るのは1つだけです。

バブルか否かとは関係なく、従来の金融界と似たように仮想通貨界のICOも厳しい世界なのです。

それがスタートアップの自然な姿なのです。その見方で言えば、バブルでしょう。しかし仮想通貨自体は今後2年、5年、50年なくなることはないでしょう。

今の仮想通貨界の改善点や欠点はなんでしょう?

CZ氏

私はこの仮想通貨界はまだ発展中で、eコマースやビデオ電話を夢にみてた1950年代のインターネット発展時代に似ていると思います。

成長するためにはインフラストラクチャー整備が整わなければなりません。その中でもウォレットはとても大きな要素で、交換所も含め改善余地はあります。

特にウォレットのセキュリティ面です。ウォレット口座に100万ドルなどの大金を安心して貯金できる方は多くないでしょう。

それはソフトウェアやビットコインの問題だけではなく、ハードウェアにも関連します(例:もしこのPCが壊れたとき、口座は残るのか?)。

仮想通貨を受け付ける支払いサービスはもっと必要で、利用はアップルペイより簡単になるべきだと思います。

  規制に関しては、政府とは別の団体がどのような規制を仮想通貨にすべきかを考えるべきだと思います。

ビットコインブロックチェーンも改善されるべきです。本来の目的は果たしていますが、仮想通貨界が発展したためその需要に応えられていないのが現実です。

現状では取引数が多く、手数料は高額です。本来仮想通貨の送受信は低コストでなければいけないはずです。

4つ目の点としては、もっと多くのニュース、メディアアプリ、アナリストが仮想通貨をピックアップし正しい教育をする必要があります。

このように仮想通貨界がまだ若いので、改善点はたくさんあります。

CoinPostインタビュー記事、Youtubeはこちら↓
【第1弾:紹介編】海外大手仮想通貨取引所のBinanceに独占インタビュー
2017年7月に設立し、9月に日本語対応、そして日本支社を設立中の香港の仮想通貨取引所Binanceに、CoinPostが独占インタビューを行いました。Binanceは1日の取引高が世界ベスト5入りする程までに急成長を遂げた大手取引所です。
【第2弾:今後の予定編】海外大手仮想通貨取引所のBinanceに独占インタビュー
急成長を遂げるBinance、今後さらなる事業に挑戦。2018年までには最も高い取引量を誇るプラットフォームを目指し、対応言語、オフィスの数、チームも増やして行くそうです。今後、仮想通貨界でのキープレイヤーとなる注目の取引所です。
【第3弾:仮想通貨の未来編】海外大手仮想通貨取引所のBinanceに独占インタビュー
Binance CEOが語る仮想通貨市場の未来、仮想通貨はバブルではない ICOはスタートアップの...
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注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
03/28 木曜日
17:35
分散型AIの3大プロジェクトが団結、新トークン「ASI」に統合へ
SingularityNET、Fetch.ai、Ocean Protocolが人工超知能連合を結成し、各プロジェクトの暗号資産(仮想通貨)を新トークンASIに統合する計画を発表。単一の分散型AIネットワークとしてリニューアルを目指す。AGIの父と呼ばれるベン・ゲーツェル博士が主導する。
15:58
ビットコインのレイヤー2「BEVM」ローンチ
BEVMがメインネットをローンチ。暗号資産(仮想通貨)ビットコインをガス通貨として利用するEVM互換のレイヤー2ネットワーク。シリーズAで数十億円を調達し、分散型ビットコインクロスチェーンカストディサービスを実現。
15:00
NEARプロトコル、マルチチェーン再ステーキング「LiNEAR」始動へ 
NEARプロトコルがChain Signaturesを導入、暗号資産(仮想通貨)の相互運用性を強化。ビットコインやイーサリアムなど複数のブロックチェーンをサポートする。オムニチェーン再ステーキングLiNEARが始動。
14:15
「イーサリアムが有価証券でもETF化は可能」ブラックロックCEO
仮想通貨イーサリアムに関しては、米国においてその法的ステータスが定かではない。CFTCは商品(コモディティ)と見做している一方、SECはETHに関係するスイスのイーサリアム財団を調査していることが先週報じられた。
10:45
Parallel Studios、VanEckやソラナベンチャーズから53億円調達
パラレルはイーサリアムメインネットおよびBaseチェーン上で稼働するものだが、先日発表された、コロニーのローンチ先がソラナのブロックチェーンであることや、今回ソラナベンチャーズが出資したことから、今後クロスチェーンでの展開が考えられる。
10:15
イーサリアム「BLOB」にデジタルアートを記録する方法 Ethscriptionsが導入
イーサリアムのチェーン上にデジタルアートなどを記録するEthscriptionsは「BlobScriptions」を発表。ブロブにデータを記録する方法となる。
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21Shares、欧州でTONの上場取引型金融商品を提供
今月初めテレグラムは仮想通貨TONを正式に統合し広告収入をチャンネル所有者と共有し、TONブロックチェーン上でToncoinを使って報酬を支払うようになった。この動きが投資家からの需要を押し上げたようだ。
07:30
ブラックロック「BUILD」、一週間で240億円超の資金流入を記録
ブロックチェーン上でトークン化された現実世界資産(RWA)の運用を提供するOndo Financeからの10億円以上新たな資金もありファンドの規模は拡大中。
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スクエニやソラナ財団、Elixir Gamesに21億円出資
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SECに有利か、裁判官がコインベースの棄却申し立て認めず
その一方、裁判官は、コインベースが顧客が仮想通貨ウォレットアプリを利用できるようにしたときに、無登録ブローカーとして運営していたというSECの主張を取り下げることを決定した。
03/27 水曜日
17:25
Slash Payment、独自トークンのエアドロップ対象条件を発表
暗号資産(仮想通貨)決済サービスSlash PaaymentのエコシステムトークンSVLについて、エアドロップの参加条件が明かされた。分散型決済エコシステムの利益が、ステーキング参加者に還元。スナップショットまでに割り当てを増やすことも可能だ。
17:00
ビットコインなど仮想通貨投資の始め方|初心者が注意すべきリスクとおすすめ戦略
ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)投資の初心者向けスタートガイドを解説。基本戦略や知識、特に注意すべきリスクやセキュリティ対策を紹介し、「何歳から始められる?」のか、取引所ごとの年齢制限一覧も提供。
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KDDIが展開する「αU market」で、『PHANTOM GALAXIES』の限定版NFT販売を開始。アニモカブランズが支援するブロックチェーンゲームとの連携施策の第一弾。暗号資産(仮想通貨)ウォレット「αU wallet」を接続して購入できる。
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スイスを拠点にする資産運用企業21Sharesは、仮想通貨ビットコインの半減期が市場に及ぼす影響について分析したレポートを発表。ビットコインは現在、過去3回の半減期とは、「異なる市場ダイナミクスを経験している」と指摘した。
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ビットコイン7万ドル台で堅調推移、コインベース・プレミアムは強気から中立に
暗号資産(仮想通貨)市場では、半減期前のビットコインは過去最高値に迫る7万ドル台まで反発して堅調推移を辿る。米国の機関投資家動向を示すコインベース・プレミアムは強気から中立に転じた。

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2024/04/09 14:00 ~ 16:00
その他 オンライン
2024/04/13 ~ 2024/04/14
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