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仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】

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仮想通貨の重要ファンダまとめ
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。

仮想通貨の重要ファンダまとめ

仮想通貨市場に影響を与え得るイベント情報をまとめ、随時更新。

イベント名 注目度 日程
Bakkt・CMEのSQ、カットオフ日 ★★★★☆ 2020年3月
BitfinexのBTCオプション ★★★☆☆ 2020年Q1
主要銘柄の半減期 ★★★★☆ 5〜6月
NEM「シンボル」 ★★★★★ 2020年
イーサリアム2.0 ★★★★☆ 2020年

仮想通貨・ビットコインETFの次期期限

現在米SEC(証券取引委員会)は主に2つのETF申請を検討している。1つ目はCboeで取引が予定されているVanEck社とSolid X社が提供するビットコインETFで、もう一つはBitWise社が提供する仮想通貨ETFだ。

米SECがETF申請に関する判断を発表する次回の暫定期限はBitWise社が8月14日、VanEck社が8月19日(最終期限:10月)となっている

米SECは判断を最大3回、連邦官報にETF申請が掲載された日から最長240日まで判断発表の期限を延期することができる

関連ビットコインETF

リップル、新たな訴状への対応期限

新たな訴訟により、ここ1年ほど継続しているリップル社に対する裁判は新展開を迎えた。8月5日、米リップル社に対して集団訴訟を起こしているXRP投資家グループが、新たな修正訴状を裁判所に提出した。

今回の訴訟では、SECの新仮想通貨ガイダンスをもとに、XRPが未登録有価証券であると主張しており、同ガイダンスが裁判に利用されるのはこれが初めてとみられる。

リップル社は、米時間9月19日までにこの訴訟に応じる必要がある。

関連リップル社に対する訴訟に新たな展開

関連「XRP売却停止署名運動」について、リップル社CEOが異例の説明

ニューヨーク司法当局とBitfinexらの次回の裁判期日

仮想通貨取引所Bitfinex・テザーの親企業iFinex社とニューヨーク司法当局(NYAG)の裁判で、NYAGがBitfinex側に資産の証明が可能な情報の開示を要求する新たな文書を先日、NY最高裁に提出した。

5月、最高裁はBitfinexが必要最低限となる書類のみ提出するよう判断を下したが、NYAGはより詳細な資料の請求が必要だと判断し、この判断の撤回を求めた。

Bitfinexはテザー(USDT)の準備金の不正利用に関してNYAGから疑いを持たれ、米ニューヨーク州での営業停止が求められていた。Bitfinex側が全面否定するも、NYAGはBitfinexに対して、財務書類の開示を要求。ニューヨーク州の住民に対し、無登録で営業を行っていた疑いで、現在の裁判に発展した。

7月30日の裁判では裁判官が、「NYAGによる裁判の完全取り下げを行うか、Bitfinexの取り下げ要求を否定するか」との決定に、より多くの時間が必要との判断を下した。

関連ニューヨーク司法当局がBitfinex側に新たな情報開示を要求

イーサリアム「イスタンブール」テスト・メインネット

イーサリアムのテストネットワークRopstenで、次回大型アップグレードの「イスタンブール」に際して実施されたアクティブ化が予定より2日早まる形で9月30日に実行された。

関連イーサリアム、Ropstenテストネットで一時チェーン分岐

イーサリアム2.0の実現に向けてアップグレードを複数重ねているイーサリアム(ETH)は本来10月4日に大型アップデート「イスタンブール」を予定していたものの、テストネットの延期によって、(可能性として)一月ほど延期する見通しに。

イーサリアムでは度々「コンスタンチノープル」など過去のアップデートでも開発の最終チェックなどで日程が延期されるケースが見られたが、「イスタンブール」はPoW(プルーフ・オブ・ワーク)からPoS(プルーフ・オブ・ステーク)への移行が行われる「セレニティ」の手前のアップデートとなるため注目を集める可能性が高い。

「イーサリアム2.0」に向けて、このアップグレードは極めて重要な段階であり、PoWからPoSへの移行に当たる最後の布石とされている。

イーサリアム2.0(セレニティ)の開発者は10月27日までにテストネットのローンチを開始することが判明した。

イーサリアム2.0のシャーディングのクライアント「Prysm」を作成している、米Prysmatic Labsの責任者は自身のクライアントに向けて準備が完了したことを報告し、クライアントを統合したテストネットを立ち上げると説明した。

今回のテストネットは、ETHのスケーラビリティ改善とコンセンサスの変更を目指すイーサリアム2.0のローンチに向けた最終段階となる。

なお、大型アップグレード「イスタンブール」のメインネット実装は、12月4日と決定された。

関連イーサリアム2.0開発者「テストネット、準備完了」

リップル裁判、今後の日程

仮想通貨XRPの有価証券問題を巡る訴訟で、2020年1月15日に予定されている口頭弁論前に、Ripple側は最終的申立て書類を提出した。

申立て書類は、原告の訴訟に適用する法的期限が過ぎていると、以前の申立書と同じ主張を繰り返す内容。原告の主張の矛盾も改めて指摘した。

今後の裁判の両側に関する日程はこのようになる。仮想通貨業界に精通する弁護士Jake Chervinsky氏によるものだ。

  • 法廷での口頭弁論:1月15日
  • リップル側の申し立てを審理する期限は無い

関連仮想通貨XRPの有価証券問題を巡る訴訟 Ripple社が新たな書類を提出

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CMEのSQ、カットオフ日

3月分のBakktのBTC現渡し先物・差金決済先物SQ、オプション取引のカットオフ日、CMEのBTC差金決済先物SQおよびオプションカットオフ日をまとめる。以下日本時間の表記になる。

  • BakktのBTC先物(先渡し・差金決済):3月19日 8時
  • BakktのBTCオプション:3月17日 8時
  • CMEのBTC差金決済先物:3月28日 1時
  • CMEのBTCオプション:3月28日 1時

Bitfinex、テザー建のオプション取引

Bitfinexは2020年Q1にも、仮想通貨オプション取引を開始する予定だ。

同取引所CTOは、「規制に遵守したオプション、バスケット型先物およびスワップ取引の提供に取り掛かっており、まずは2020年Q1にオプション取引の提供を予定する」と説明した。

仮想通貨取引所Bitfinex、テザー建のオプション取引を提供へ
取引所Bitfinexは2020年Q1にも、テザー建で仮想通貨オプション取引所を開始する。新規事業として、ゴールド版ステーブルコインや仮想通貨ギフトカードなどの新規プロダクトも導入する予定だという。

主要銘柄の半減期

2020年は、ビットコインだけでなく、BCHやZcash、モナコインやLisk(リスク)などの人気通貨がマイニング報酬の半減期(減少期)を迎える。

  • BCH ≒4月8日 12.5⇨6.25
  • DASH ≒4月27日 7.14%減少
  • BTC ≒5月11日 12.5⇨6.25
  • MONA ≒8月29日 25⇨12.5
  • LSK ≒9月28日 2⇨1
  • ZEC ≒10月 12.5⇨6.25
仮想通貨イーサリアムクラシック、大型アップグレード「Phoenix」の実装スケジュールが決定
仮想通貨(暗号資産)イーサリアムクラシックは、次期大型アップグレードの予定日を発表。6月10日(前後)に、ブロック番号#10,500,839で予定される。

NEM「SYMBOL」

仮想通貨ネムの新ブロックチェーンSymbolを担当する移行委員会は、Symbolのローンチ目標時期を2020年内に調整。

3月5日、ネム財団はSymbolのローンチに向けて日本チームを強化する方針を明らかにした。日本市場開拓に向け、日本担当3名を起用。活発にコミュニティ活動が行われる日本市場を世界で重要な拠点のひとつに位置づけ、国内企業や地方自治体との提携、共同開発を進めていく方針だ。

NEM財団、日本チームを強化へ 仮想通貨ネムの「Symbol」公開に向け始動
ネム財団が、Symbolのローンチに向けて日本チームを強化する方針を明らかにした。日本市場開拓に向け、日本担当3名を起用。国内企業や地方自治体との提携、共同開発を進めていく。

イーサリアム2.0

イーサリアム2.0のフェーズ0テストネット稼働が最終段階になる。ParityとPrysmatic Labsは2.0における初のマルチクライアントのテストネットを始めた。

現在の進捗で、フェーズ0のメインネットローンチは年内に予定する。

関連etherscan、仮想通貨イーサリアム2.0の「ビーコンチェーン」テストネットに対応

仮想通貨イーサリアム 2.0のフェーズ0、最終テスト段階に
イーサリアム2.0のフェーズゼロ試運転が最終段階を迎えている。2020年Q1のメインネットローンチを目指し開発に全力を挙げているという。
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注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
03/19 火曜日
16:29
世界最大の機関投資家GPIF、ビットコインや金対象の運用資産多様化について情報提供求める=報道
株式市場のクジラとして知られる年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、仮想通貨ビットコインや金を含む「低流動性資産」等に関する情報やアイデア募集を開始した。将来的に分散投資・資産運用の一環でポートフォリオにBTCを組み入れる可能性を示唆した。
13:02
ビットコイン1000万円台割り込む、高騰していたアルト急反落にも警戒感
暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコインが続落。日本円建て価格で1000万円台を割り込んだ。イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)などアルトコイン相場の方が下げが顕著で警戒感が強まりつつある。
11:35
CZ氏、世界の子どもに向けた「Giggleアカデミー」を立ち上げ
仮想通貨取引所バイナンスのCZ前CEOは、世界の子どもに基礎教育を無料で提供するプログラム「Giggle Academy」を立ち上げると発表した。
11:00
アバランチ財団、ミームコイン5種の保有を発表 
アバランチ財団が暗号資産(仮想通貨)AVAXのエコシステム支援のため、Coq InuやTechなど5種類のミームコイン保有を公表。コミュニティ活性化の一環として選ばれた。
10:20
今後ビットコイン現物ETFにさらなる資金流入可能性 CoinShares分析
仮想通貨投資企業CoinSharesのアナリストは、ビットコインには今後数か月の間に需要急増が起こる可能性があるとの見解を述べた。
08:20
ミームコイン熱狂でソラナのGoogle検索数急増、2018年ICOブームに類似との懸念も
次にヒットするミームコインを探すトレーダーや投資家は「BOME」プレセール型ローンチをはじめ、さまざまなプレセール型ミームコインに資金を流入させ、その多くが「出口詐欺」であることが確認されている。
07:15
SCB銀、イーサリアム現物ETF承認の今後の影響を分析
仮想通貨イーサリアムの現物ETF承認なら最初の1年で6兆円超の資金が流入する可能性があると、英大手銀行のスタンダードチャータード銀行が分析。今後のイーサリアムやビットコインの価格予想もしている。
06:20
OKX、欧州でUSDT通貨ペアを廃止 MiCA法準拠で
USDTはOKXやバイナンス、Bybitなど集権型取引所の出来高の根幹となっているためUSDTペアの廃止は取引所の収益に打撃を与えることになる。
05:50
AI・DePIN関連銘柄「Akash」、コインベースに新規上場
半導体大手エヌビディアが今週「NVIDIA GTC AI 2024」を開催することから、思惑買いで先週末にAKTやRender、ワールドコインなどのAI仮想通貨銘柄は一時的に値上がりしたが、その後反落。
03/18 月曜日
19:46
プライバシー保護と相互運用性に特化した「Partisia Blockchain」の魅力とは 専門家が動画解説|WebX STUDIO
企業や自治体からも注目される、秘匿マルチパーティ計算(MPC)を用いてプライバシー保護と相互運用性に特化したPartisia Blockchainとは。コミュニティサポーター「ぐぬぐぬたい」氏がCoinPost YouTube番組「WebX STUDIO」に出演し動画解説を行なった。
15:25
「Web3の未来をリードするのはアジアの国々」Parity Asia製品工学トップが見解示す
ブロックチェーンインフラ企業Parity Technologies Asiaは、日本で昨年開催されたWebX2023実績などを踏まえ、アジア太平洋地域の国々がWeb3の未来を形作る上で主導権を握るとの考えを明らかにした。
12:47
米検察、FTXのサム前CEOに懲役40年以上を求刑
米検察当局は、22年11月に破綻した仮想通貨取引所FTXの前サム・バンクマン=フリードCEOに懲役40年から50年の判決をくだすよう裁判所に要請した。弁護側は緩和を求めている。
12:35
イーサリアム現物ETFが5月までに承認される確率は? 海外アナリスト6名が見解述べる
米各社のアナリストら6名は、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム現物ETFが今年5月までに承認される見通しについて議論し見解を述べた。承認の上でのハードルなどについても意見している。
12:31
ビットコイン一時65000ドル割れも反発、ソラナは時価総額4位に浮上
暗号資産(仮想通貨)市場では週末にかけて急落していたビットコインが反発。前週比30%高のソラナ(SOL)はBNBを超え、時価総額4位に浮上した。
03/17 日曜日
11:00
週刊仮想通貨ニュース|ETHのDencunやBTCの7万ドル割れに高い関心
今週は仮想通貨イーサリアムの大型アップグレードDencunの完了、ビットコイン価格の急反落、米金融大手JPモルガンのビットコイン現物ETF分析に関する記事が最も関心を集めた。

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2024/03/22 18:30 ~ 21:00
東京 東京都江東区
2024/03/28 15:00 ~ 18:00
東京 東京日本橋タワーB2階
2024/04/06 ~ 2024/04/09
香港 香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター3FG
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