高速化・低コスト化へ
イーサリアムの開発者たちは、30日に開催されたネットワークの隔週調整会議での決定を経て、待望の「フサカ」(Fusaka)アップグレードを12月3日に正式に決定した。
この決定は、最終テストネット「フーディ」(Hoodi)での成功を受け、全コア開発者コンセンサスレイヤー会議第168回で最終決定されたものだ。
フサカのアップグレードにより、イーサリアムの2025年2回目のハードフォークへのカウントダウンが始まる。特に注目すべきは、フサカがバリデーターのデータアクセスを効率化する技術であるPeer Data Availability Sampling(PeerDAS)を実装することだ。
PeerDASはバリデーターが「ブロブ」(レイヤー2データを一時保存するデータパッケージ)全体ではなく、データの一部のみを検証できるようにする技術だ。これにより帯域幅の要件が大幅に削減され、バリデーターとレイヤー2ネットワークの両方のコストが削減される。これにより、取引を行うユーザーにとっても、ネットワーク上で構築する開発者にとっても、イーサリアムはより高速で低コストになる。
フサカはまた、イーサリアムのブロックガスリミットを3,000万から1億5,000万ユニットに引き上げ、その後急速に倍増することが見込まれている。
関連:ヴィタリック「イーサリアムの拡張性向上にフサカのPeerDAS導入は重要」



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