CoinPostで今最も読まれています

BTC市場に中国マネー再び 中国人専門家が現仮想通貨市場へ見解語る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

中国人投資家主導のBTC強気相場再来について
中国人ファンドマネージャーのDovey Wan氏は、中国人投資家がビットコイン市場に出戻る可能性があると指摘した。仮想通貨市場は今も昔も中国が重要である理由を語り、投資家を呼び戻す条件を指摘した。

中国人投資家主導のBTC強気相場再来について

中国人投資家が再び戻ってくることが、仮想通貨市場の転換点になる。

仮想通貨取引が禁止される中国が、今後も重要となると指摘するのは、中国の投資事業に精通している米仮想通貨ファンド責任者Dovey Wan氏だ。中国人投資家がビットコイン(BTC)の強気相場の再来をもたらす可能性について、バイナンスのポッドキャストで述べた。

市場停滞に伴い、世界的に出来高が減少傾向にあるが、活気が戻るタイミングで、中国マネーが出戻りすると見ており、ボラティリティが投資家を呼び戻す条件と考えているという。

中国マネーと仮想通貨市場

中国人投資家は、相対的に安定する株市場よりもボラティリティの高い仮想通貨を好んで取引を行なっていたが、最近ビットコインが閑散相場にあることを理由に、ビットコインに対する投資・投機を躊躇している状況にあると指摘。ビットコインが再び活気を取り戻したタイミングで、中国マネーの資金流入に期待できると見ている。

中国では、取引所を通じた仮想通貨取引が禁止されているが、OTCなど相対取引を利用して仮想通貨への投資は継続されてきた背景がある。USDTの市場ドミナンスが上昇した背景も、これら中国のOTC取引需要に伴う要因が大きいと考えられている。市場のマネーフローで直接的に中国元(CNY)がみられなくとも、間接的に中国マネーが市場における重要な位置づけであることは、今も昔も変わらない。

Dovey Wan氏は、ビットコインのネットワークを支えるマイニングも、以前中国が支えており、「ビットコインのマイニングハッシュレートの7〜8割はおそらく中国によるもの」と指摘する。大手マイナーの多くは四川省などの地域で設備投資を行い、マシン開発を含め、内製化することで巨大な組織を運営している。

投資全般では、「投資家は自分自身にその他の投資商品のROIが今後3〜5年の間、ビットコインより優れるかどうか問いかけたほうがいいだろう。」と語り、ビットコインは2019年に入ってからの価格パフォーマンスは、およそ187%の上昇率を記録、米ダウ平均では19%と、依然高い水準にあることを強調した。

参考:Dovey Wan

CoinPostの注目記事

BitMEX CEO「ビットコイン2万ドル到達に2つのステップ」 理由は11日の大型カンファレンス後に解説か
BitMEXのCEO Arthur Hayes氏が、ビットコイン2万ドルに関して言及。ビットコインETFがローンチするとした報道などとタイミングが重なり、市場の上昇につながった。理由は、来週予定の業界大型イベントの後に見解を語ると見られる。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
03/28 木曜日
17:35
分散型AIの3大プロジェクトが団結、新トークン「ASI」に統合へ
SingularityNET、Fetch.ai、Ocean Protocolが人工超知能連合を結成し、各プロジェクトの暗号資産(仮想通貨)を新トークンASIに統合する計画を発表。単一の分散型AIネットワークとしてリニューアルを目指す。AGIの父と呼ばれるベン・ゲーツェル博士が主導する。
15:58
ビットコインのレイヤー2「BEVM」ローンチ
BEVMがメインネットをローンチ。暗号資産(仮想通貨)ビットコインをガス通貨として利用するEVM互換のレイヤー2ネットワーク。シリーズAで数十億円を調達し、分散型ビットコインクロスチェーンカストディサービスを実現。
15:00
NEARプロトコル、マルチチェーン再ステーキング「LiNEAR」始動へ 
NEARプロトコルがChain Signaturesを導入、暗号資産(仮想通貨)の相互運用性を強化。ビットコインやイーサリアムなど複数のブロックチェーンをサポートする。オムニチェーン再ステーキングLiNEARが始動。
14:15
「イーサリアムが有価証券でもETF化は可能」ブラックロックCEO
仮想通貨イーサリアムに関しては、米国においてその法的ステータスが定かではない。CFTCは商品(コモディティ)と見做している一方、SECはETHに関係するスイスのイーサリアム財団を調査していることが先週報じられた。
10:45
Parallel Studios、VanEckやソラナベンチャーズから53億円調達
パラレルはイーサリアムメインネットおよびBaseチェーン上で稼働するものだが、先日発表された、コロニーのローンチ先がソラナのブロックチェーンであることや、今回ソラナベンチャーズが出資したことから、今後クロスチェーンでの展開が考えられる。
10:15
イーサリアム「BLOB」にデジタルアートを記録する方法 Ethscriptionsが導入
イーサリアムのチェーン上にデジタルアートなどを記録するEthscriptionsは「BlobScriptions」を発表。ブロブにデータを記録する方法となる。
08:10
21Shares、欧州でTONの上場取引型金融商品を提供
今月初めテレグラムは仮想通貨TONを正式に統合し広告収入をチャンネル所有者と共有し、TONブロックチェーン上でToncoinを使って報酬を支払うようになった。この動きが投資家からの需要を押し上げたようだ。
07:30
ブラックロック「BUILD」、一週間で240億円超の資金流入を記録
ブロックチェーン上でトークン化された現実世界資産(RWA)の運用を提供するOndo Financeからの10億円以上新たな資金もありファンドの規模は拡大中。
06:50
スクエニやソラナ財団、Elixir Gamesに21億円出資
Elixir Gamesは、ゲームローンチャー「Elixir Games Launcher」で、さまざまなWeb3ゲームを遊べるPCアプリを提供。また、Web3ゲームがNFTなどのゲーム内資産のセールを代行するローンチパッドで、ミントなどの機能を提供する予定だ。
05:50
SECに有利か、裁判官がコインベースの棄却申し立て認めず
その一方、裁判官は、コインベースが顧客が仮想通貨ウォレットアプリを利用できるようにしたときに、無登録ブローカーとして運営していたというSECの主張を取り下げることを決定した。
03/27 水曜日
17:25
Slash Payment、独自トークンのエアドロップ対象条件を発表
暗号資産(仮想通貨)決済サービスSlash PaaymentのエコシステムトークンSVLについて、エアドロップの参加条件が明かされた。分散型決済エコシステムの利益が、ステーキング参加者に還元。スナップショットまでに割り当てを増やすことも可能だ。
17:00
ビットコインなど仮想通貨投資の始め方|初心者が注意すべきリスクとおすすめ戦略
ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)投資の初心者向けスタートガイドを解説。基本戦略や知識、特に注意すべきリスクやセキュリティ対策を紹介し、「何歳から始められる?」のか、取引所ごとの年齢制限一覧も提供。
16:04
KDDIのNFT市場「αU market」、アニモカブランズとの連携開始
KDDIが展開する「αU market」で、『PHANTOM GALAXIES』の限定版NFT販売を開始。アニモカブランズが支援するブロックチェーンゲームとの連携施策の第一弾。暗号資産(仮想通貨)ウォレット「αU wallet」を接続して購入できる。
14:23
21Shares「半減期前のビットコインは、過去の歴史とは異なるダイナミクスを経験している」
スイスを拠点にする資産運用企業21Sharesは、仮想通貨ビットコインの半減期が市場に及ぼす影響について分析したレポートを発表。ビットコインは現在、過去3回の半減期とは、「異なる市場ダイナミクスを経験している」と指摘した。
12:23
ビットコイン7万ドル台で堅調推移、コインベース・プレミアムは強気から中立に
暗号資産(仮想通貨)市場では、半減期前のビットコインは過去最高値に迫る7万ドル台まで反発して堅調推移を辿る。米国の機関投資家動向を示すコインベース・プレミアムは強気から中立に転じた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/03/28 15:00 ~ 18:00
東京 東京日本橋タワーB2階
2024/04/06 ~ 2024/04/09
香港 香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター3FG
2024/04/09 14:00 ~ 16:00
その他 オンライン
2024/04/13 ~ 2024/04/14
東京 東京都港区
重要指標
一覧
新着指標
一覧