CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨取引所バイナンス:ヨーロッパに法定通貨建ての新取引所「Binance LCX」を設立

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

欧州に新取引所「Binance LCX」設立
業界最大手の取引所バイナンスは、中央ヨーロッパに位置するリヒテンシュタイン公国で、法定通貨建ての新取引所「Binance LCX」を設立すると発表した。仮想通貨を欧州で普及させるための足掛かりとなるか注目される。

欧州に新取引所「Binance LCX」設立

業界最大手であるバイナンスは、中央ヨーロッパに位置するリヒテンシュタインの仮想通貨取引所の「LCX(Liechtenstein Cryptoassets Exchange)」と提携を発表しました。

Binanceチームが技術面をサポート提供し、法定通貨建ての仮想通貨取引所「Binance LCX」を立ち上げました。

Binance LCXは、初めにスイスフラン(CHF)とユーロ(EUR)の間で仮想通貨取引を提供し、規制当局の認可を取得した後、ペアを増やしていく予定とのことです。

リヒテンシュタイン公国は、スイスとオーストリアに囲まれた国家で、欧州経済領域(EEA)の一部として機能する理想的な場所で、ヨーロッパ市場へのアクセスが簡単になる可能性があります。

リヒテンシュタイン首相は、以下のように述べ、その意義を強調しました。

「Binance LCX」は、リヒテンシュタインの人々に歓迎されるだろう。 ブロックチェーン技術はまったく新しい業界の基礎を築いており、リヒテンシュタインにおける既存、及び将来の法的枠組みが、リヒテンシュタインの”Binance LCX”および他ブロックチェーン企業が優れたサービスを提供するための”確かな基盤”を提供すると確信している。

LCXの最高経営責任者(CEO)であるMonty CM Metzgerも、以下のように発言。期待を寄せました。

プロフェッショナルな投資家は、仮想通貨資産に投資するための「信頼できるチャネル」を必要としている。バイナンスとのジョイントベンチャーを立ち上げ、ブロックチェーン業界の新たな基準を確立することに興奮している。

同国は、トークンエコノミーの基盤となる広範囲かつ全体的な法体系を提供する、「Blockchain Act Liechtenstein」を導入することで、仮想通貨業界の立ち位置を強化する予定です。

参考記事:Binance LCX Announces Fiat-to-Crypto Exchange for Crypto Investors

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

海外大手取引所Binanceに上場条件とは?:BinanceCEOが上場に関する金額にも言及?
仮想通貨トークンを発行する企業のCEOが、Binanceに上場する条件として400BTC(約2億8000万円)を支払う必要があると発言したのに対し、BinanceのCEO、CZ氏はツイッターでこれに反論したことが話題になってる。そこで、実際にBinanceに上場するための秘訣をまとめた。
世界トップクラスの取引所Binance CEO CZ氏の日常
世界トップクラスの取引所Binance CEO CZ氏が、自身の日常を語りました。同氏は「日常という日常は無く、毎日が非日常の連続」と語り、毎日ランダムな事が起きる中、時間を節約しながらどのように動いているか、などを述べています。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11:25
「いちご・レジデンス・トークン」第5号販売開始と資産譲渡の発表
いちごオーナーズ株式会社は、デジタル不動産事業の一環として「いちご・レジデンス・トークン」第5号の販売を開始した。
09:55
米大統領選ハリス氏勝利で「ビットコインに限り」強気か=レポート
米大統領選の結果が仮想通貨市場に与える影響をVanEckが分析。ハリス氏勝利はビットコインに限って有利との見方も。
08:00
フランクリン・テンプルトン、ソラナ上で投資信託の立ち上げを計画
米フランクリン・テンプルトンは20日、ソラナの大型カンファレンス「Breakpoint 2024」で、ソラナブロックチェーン上で投資信託の立ち上げを計画していることを明かした。
07:25
ソラナ「ファイアダンサー」、初期版がローンチ
仮想通貨ソラナのバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」の最初のバージョン「フランケンダンサー」がメインネットにローンチ。開発を主導するJumpの最高科学責任者がBreakpointで発表した。
06:52
米SEC、ブラックロック提供のビットコインETFのオプション取引を許可
米証券取引委員会(SEC)は20日、金融大手ブラックロックによるビットコイン現物ETFのオプション取引の上場申請を承認した。
06:30
米マイクロストラテジー、660億円相当のビットコインを買い増し
米マイクロストラテジーは20日に仮想通貨ビットコイン(BTC)をさらに追加購入したことを発表した。
09/20 金曜日
17:50
ソラナ「Breakpoint 2024」で注目のトピックは?
ソラナ(SOL)保有の個人投資家や機関投資家の注目を集める中、Solana Breakpoint(ソラナブレイクポイント)2024がシンガポールで開催される。Solana 2.0やFiredancerの進展など、新たな発表や進捗報告が期待される。
17:15
仮想通貨NEIRO(ねいろ)が注目される理由 ドージコイン後継を巡る競争
暗号資産(仮想通貨)「NEIRO(ねいろ)」は、ミームコイン市場で新たな注目を集めています。ドージコインの後継とされるトークンの乱立やバイナンス上場、供給集中問題について詳しく解説します。
14:56
米マイニング企業Hut8とBitmainが提携強化、次世代ASICマシン販売へ
米ナスダック上場の仮想通貨マイニング企業Hut 8は、ビットメイン社と提携して開発したビットコイン(BTC)の次世代ASICマイナー「U3S21EXPH」の発売を発表した。
14:29
イーサリアムの大型アップグレード「Pectra」 第1段階は2025年初頭に実施予定
イーサリアムの次期アップグレード「Pectra」が2段階で実施決定。第1段階は2025年初頭、8つのEIPを含む機能改善を予定。
12:41
ワールドコイン、アプリユーザー向けの顔認識技術を試験導入へ
ワールドコインが顔認識技術をWorld Appに導入。アプリ使用時のセキュリティ強化が目的だ。各国当局のプライバシー懸念も継続。
12:20
米地裁、ConsensysがSECを提訴した裁判で判決
米地裁は、メタマスクなどを手掛けるWeb3ソフトウェア企業ConsensysがSECに対して起こした訴訟を棄却。この裁判は仮想通貨イーサリアムの証券性などを争っていた。
12:13
ビットコイン続伸、オンチェーンデータは需給好転を示唆
暗号資産(仮想通貨)市場ではFRBの大幅利下げを追い風にビットコイン(BTC)が200日移動平均線に迫る水準まで続伸。トレンド転換が視野に入る。
07:15
キヨサキ氏「米利下げで金・銀・BTCの価格は上昇へ」
『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏は、米FOMCの会合に合わせ、ゴールド、シルバー、仮想通貨ビットコインの価格が上昇しようとしているとXで予想。改めて購入を呼びかけている。
07:00
ソラナ(SOL)おすすめ取引所、手数料・ステーキング・出庫機能を徹底比較
2024年に高騰している仮想通貨ソラナ(SOL)。投資家にとって重要な取引所選びとステーキング比較、メリットを解説。ソラナの基本知識、取引所と販売所の違い、手数料の種類、買い方の注意点に至るまで、初心者から上級者まで網羅しています。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧