CoinPostで今最も読まれています

中国大手アリババの決済部門、企業向けブロックチェーンの実証実験を開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ブロックチェーンのテスト開始

中国Eコマース大手Alibabaの支払い部門を担うAnt Financial社が、国際決済領域の企業向けブロックチェーンプラットフォームのテストを開始したことが分かった。現地メディアSina Financeが報じた。

本内容は、中国の烏鎮で先週開催されたブロックチェーンカンファレンスで、Ant Financial社で技術と事業革新を担当するシニアディレクターJieli Li氏が発表たプロジェクトに関するものだ。

プラットフォームは「Ant Blockchain Open Alliance」という名称で、3カ月のテスト運用を行なったのち、2020年2月のローンチを予定する。利用対象は中小企業で、コスト削減や事業拡大をサポートするという。

Li氏は、信頼できるネットワークを構築するため、本ブロックチェーンネットワークのノードの選出は慎重に行うと述べている合意形成をただ行うだけでなく、権威ある承認を提供してもらう必要があるため、教育機関や認証機関が望ましいと説明。運用する業界から選ぶというが、まだ企業名は明らかにされていない。

中国では、現在ブロックチェーン技術への関心が非常に高まっている。Li氏もその熱意を感じているという。

先月25日に習近平国家主席がブロックチェーン活用の推進を発表したことから始まった中国の活発な動きは現在でも継続中だ。最近では国営通信社である新華社(しんかしゃ)が、「ビットコインはブロックチェーン技術で最初に成功したアプリケーション」と報じたことが明らかになった。中国国内で、仮想通貨に関する報道方針にも変化が生じている。

関連中国国営新聞社『ビットコインはブロックチェーン最初の成功事例』

参考資料 : Sina Finance

CoinPostの関連記事

中国大手アリババ、最大5%の仮想通貨BTCを還元可能に Lolliとの提携で実現
中国の大手EコマースAlibabaがビットコイン還元アプリLolliと提携、最大5%の仮想通貨BTCの還元を行う。
中国人民銀行「デジタル人民元の発行に”情報支配”の意図はない」
中国人民銀行の穆長春所長は12日、「デジタル人民元」構想は、中国国民の個人情報を支配する意図で発行するものではないと弁明した。その背景には、同国の独自事情がある。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/19 金曜日
18:00
2024年注目の仮想通貨10選 セクター別の主要銘柄
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。
16:25
ソラナのDEX「Drift」、18万ユーザーに1億トークンのエアドロップ実施へ
ソラナのDEXプロトコル、Driftが1億トークンのエアドロップを実施予定。取引量200億ドル超のプラットフォームで、ユーザー活動に基づくトークン配布が行われる。新たな暗号資産(仮想通貨)DRIFTの詳細を解説。
15:00
コンサル大手EY、イーサリアム基盤の契約管理サービスを立ち上げ
世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤングは、ブロックチェーン技術を活用した企業契約管理ソリューション「EY OpsChain Contract Manager」の立ち上げを発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧