CoinPostで今最も読まれています

Wavesプラットフォームにおける3つの新規プロジェクトを発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

WavesとWaves Lab
Wavesは、2016年6月に誕生し、ICOで$1600万(約16.7億円)を調達した先駆的なブロックチェーンのエコシステムです。またWaves Labは、Wavesプラットフォームインフラを使用し、有望なICOプロジェクト支援を行なっています。
Wavesの3つの新たなプロジェクト
Waves Labに、仮想通貨の日常使用を目的としたPaytomat、ブロックチェーン基盤の取引アルゴリズムであるTradingene、トルコ法定通貨のゲートウェイとしての役割を果たすDigiliraという新たな3つのプロジェクトを受け入れることを発表しました。

2018年3月22日オランダのアムステルダムにて、ブロックチェーン基盤のプラットフォームであるWavesチームは、自身の研究・開発機関であるWaves Labにおいて、Paytomat、Tradingene、Digiliraという新たな3つのプロジェクトを始動することを発表しました。

Waves Labは、Wavesプラットフォームのインフラを使用し、有望なICOプロジェクトの醸成に焦点を置いたブロックチェーン技術のインキュベーターです。

スタートアップに対し、出資、法的サポート、アドバイス、リソース、宣伝、マーケティングを提供しており、既にその支援を受けたプロジェクトは上記で挙げた3つに加え、Simdaq、MyTrackNetがあります。

詳細についてはWaves Lab HPをご覧ください。

仮想通貨 Waves(ウェーブス)とは?/分散型取引所やトークン発行機能など、機能豊富なプラットフォーム
仮想通貨 Wavesとは、分散型取引所(DEX)、誰でも簡単に出来る独自トークンの発行、Airdrop、ICOプラットフォームとしての機能等様々な特徴を持つプラットフォームです。

Paytomatプロジェクト

Paytomatはブロックチェーンを基盤とした決済処理システムであり、販売者、消費者、仮想通貨コアチームをマッチングし、仮想通貨をリアルタイムの決済手段として活用することを目的としたプロジェクトです。

このプロジェクトではPITトークンを発行し、そのプリセールが4月2日に開始されます。

Paytomatチームは、以下に示す支援を受けます。

  • 資産配分:PTIトークンと引き換えにWaves Labが100000WAVESの出資予算を用意
  • 顧問支援:ICO顧問、トークン経済、市場適応に関連した全般的な支援
  • マーケティング顧問:宣伝戦略のコンサルティング、Wavesコミュニティへのアクセス及び、共同広告活動
  • その他の支援:世界中の潜在的提携者、顧問、出資、個人投資家との繋がり

Paytomat CEOのYurii Olentyr氏は、以下のコメントを発表しています。

Paytomatは、日常的な仮想通貨使用が国際的に拡大することを目指しています。

私たちは、さらなる拡大とビジネスの発展に向けてトークン販売を行います。

Waves Labに参加し、資金や、顧問サポート、世界的な影響力のあるコミュニティの支援を受けられたことは、私達にとって大きな起爆剤となりました。

柔軟性、シンプルさに惹かれてWavesプラットフォームの使用に踏み切り、Wavesのスマートコントラクトキットを使用し、容易にPTIトークンをカスタマイズすることができました。

さらに、取引スピードも非常に速く、コミュニティメンバーの顧客体験にも必要な要素だったと感じています。

Tradingegeプロジェクト

Tradingeneは、ブロックチェーンを用いた取引アルゴリズムの市場プラットフォームであり、ユーザー自身がプログラムを作成、展開し、仮想通貨トレードを行うことができます。

過去3年間の開発期間で、そのチームは世界有数の複数の大学からトレード戦略に精通した数学者や、プログラマー経験のある300人以上のアルゴリズム作成者を魅了しています。

Tradingeneは、Waves Labより綿密な監査及び、ICOキャンペーンのアドバイスを受け、Wavesコミュニティのアクセス、そして、共同PR活動を行う予定です。

さらに、個人投資家、ファンド、主要仮想通貨評論家やインフルエンサーなどネットワーク上の全てのコンタクトや、Waves Labの提携先へのアクセスも可能になります。

TradingeneのCOOであるSergey Kuzmin氏は、以下のコメントを発表しています。

最近のICOの多くがイーサリアムブロックチェーンを使用して行われていますが、Tradingeneは、短期的な利益でなく、より長いタイムスパンでの開発・運用を考えているため、最速で最安のWavesプラットフォームのブロックチェーンを使用します。

私たちは、商品をユーザー視点で構築し、近い将来に国際的な拡張性も持たせようとしています。

よって、ユーザーにとってはTradngeneの取引スピード及び、手数料が非常に重要なものとなります。

また、投資家の方々に納得いただける利益や、柔軟な機能を提供することに重きを置いており、Waves・Waves Labにはその実現に向けた最適なツールを提供してもらいました。

結果、現代のトレーダーや投資家達にとって作業環境がいかに大切であるかを再認識することができました。

Waves及びTradingeneは同じ目標に向かい、顧客体験を第一に考え商品開発を進め、躍進していくつもりです。

Digiliraプロジェクト

Digiliraは、Waves DEX上で、トルコの法定通貨であるトルコリラ(TRY)をWTRYと呼ばれる仮想通貨トークンに変換するプラットフォームです。

WTRYトークンは、Wavesプラットフォーム上で発行され、トルコリラと1:1の比率で交換されます

よって、Digitaliraは、トルコリラからWTRYトークンに変換するゲートウェイの役割を果たし、その名前は、Digital Turkish Lira(デジタルトルコリラ)の省略形からきています。

Digitaliraは2017年12月11日にサービス提供を開始し、現時点で8000人以上の顧客を抱えており、既に1000万トルコリラ(約2.6億円)がそのゲートウェイを通して、入出金されています。

そして、Digitaliraを通して、2600以上の新規Wavesウォレットが作成されました

Digitaliraは、既に少額のスタートアップ出資を受け取っており、トルコリラの公式Wavesゲートウェイとしてのステータスも獲得しています。

Waves Labのプログラムの一環として、Digitaliraプロジェクトと提携し、多くのゲートウェイの追加、ローカルゲートウェイの解説を希望するプロジェクトへのコンサルティング、ゲートウェイの迅速な開設のためのホワイトラベル開発に取り組んでいく方針です。

Waves LabのCOOであるVitaliy Tsigulev氏は、以下のコメントを発表しています。

私たちは、Paytomat、Tradingeneといった非常に強力なICOプロジェクトをWaves Labで受け入れることができ、光栄に思っています。

これらのプロジェクトは非常に洗練されたチームであり、トークン販売に至るまで何年間も自身の企業を発展させてきました。

しかし、Digiliraプロジェクトに関しては、ローカルなWavesコミュニティを団結させた特殊な例であると言えます。

このプロジェクトは、各々のコミュニテイがもつ仮想通貨市場へのさまざまなアプローチを集約させることで成立すると考えられます。

Waves Lab Announces New Residents

Mar 23, 2018

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
18:00
2024年注目の仮想通貨10選 セクター別の主要銘柄
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。
16:25
ソラナのDEX「Drift」、18万ユーザーに1億トークンのエアドロップ実施へ
ソラナのDEXプロトコル、Driftが1億トークンのエアドロップを実施予定。取引量200億ドル超のプラットフォームで、ユーザー活動に基づくトークン配布が行われる。新たな暗号資産(仮想通貨)DRIFTの詳細を解説。
15:00
コンサル大手EY、イーサリアム基盤の契約管理サービスを立ち上げ
世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤングは、ブロックチェーン技術を活用した企業契約管理ソリューション「EY OpsChain Contract Manager」の立ち上げを発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧