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NFLが「Play-to-Own」に進出、大手開発企業Mythical Gamesが支援

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFLがPlay to Ownゲームに進出

NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)は25日、独自のNFT(非代替性トークン)ゲームの開発計画を発表した。「Play to Own(プレイして所有する)」採用のPC・モバイルゲーム「NFL Rivals」は、ブロックチェーン開発企業Mythical Gamesの協力により、2023年初頭にリリースされる。

NFL Rivalsは、プレイヤーがゼネラルマネジャーとなってオリジナルチームを率いる「ファンタジー・フットボール・ゲーム」。NFLの合計32チームと所属選手はNFT上に表現され、育成した選手をトレードすることもできる。

NFL Rivalsのエグゼクティブプロデューサーを務めるMythical GamesのBilly Shautz氏によると、ゲーム開始時に初期チームが用意されるため、ユーザーは初期費用ゼロで取り組める。また、試合での勝利や特定の目標を達成することでトークンやNFTを獲得できる「Play to Own(プレイして所有する)」を特徴とする。

NFLは、Web3を通じてファン体験を拡大させるねらい。今後、発売予定のオリジナルNFTコレクションの購入者は、特別なイベントの参加権やゲーム内報酬を受け取ることができる。関心のある方は、公式サイトでインサイダープログラムに登録することで、最新情報を取得できる。

関連:ブロックチェーン企業Socios.com、米NFLの13チームと提携へ

Mythical Gamesとは

NFL RivalsはEVM互換のサイドチェーンMythical Platform上で動作する。ゲーム内トークンに関する詳細はまだ公表されていないが、イーサリアム(ETH)ベースのトークンが発行される計画だ。

EVMとは

イーサリアム仮想マシンの略。イーサリアムのスマートコントラクトを実行するための「翻訳機」として機能する。EVMはブロック生成の度にトランザクションやスマートコントラクトを実行してネットワークの状態を計算する役割を担う。

▶️仮想通貨用語集

Mythical Gamesは、NFT/メタバース(仮想現実)ゲームのエコシステム構築に必要なツールを提供する次世代ゲームテクノロジー企業。

スタートアップ情報サイトCrunchbaseによると、Mythical Gamesは過去6回のラウンドで合計約300億円(2億6000万ドル)の資金を調達している。

直近の資金調達は21年11月、著名VCのa16zが主導するシリーズCラウンドで1,400億円の評価額に基づいて170億円を集めた。この際、バイナンスやFTXといったブロックチェーン関連企業と共に、NFLの投資部門である32 Equityも参加していた。

同社の投資家には、元NBAプレイヤーのマイケル・ジョーダン氏や、リバプールを所有するフェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)のマイケル・ゴードン会長といったスポーツ界の大物も名を連ねている。

関連:a16zやFTX、メタバース「Mythical」の170億円調達を主導

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