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夕刊CoinPost|6月7日の重要ニュースと仮想通貨情報

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夕刊CoinPost
学校や会社帰りにまとめて読めるイブニングニュース(仮想通貨の投資情報)をコインポストで定期配信。仮想通貨市場に大きく影響するニュース速報など、投資の参考情報として是非どうぞ。

CoinPost重要ニュース3選

まずは、CoinPost記事のニュースから。

急速に高まる仮想通貨取引の需要:独6つの金融機関や米教育機関が仮想通貨取引へ

ドイツの連邦金融機関であるBaFinは、同国内の少なくとも6つの金融機関が、BaFinの管轄下で仮想通貨取引を行なっている、または行う予定であることを明らかにした。

加えて、アメリカの教育機関仮想通貨ヘッジファンドに少額投資を行ったことを示唆した。

急速に高まる仮想通貨取引の需要:独6つの金融機関や米教育機関が仮想通貨取引へ
独金融機関BaFinは、同国内の6つ以上の金融機関が仮想通貨取引を行うことを明かした。また仮想通貨界の弁護士John Lore氏は、米東海岸の大学が、大学基金の運用で仮想通貨ヘッジファンドに少額投資を行ったことを示唆している。

BCHマイナーに送金手数料なしを提案|少額決済の需要を高めるか

nChainとCoinGeekは、ビットコインキャッシュのマイナーたちに、「ダスト」の制限を排除することを求め、自身のマインングファームでは一部、手数料を取らないトランザクションも受け入れていく意思を発表した。

ビットコインキャッシュの少額決済対応など、詳細は記事内に記載している。

BCHマイナーに送金手数料なしを提案|少額決済の需要を高めるか
nChainとCoinGeekは、BCHのマイナーに、ダストの制限を排除する、つまり546satoshi以下の送金も承認することを求め、自身のマインングファームでは一部手数料を取らないトランザクションも受け入れていく意思を発表しました。

ビットコインETF承認を目指し、約4.2兆円の資産運用会社とフィンテック企業の合同チームが許可申請

巨大機関投資家の参入が見込めることで、実現を期待される「ビットコインETF」が、これまで米SECには12の申請が却下されているが、懸念点を解消した新しいアプローチが話題になっている。

ビットコインETF承認を目指し、約4.2兆円の資産運用会社とフィンテック企業の合同チームが許可申請
巨大機関投資家の参入が見込めることで実現を期待される「ビットコインETF」。これまで米SECには12の申請が却下されているが、懸念点を解消した新しいアプローチが話題に。

Pick Up(全般)

51%攻撃:次の標的は 、Litecoin Cash (LCC)

Bitcoin Gold(BTG), Verge(XVG), Zencashに続き、Litecoin Cashが数日前に51%攻撃を受けたことが明らかになった。

前もって対策が出来ていたようで、開発チームはすぐに対応し、各交換所も承認数を増やすなどの対策を実施した。

LCC側のtwitterでは、”次の標的は誰だ?”と書かれており、トレンド化しつつある「51%攻撃」が懸念される。

韓国取引所BithumbにNem(XEM)とAeternity (AE)上場

本日、韓国の3大取引所である「Bithumb」にNem (XEM)とAeternity (AE)が上場した。

価格に大きな影響を与えることで知られるBithumbだが、この地合いの中、上場した通貨は価格を上昇させている。

BithumbにOMGとKNCが上場|OMG価格は約42%・KNC価格は約92%上昇
OmiseGo(OMG)とKyber network(KNC)がBithumbに上場しました。OMG価格は約42%、KNC価格は約92%上昇を記録しました。また、Kyber network社CEO ロイルー氏に独占インタビューを実施しました。

ZenCash:財務投票システムを構築するためにInfopulseとの提携

ZenCash(ZEN)は、トランザクションとコミュニケーションのために設計されたプライバシーを重視したブロックチェーンプラットフォームで、ウクライナのソフトウェアR&D会社である Infopulseと提携し、ZenCashの最重要の財務投票システムを含む多くの製品を共同開発した。

マルタ共和国:国家レベルで市民情報をブロックチェーンに

地中海に浮かぶマルタ共和国は、市民記録をブロックチェーン上に保管する初の試験を完成させようとしている。

もしそのプロジェクトが成果を上げた場合、政府はブロックチェーン上に40万人の市民の教育記録と成績証明書を保管し共有するなど、国家レベルでプロジェクトを拡大する予定だ。

昨年、マルタがMachine Learning Technologiesとコラボし教育記録用のブロックチェーン試験を開始したと報告があった。

このプログラムで、政府は、ニューヨーク拠点の会社のサポートを経て、高等教育、職業プログラム、と公務員の職業訓練に在籍する人にブロックチェーンベースの証明書を発行している。

億万長者Mike Novogratz氏:規制当局は不正行為や市場操作を追っている

5月5日のブルームバーグのインタビューで、億万長者で元ヘッジファンド投資家であるMike Novogratz氏は、仮想通貨の未来の見解を共有した。

Galaxy Digital Capital ManagementのCEO兼創設者Novogratz氏は、仮想通貨界における規制の必要性について述べた。

同氏は、規制当局が徐々に関与しだしていることを確認しており、詐欺や市場操作の後に動く。

システムから不要なものをすべて排除していくので、彼によれば「健康的」とのこと。

その一方で、Novogratz氏はより大きな意思決定があると感じている。

規制当局は、Bitcoinは証券ではないが、まだイーサリアムに関する規制を設置していないと述べている。

規制当局は、イーサリアムはおそらく証券であり、ビットコインより先行していなかったため身動きが取れなくなっていると言えるだろう。合計2,500件の問題のあるトークンがあったが、現実的彼らはそれに対処する方法を見つけ出さなければならず、そのことに取り組んでいるようだ。

Novogratz氏は規制当局が人々に、法律事務所、トークンや仮想通貨のプロモーターを取り上げて、”ルールに従わなければならない”ことを示すかもしれないと感じている。

一方でNovogratz氏は将来、規制当局は企業への金融的支援、流動性の確保や市場への簡易的アクセスをもたらす革新的手段を積極的に望んでいるとも述べた。

スイスの銀行:仮想通貨企業に初めて銀行口座を提供

Hypothekarbank Lenzburgは、スイスで仮想通貨企業に対し、初めて法人口座を開設した。

Hypothekarbank LenzburgのCEO:Marianne Wildi氏は、マネロン関連のリスクやコンプライアンス問題を調査し、仮想通貨スタートアップと連携する前にはスイス金融市場監査局(FINMA)に報告したと明らかにした。

新規ユーザーの選定には注意を払っており、厳格なデューデリジェンスを経て、受け入れた仮想通貨企業は2社だと言われている。

南アフリカ中央銀行:JPモルガン経由のブロックチェーン決済ソリューションを実験

南アフリカ準備銀行(SARB)は、JPモルガンの独自ブロックチェーンであるQuorumを使用して、Project Kokhaと呼ばれる銀行間決済模擬実験に関するレポートを提出した。

結果は、南アフリカの支払いシステムの通常の1日取引量で、完全な守秘性を保ちながら取引と決済を2時間以内で処理できることを示したとのこと。

ブロックチェーン技術が銀行間決済のための実用的かつ費用対効果の高いエンジンを提供できるかどうかを判断するプロジェクトが開始され、これは同国の7つの銀行の参加とニューヨークのブロックチェーンソフトウェア会社である、ConsenSysの協力を使用して行われた。

Northern Trust:議事録をブロックチェーンに保管するための特許を取得

金融サービス会社のNorthern Trust(ノーザン・トラスト)は水曜日、ブロックチェーン技術を使用した議事録を保管するための特許を取得した。

この特許は、会議に関連するデータを取得するためにスマートコントラクトを利用し、参加者記録(デバイスから判別可能)、会議開催場所や位置などが記録される。

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注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/19 金曜日
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。
16:25
ソラナのDEX「Drift」、18万ユーザーに1億トークンのエアドロップ実施へ
ソラナのDEXプロトコル、Driftが1億トークンのエアドロップを実施予定。取引量200億ドル超のプラットフォームで、ユーザー活動に基づくトークン配布が行われる。新たな暗号資産(仮想通貨)DRIFTの詳細を解説。
15:00
コンサル大手EY、イーサリアム基盤の契約管理サービスを立ち上げ
世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤングは、ブロックチェーン技術を活用した企業契約管理ソリューション「EY OpsChain Contract Manager」の立ち上げを発表した。
14:00
「ビットコイン半減期は年単位で見れば価格に大きなインパクト」Bitwise分析
Bitwiseは今後の価格についてビットコイン半減期の長期的な影響は過小評価されていると述べた。一方、ゴールドマン・サックスはマクロ経済情況も重要と分析している。
12:00
RWA分散型金融Centrifuge、23億円調達
Centrifugeは新たな資金を利用し、Baseチェーン上に構築され、Coinbase Verificationと統合されたRWA向けの機関投資家グレードの融資市場の構築に取り組んでいく。

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