CoinPostで今最も読まれています

XRP(リップル)テクニカル分析:RSI30を割り込むか、2つの指標で「買い場」を探る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2つの指標で「買い場」を探る
CoinPost所属テクニカルアナリストが、XRP(リップル)のチャートを分析。XRPの買いを入れるにあたり、狙い目のタイミングはいつなのか。ボリンジャーバンドとRSIという2つのテクニカル手法を使って考察しています。

5/28テクニカル分析(XRP編)

先週に引き続き、今回はXRP/JPYの中期チャート分析を行います。

28日16時時点のチャート(四時間足)を用いて、今回も前回に引き続きボリンジャーバンドとRSIの2つの分析手法を用いて行います。

ボリンジャーバンドとは

価格帯の大半がこのバンド(帯)の中に収まるという考え方をしたテクニカル分析の1つ。

95.5%の値動きは±2αの線の中に収まるという統計から、+2αを超えた時やその付近にある場合は売り、-2αを下回った時やその付近にある場合は逆に買いのタイミングという逆張りの手法によく使われる。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

RSIとは

投資家の心理状況を表す為に考案されたテクニカル指標。このRSIの数字が高いと「買われ過ぎ」、低いと「売られ過ぎ」となり、相場の強弱を教えてくれるテクニカル指標で、株式の世界では一般的には70%以上だと買われ過ぎ、30%以下になると売られ過ぎと言われている。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

まず客観的に本日16時時点のチャートでから見ると、価格はボリンジャーバンド(上段)は-2αのバンドを超えて下落しており、RSI(下段)も30を下回らないものの、30を割り込む場面もありそうです。

出典:bitbank

もう少し噛み砕いて説明すると、ボリンジャーバンドは青い背景となっている価格帯に収まっている事が多いのですが、現在の価格は下回って推移しております。

また、RSIは心理的状況を表すテクニカル指標となりますが、売られ過ぎを示す1つの基準となる30%に近づいているといえます。

買いの場合(ブルパターン)

ボリンジャーバンド、RSI共に”買いのタイミング”が非常に近くなってきていると考えております。

XRP価格でいえば後1〜2円程度下がる余地も考えられますが、1〜2週間のスパンで考えた場合、テクニカルに従ってロング(買い)を入れ、反発を待つことが買い戦略として考えられます。

ショート、ベアパターンはその逆であり、ここらが手仕舞いのタイミングかもしれません。

様子見の場合

まだRSI30を割っていない為、中期的には一つの反転の目安となる20後半ラインまで様子見を貫くという判断もあります。

また、テクニカル部分ではなくファンダメンタルの観点から、今後一層下落する可能性も全くゼロとは言い切れません。慎重な方はさらに下落するか、反転するまでじっと待つという戦略も考えられるでしょう。

ただし、相場の格言として「押し目買いに押し目なし」というものもあり、反転した際に買いのタイミングを逃してしまうようなケースも想定はしておくべきでしょう。

注意事項

当記事は、特定の通貨に対する投資や買いや売りのタイミングを推奨するものではなく、市場環境などファンダメンタルズ要因によっても大きく左右されるため、あくまで一つの考え方となります。

また、仮想通貨投資をする際には、価格変動リスク、流動性リスクなど様々なリスクに注意し、自己責任で行って頂くようお願いいたします。当記事を参考にした投資に対して一切の責任を負いかねます。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/26 金曜日
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。
06:50
米Stripe、ソラナやイーサリアムでUSDC決済を導入予定
Stripeは2014年に初めて仮想通貨ビットコインの決済を導入した経緯がある。しかしその4年後の2018年にビットコインのバブル崩壊を受け同社はその取り組みを中止した。
05:50
モルガン・スタンレー、ブローカーによるビットコインETF勧誘を検討
最近の仮想通貨ビットコインETF資金流入状況に関しては昨日、ブラックロックのIBITが1月11日ローンチ以来初めて資金流入がゼロとなり、71日連続の流入記録が終了したことが確認された。
04/25 木曜日
17:42
ワールドコイン、仮想通貨WLDのトークンセールを計画
Worldcoinが個人認証に基づくベーシックインカムプロジェクトの拡大へ、機関投資家限定で暗号資産(仮想通貨)WLDのプライベートセールを計画。市場価格に近い価格で提供し、転売禁止やロックアップ措置を導入する。
15:00
ビットコイン強気相場継続の根拠、アーサー・ヘイズ氏語る
仮想通貨取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、世界各国で法定通貨の供給量が拡大し続ける中、ビットコインをはじめとする仮想通貨の強気相場は今後も継続するとの考えを示した。
13:20
2028年の半減期に向けてビットコイン価格など5つの予測=Bitwise
Bitwiseの最高投資責任者は次の半減期までにビットコインに起こる5つのことを予想。ビットコイン価格は約3,880万円以上になるとする予測も含まれる。
10:25
ビットコインの供給インフレ率、金を下回る=レポート
Glassnodeは4回目の半減期についてレポートを発表。ビットコインの供給インフレ率がゴールドよりも低くなり、希少性が増したと述べた。
08:15
zkSync基盤のWeb3ゲーム企業Tevaera、野村などから7.7億円調達
TevaeraはzkSync上でレイヤー3のゲームチェーンを立ち上げる予定で、年内に200万人のプレイヤーと12人のゲーム開発企業をTevaeraエコシステムに参加させようとしている。
07:00
ジャック・ドーシー率いるBlock、店舗売上をビットコインに変換へ
新たに導入する予定の機能は「Bitcoin Conversions」というもので、Cash Appのアカウントを持つSquareのユーザーは、店舗収益の最大10%を仮想通貨ビットコインで受け取ることができるようになる。
06:10
米司法省、バイナンス創業者CZ氏に懲役36ヶ月求刑
仮想通貨取引所バイナンスの元CEOのCZ氏は自分の「不適切な決断」を謝罪し、自分の行動の全責任を受け入れる内容の手紙を2月に提出した判事へ提出したことが明らかになった。
04/24 水曜日
17:00
「BTCは上昇トレンドに入る可能性」SCB銀
仮想通貨ビットコインは再び上昇トレンドに入る可能性があるとスタンダードチャータード銀行が分析。今回もビットコインとイーサリアムの価格予想をしている。
16:23
Block社(Square)、ビットコイン採掘産業の分散化に向けて高性能チップを開発完了
デジタル決済企業ブロック(旧Square)が、3ナノメートル技術を採用した最新のビットコインマイニングチップ開発を完了。このプロジェクトはオープンソース化され、ビットコインマイニング業界の分散化を推進することを目指している。
15:09
WebX2024、最大73%割引の「開幕セール」終了まで残り1週間
株式会社CoinPostが主催する日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」にて、チケット販売を開始しております。2024年4月30日まで、最大73%割引のお得な開幕セールを実施中です。
14:35
米ブロックチェーン協会ら、仮想通貨業界の声をまとめSECを提訴
米ブロックチェーン協会とテキサス州暗号資産自由同盟は、米証券取引委員会が新たに制定したディーラー規則の阻止を求めて、SECを提訴した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧