CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨XRP(リップル)の準備金に変更案

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

XRPの変更提案

暗号資産(仮想通貨)XRP(リップル)の分散型台帳「XRPレジャー(XRPL)」で、ネットワークに関する変更が提案されていることが分かった。フレアネットワークにオラクル機能を提供するプロジェクトで、ネットワークバリデータのFTSO.EUが提案した。

この提案は、XRPレジャーのウォレットを有効化する際に最低20XRPを保有していなくてはいけないというルールを変更しようという内容。FTSO.EUは、この基準を10XRPまで下げることを提案した。

XRPレジャーは、悪意ある使用によって台帳が過度に拡大しないように、準備金(リザーブ)の仕組みを導入している。そのうちの1つが、各アドレスに必要な「基本準備金」で、現在は20XRPに設定される。XRPレジャーではバリデーターが準備金の変更等に投票できる仕組みになっている。

この基準を下げようという提案には、米リップル社のDavid Schwartz最高技術責任者(CTO)や、リップル社の投資部門投資部門「RippleX(旧Xpring)」から出資を受けてXRPL Labsを創設したWietse Wind氏らも賛同した。

FTSO.EUは今回、もう1つの提案にも支持を表明している。こちらはXRPレジャー上の情報や処理など、保有するデータに応じて必要となる「所有者準備金」に関する内容。こちらは1項目につき5XRPが必要と現在定められているが、この準備金について、FTSO.EUは2XRPに下げることを提案した。Wietse Wind氏も先月、ツイッターで2XRPに下げることに賛同の意を示している。

関連:仮想通貨XRP(リップル)とは|関連プロジェクトと今後の将来性

フレアネットワークについて

FTSO.EUはフレアネットワークにオラクルを提供するプロジェクト。仮想通貨取引所や分散型取引所(DEX)など複数の情報源から、価格データを提供する役割を果たす。

フレアネットワークはRippleXが出資を行うプロジェクトで、XRPレジャーにスマートコントラクトを実装することを目指している。6月ごろのローンチを計画しており、XRP保有量に応じてSparkトークンが付与(エアドロップ)される予定だ。

関連XRP保有者向けトークン配布、6月か──Flare Networkがメインネットローンチ日程に言及

関連Flare Networkとは|XRP(リップル)と密接に関わるSparkトークンの将来性

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/23 火曜日
14:00
ベネズエラ、石油取引で仮想通貨使用を加速か
ベネズエラの国営石油会社PDVSAは原油と燃料の輸出において、暗号資産(仮想通貨)の利用を増やす計画だ。背景には米国による制裁再発動がある。
13:00
SEC弁護士2名が辞任、「重大な権力乱用」と非難受け 
米仮想通貨企業Debt Boxに対する訴訟において、連邦地裁が「重大な権力乱用」を理由に米国証券取引委員会に制裁を課したことを受け、同委員会の担当弁護士2名が辞任したことがわかった。
12:00
「スイス中銀はビットコインを準備資産に持つべき」2B4CHが提唱
スイスの仮想通貨擁護団体「2B4CH」は、スイス国立銀行がビットコインを準備金として持つことを提唱している。国民投票を目指す計画だ。
11:00
米大統領候補ケネディJr氏、ブロックチェーンによる国家予算監督を提唱
米大統領選候補のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は21日、米国の国家予算をブロックチェーンに記録して透明性を高めるという考えを披露した。
10:12
NY証券取引所、取引時間の延伸を検討か
仮想通貨と同様に株式等を24時間取引できるようにすることのメリットなどを、ニューヨーク証券取引所が市場参加者に調査していることがわかった。調査の概要が明らかになっている。
09:25
Xverseウォレット、ビットコインRunes機能対応
XverseはOKXのOrdinalsマーケットプレイスや、Magic EdenのビットコインNFT電子市場で利用可能だ。ライバルの仮想通貨ビットコイン専用ウォレット「UniSat」もRunesに対応済み。
08:00
FTX、ロックされたソラナを個人投資家参加のオークションに
FTXは4月上旬ロックされたSOLを清算するために、高割引として、2,500万~3,000万の仮想通貨SOLを約19億ドル相当で売却。これは、1トークン=64ドルの安値だったが、当時の価格は約175ドルだった。
07:15
スクエニ「シンビオジェネシス」、世界展開をアニモカJPが支援
スクエニのNFTコレクティブルアートプロジェクト「シンビオジェネシス」の世界展開を支援するとアニモカブランズジャパンが発表。400社超のWeb3企業に投資するアニモカブランズのネットワークも活用する。
06:45
Magic Eden、ビットコインのミームコイン規格Runesに対応
Runesはビットコインの4度目の半減期が発動した4月20日にローンチされたビットコインメインネット上で代替可能な新規ミームコインを発行するプロトコルで、既存のBRC20トークン規格の改善版に当たる。
05:55
コインベース、AI・ゲーミング仮想通貨銘柄新規上場
KARRATプロトコルは、仮想通貨KARRATによってサポートされた分散型ゲームインフラストラクチャレイヤーで、ゲーム、エンターテインメント、AI主導の体験進化を加速させることを目的としている。
04/22 月曜日
14:47
ビットコインの新規格「Runes」、半減期後の需要殺到でBTC取引手数料が急騰
半減期直後の仮想通貨ビットコインにおいて、新規格「Runes(ルーン)」の影響が大きな反響を呼んだ。Ordinals(オーディナル)」開発者であるCasey Rodarmor氏が生み出したものであり、そのメリットに焦点が当たっている。
14:16
米ブロック社支援のマイニング企業Gridless、ケニアで再生エネルギーの利用促進
仮想通貨マイニング企業Gridlessは、アフリカ各国で太陽光や地熱を利用してBTCマイニングを行っている。地域の電力網にも貢献する仕組みだ。
12:20
マウントゴックス弁済巡る思惑強まる、公式サイトで日本円などの支払いオプション提示か
破綻した仮想通貨取引所マウントゴックスは、債権者への仮想通貨弁済について詳細を記した表を更新した.。返還金の売り圧も懸念されているところだ。
12:08
ビットコイン半減期後に相場反発、マイナー収益や取引手数料高騰の背景は?
米株指数が下落する中、半減期後のビットコイン相場は自律反発後の方向感に欠ける展開に。一方で、Runes(ルーン)台頭の影響で取引手数料およびマイナー収益は記録的な数値を観測した。
04/21 日曜日
18:28
大手仮想通貨取引所BingX CPO、ビットコイン半減期の影響を語る
暗号資産(仮想通貨)業界で4年に1度のビットコイン(BTC)の半減期が訪れる中、TradingViewの「ベスト暗号資産取引所2021 & 2022」の受賞歴を持つBingX(ビンエックス)のヴィヴィアン・リン氏にインタビューを実施しました。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/24 11:30 ~ 13:30
その他 オンライン
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧