イーサリアムのスケーラビリティが2000倍に向上か、最新イスタンブール実装で

「イスタンブール」アップデートでイーサリアムのスケーラビリティが大幅向上か

イーサリアムの最新のネットワークアップデート「イスタンブール」の実装でイーサリアムネットワークのスケーラビリティ(拡張性)が大幅に向上する効果が見込めるポテンシャルが指摘された。ブロックチェーンのスケーラビリティ向上に取り組むスタートアップであるStarkWareが、最新のアップデート後におけるイーサリアムネットワークのスケーラビリティ向上効果を測定した。

StarkWare独自の測定方法によると、イーサリアム レイヤー1のスケーラビリティは2019年末に完了した「イスタンブール」によって大幅に改善したポテンシャルがあり、一回当たり75GASの消費で毎秒9000回の取引を処理できるようになるという。アップデート前は一回当たり300GASの消費で毎秒2000回の処理を行なっていたことから、大幅な改善として測定されたことになる。倍率にして約2000倍のスケーラビリティ向上に相当する。

イーサリアムは昨年12月にイスタンブールアップデートを実行。このアップデートによって、GASコストの低減など6つの改善が加えられた。

Starkwareは匿名通貨「ジーキャッシュ(ZEC)」を考案した科学者らが立ち上げたスタートアップだ。自社開発のゼロ知識証明技術を使って、イーサリアムのスケーラビリティ向上とプライバシー改善のためのソリューションの開発に取り組んでいる。

Starkwareは、ERC-20トークンを取り扱う取引所であるDeversiFiなどのプロジェクトを改善するためのメインネットを近日リリースする予定だ。


画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

THE BLOCK とは

Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。