CoinPostで今最も読まれています

「STEPN」のDEX、ソラナ上で利用者数1位に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

デイリーユーザー数はSOL上のDEXとして最多に

「Move to Earn」分散型ゲームアプリSTEPN(ステップン)が展開する独自分散型取引所「DOOAR」のデイリーユーザー数が約77,000人に達したことが確認された。ソラナ(SOL)を基盤とするDEXとしては、最大(第1位)の日間利用者数となる。

STEPNは、屋外でのウォーキング・ジョギング・ランニングを通じて報酬を獲得できるWeb3(分散型ウェブ)アプリだ

社会人や個人投資家の健康促進につながるとして、人気が高まっており、21年末のローンチから数か月で数十万人のMAUを獲得している。

関連暗号資産を歩いて稼ぐ、フィットネス系NFTゲーム「STEPN」とは

ゲームのプレイで得られる報酬額は、保有するNFT靴(デジタルシューズ)のレアリティや性能によって大きく変わる。記事執筆時点でのNFTのフロアプライスは2.90SOL(約14,000円)だ。(Magic Eden価格参照)

同ゲームのデイリーユーザー数の上昇は、暗号資産(仮想通貨)データサイトDune Analyticsが公開したデータから判明した。グラフからは、STEPNのDEXのユーザーが6月半ばから大きく増え、「Orca」の利用者数を上回る様子が確認できる。

DEX(分散型取引所)とは

ブロックチェーン上に構築される非中央集権型取引所。中央管理者を介さずに当事者間で直接取引を行うため、管理者に支払う手数料が不要で、その他に流動性が低い、秘密鍵をユーザーが管理するなどの特徴がある。

▶️仮想通貨用語集

STEPNのDEXの成長には、分散型融資プロトコルSolendの匿名創設者、Rooter氏も注目。同氏はTwitterで、STEPNが同プロトコルと統合されれば「SolendのユーザーがSTEPNのイールドにアクセスできる」とコメントした。

Rooter氏の発言は、STEPNのガバナンストークン「GMT」のステーキングを指していると見られる。同トークンのAPY(年間収益率)は記事執筆時点で542.5%となっている。

関連STEPNの「GMT(Green Metaverse Token)」とは|主な特徴と注目ポイントを解説

「第3レルム」を構想中

STEPN公式は、各々のブランドと独自のコミュニティ文化を持つブロックチェーン経済圏「Realm(レルム)」のコンセプト創設を進めている。

「第1レルム」はソラナ、「第2レルム」はBNBチェーン(BSC)で、現在、第3(イーサリアムの可能性),第4のチェーンが構想中だ。

ただ「第2レルム」では、4月のアシックスコラボを発端にバブルが発生。中国ユーザーの全面規制発表を機に靴やGST売りが殺到して暴落する事態などが発生した。STEPNは「反省点が多く相応の犠牲を払った」として、ユーザーからのフィードバックを募集。6月初頭に課題解決に向けた、4つのアクションプランを発表した。

関連:M2EゲームSTEPN、ゲーム内経済の改善プランを公開

関連:STEPN×アシックスコラボの反響と新たな可能性

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/19 金曜日
18:00
2024年注目の仮想通貨10選 セクター別の主要銘柄
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。
16:25
ソラナのDEX「Drift」、18万ユーザーに1億トークンのエアドロップ実施へ
ソラナのDEXプロトコル、Driftが1億トークンのエアドロップを実施予定。取引量200億ドル超のプラットフォームで、ユーザー活動に基づくトークン配布が行われる。新たな暗号資産(仮想通貨)DRIFTの詳細を解説。
15:00
コンサル大手EY、イーサリアム基盤の契約管理サービスを立ち上げ
世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤングは、ブロックチェーン技術を活用した企業契約管理ソリューション「EY OpsChain Contract Manager」の立ち上げを発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧