仮想通貨 Tezos(XTZ)とは|今後の将来性について

ICOで200億円以上を集めた通貨
Tezosのプラットフォームとしての目的は、ビットコインなどの既存の仮想通貨システムの弱点を克服するためのもの、としています。
ハードフォークをせずにアップデート
分散型アプリケーション(dApps)のプラットフォームであるTezosの特徴として、通貨のシステム・規定変更にハードフォークの必要性がないこと、コンセンサスアルゴリズムにDPoSを採用していること、スマートコントラクトの確実性を高める機能があることの3つが挙げられます。
DPoSとは
ビットコインのPoWと違い、PoSは仮想通貨の保有量に応じて報酬が支払われるが、DPoSはさらに取引の承認者を投票で選定できることに加え、誰でも承認者になることが可能なコンセンサスアルゴリズムです。

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目次
  1. 仮想通貨 Tezos(XTZ)とは
  2. 仮想通貨 Tezos(XTZ)の特徴
  3. 仮想通貨 Tezos(XTZ)の今後の将来性
  4. 取扱取引所
  5. まとめ

仮想通貨 Tezos(XTZ)とは

通貨名 Tezos
通貨コード XTZ
公開日 2017年7月1日
コンセンサスアルゴリズム DPoS(Delegated Proof of Stake)
公式ウェブサイト https://tezos.com/
公式Twitter https://twitter.com/tezos
medium https://medium.com/tezos

Tezosは、2014年よりスタートしているプロジェクトで、分散型アプリケーション(dApps)のプラットフォームです。

Tezosはプラットフォーム名であり、通貨単位はXTZと表します。

また、Tezosのプラットフォームとしての目的は、ビットコインなどの既存の仮想通貨システムの弱点を克服するためのもの、としています。

その為、スケーラビリティやハードフォークなどに対しても考慮されており、通貨のシステム・規定変更に至っては、新旧のシステムに互換性を持たせることが出来る為、ハードフォークの必要性がない、とされています。

また、Tezosはイーサリアムと比較されることも少なくありません。

どちらもスマートコントラクト機能を持ちながら、プラットフォームとしての在り方が似ている為です。

イーサリアムはthe DAO事件のように、イーサリアムのブロックチェーン上にあり、結果として負荷を与えるようなプロジェクトを中央管理者が消滅させることをいとわないとしています。

対して、Tezosはプロジェクトの推進の可否をユーザーが決めることが可能です。

また、開発者には、システム修正及び改善などの作業に対し、トークンを報酬として提供することが出来ます。

仮想通貨 Tezos(XTZ)の特徴

Tezosには3つの特徴があります。

スマートコントラクトの実証機能

Tezosの特徴としては、まず、Formal Verificationと呼ばれる技術者によるスマートコントラクトの内容の実証機能が挙げられます。

これは、契約情報をTezosのブロックチェーン上に設定し自動化できるスマートコントラクトの内容を、数学的な視点から技術者が検証を行うシステムです。

つまり、TezosのFormal Verificationはスマートコントラクトが正しく実行されているか、証明するものであり、エラーの許されない契約などにおいて通常のスマートコントラクトよりも証明性に優れたものだと言えるでしょう。

コンセンサスアルゴリズムにDPoSを採用

次に、Tezosではデータ処理にDelegated Proof of Stake(DPoS)を採用しており、マイナーが必要ありません。

また、DPoSでは、承認者に選ばれたとしても権限そのものを他人に譲渡することも可能であり、保有者の中から承認者がランダムで選択される為、通貨の保有量などの要素を気にしなくてもいいというメリットがあります。

補足として、Tezosでは新規ブロックをブロックチェーンに追加し繋げる作業を「ベーキング(Baking)」と呼びます。

なお、ネットワークがテスト段階である内は、ベーキングの報酬は支払われません。

ハードフォークをすることなくアップデートが可能

そして、Tezosの特徴の中でも異色と言えるのは、システム修正時に対して互換性があるという点です。

ビットコインやイーサリアムは、既存のシステムに疑問を持った人々がシステムを修正したことでハードフォークを経てビットコインキャッシュやイーサリアムクラシックが誕生しています。

しかし、Tezosの場合は、通貨を分裂させることなく、新しい通貨の定義と既存のシステムに互換性を持たせることが可能です。

その為、Tezosのシステムを応用した場合、ハードフォークの必要性が皆無となります。

もっとも、通貨の管理者の考えと通貨の新しい定義が乖離している場合には、通貨の分裂が必要です。

Tezosは、ビットコインやイーサリアムなどに起きた問題を解決する為に作成された通貨であり、プラットフォームとしての役割も持っています。

その為、Tezosのシステムが優れていると証明出来ると、Tezosを購入する投資家やユーザーが増加することになるでしょう。

仮想通貨 Tezos(XTZ)の今後の将来性

Tezosは、ビットコインやイーサリアムの問題点を解決する為に作成された通貨であり、その特性から考えると、これらの通貨に問題が起きた際に注目度を高めるかもしれません。

また、Tezosはかつて、ICOで200億円以上を集めたプロジェクトであることからも、Tezosに対する期待度の高さが伺えます。

さらには、フランスのIT研究所であるInriaとパートナーシップを発表したことも話題になりました。

しかしTezosは、チーム内部で争いが起き、予定していたトークンの配布などが遅れ、訴訟にまで発展したという過去があります。

現在では体制を立て直し、東京での会議などを行っていること、また2018年6月30日に、メインネット移行前の最終テストである「ベータネット」をリリースしたことから、Tezosの開発は続いていることが分かります。

メインネットの実装を控えながらも、7月20日現在で既に時価総額17位に位置(16位にネム、18位はバイナンスコイン)しており、今後の順位変動にも注目が集まっています。

取扱取引所

Tezosは、日本の仮想通貨市場では取引出来ません。

しかし、2018年7月の段階では海外取引所を利用するしかありません。

また、日本の法律に準拠していないことを理由に、日本人による仮想通貨取引を禁止している海外仮想通貨取引所も少なくないことに注意が必要です。

まとめ

Tezosは、ビットコインやイーサリアムの問題を解決することを目指すプロジェクトです。

スマートコントラクト機能に対する検証やデータ処理方式を加味したうえで、ハードフォークなしのシステム修正といった特徴、今後のメインネット移行など、期待する投資家も多数存在しています。

今後のTezosの開発状況やイベントは要注目と言えるでしょう。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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