CoinPostで今最も読まれています

イーサリアムの大型アップグレード「ロンドン」、8月4日の実施を提案

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムのアップグレード

イーサリアム(ETH)の大型アップグレード「ロンドン」は、UTC(協定世界時)で8月4日13時から17時(日本時間8月4日22時から8月5日2時)の間に実行することが提案された。

正確にはブロック高が1,296,5000に到達した時点だが、そのタイミングがこの時間だと予想されている。アップグレードを実行するタイミングは、日本時間9日の23時から行われる開発者ミーティングで最終決定されるという。

ロンドンへのアップグレードは、手数料モデルの変更提案(EIP-1559)が実施されることで注目度が高まっている。イーサリアムの手数料は、DeFi(分散型金融)とNFT(非代替性トークン)の需要増加や、イーサリアム自体の価格上昇などの要因で、高騰することが多かった。

関連イーサリアム大型アップグレード「ロンドン」、最新状況とマーケットの焦点を解説

EIP-1559は手数料を下げることが目的ではないが、基本手数料を新たに導入することによって、ユーザーは手数料設定に迷うことが少なくなるなどのメリットが期待されている。基本手数料はバーン(焼却)されるため、供給量が減少し、価格上昇につながる可能性にも注目が集まっている。

現在ロンドンのアップグレードは、テストネットで実験中だ。テスト環境で問題がなければ、上述したタイミングで、メインネットでアップグレードが実行される。

イーサリアム財団のブログによれば、ロンドンのアップグレードでは、以下の5つの提案が実行されるという。

  • 手数料モデルの変更(EIP-1559)
  • 基本手数料のオペコードの追加(EIP-3198)
  • ガスの払い戻しの一部削減(EIP-3529)
  • 0xEFから始まるコントラクトの拒否(EIP-3541)
  • ディフィカルティボムを2021年12月1日まで延期(EIP-3554)

ディフィカルティボムとは

マイニングの難易度を上げること。マイナーの収益性を下げ、ETH2.0へのアップグレードにおいて、PoW(プルーフオブワーク)からPoS(プルーフオブステーク)への移行をスムーズに行えるようにすることが目的とされる。

▶️仮想通貨用語集

関連仮想通貨イーサリアムとは|通貨の仕組みと今後の将来性

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
03/29 金曜日
17:08
HSBC銀行がトークン化されたゴールド商品を香港で提供開始
HSBCは香港の個人投資家に向けて、オンラインバンキングとウェブサイトを通じたトークン化されたゴールド商品のアクセスを提供開始した。トークンはHSBC Orionプラットフォームで発行され、リテール向け、HSBCオンラインバンキングおよびHSBC香港モバイルアプリを通じて提供される。
15:30
Filecoinステーキング大手、Glifがポイントプログラム開始
暗号資産(仮想通貨)ファイルコイン(FIL)の、ステーキング・プロトコルGlifがポイントプログラムを開始した。FILトークン保有者は流動性プールにFILを預けることで、Glifのネイティブ・リキッド・リース・トークンである「iFIL」を受け取り、運用できる。
14:34
イーサリアム共同創設者ブテリン氏、Dencun後の改善点を語る
仮想通貨イーサリアムの共同創業者ヴィタリック・ブテリン氏は、Dencunが完了した今後の技術的な改善点を提案した。
14:11
CoinTradeがソラナ含む4銘柄の取扱い開始、ステーキングサービスにSOL追加
暗号資産(仮想通貨)販売所CoinTradeがソラナを含む4銘柄の取り扱いを開始。ステーキングサービスにSOLを追加した。条件をクリアすることでSOLをプレゼントするキャンペーンを開催中。ジパングコイン(ZPG)など三井物産デジタルコモディティーズも新規で取り扱う。
12:55
日本DAO協会4月1日に立ち上げ 府令改正も同日公布
日本DAO協会が4月1日に設立される。DAOの自主規制や健全なエコシステムづくりを推進していくもので、協会自体の運営もDAOで行う計画だ。
12:24
ビットコイン7万ドル台で高止まり、ブラックロックの新規ファンド好調でRWA関連銘柄買われる
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが7万ドル台新高値をうかがう展開。アルト相場ではブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」絶好調の影響で、ONDOなどのRWA関連銘柄が買われた。
11:30
Googleサーチ、ビットコインやArbitrumなどのアドレスで資産残高を確認可能に
全ての資産を表示するわけではなく、残高は各ネットワークのネイティブトークン(ETHやARB、OPなど)のみを表示。
10:50
5月のローンチ目指す、香港でビットコイン現物ETF申請のVSFG
仮に香港で承認された場合、アジア初の事例となり、今後日本でのビットコインETF上場や発行にも追い風になりうるとみられる。
10:00
FTXのサム前CEOに懲役25年の判決 カリフォルニアで服役へ
米国地方裁判所の判事は28日、破綻した仮想通貨取引所FTXのサム前CEOに対して懲役25年、および最大1.7兆円の資産没収という判決を言い渡した。
08:40
2.6兆円相当のBTC保有数到達、ブラックロックのビットコイン現物ETF
純流入再び加速 ブラックロックのIBIT・ビットコイン現物ETFの運用資産は初めて、250,000 BTC(2.6兆円)を超えた。1月11日の取引開始からわずか11週間で2兆円…
08:10
Wormholeの仮想通貨「W」、取得開始日明かす
Wormholeは、今月7日に、Wトークンのエアドロップアロケーションや適合対象アドレスを公開。ソラナ、EVM系、Sui、Aptos、Osmosis、Injectiveといったネットワークでのユーザーや、ソラナNo.1NFTコレクションである「Mad Lads」のホルダーを対象としている。
07:40
米投資会社、マイクロストラテジーの株はBTCより割高と指摘
マイクロストラテジーの株価から概算する仮想通貨ビットコインの価格は17万ドル超であると米ケリスデールが分析。同社の株は、ビットコインに対し正当ではないプレミアムがついて取引されているとの見方を示した。
07:20
アバランチ財団「Codebase」、最初の支援プロジェクト15社を選出
アバランチではすでに「Colony Lab」という分散型アクセラレーターが活動しているが、今回Codebaseと連携し支援対象への資金提供を拡大し、1プロジェクトにつき、100万ドルを超える金額を提供する可能性がある。
06:45
5月承認の可能性低いもBitwiseらがイーサリアム現物ETFの上場申請行う
イーサリアムETFが現在の多くの申請の最終期限となる5月に承認される見込みは、SECがイーサリアム財団を調査しているとの報道などを受け大幅に後退している。1月には70%あったが、現在は20%程度まで低下してきた模様だ。
05:50
Bybit、ソラナミームコイン「POPCAT」の永久先物提供
ソラナの仮想通貨ミームコインへの需要は未だ高い。代表的な犬系ミームコイン「WIF」は29日過去最高値を更新し、前日比で20%上昇している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/06 ~ 2024/04/09
香港 香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター3FG
2024/04/09 14:00 ~ 16:00
その他 オンライン
2024/04/13 ~ 2024/04/14
東京 東京都港区
2024/04/13 10:00 ~ 17:00
その他 オンライン
重要指標
一覧
新着指標
一覧