CoinPostで今最も読まれています

Byteballコインチェック上場の噂とAirdrop仕様変更による価格暴落

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ByteballのAirdropが仕様変更して価格が下落
ByteballのAirdrop率が20%から10%になり、BTCリンクのAirdropも10分の1へと減らされた結果、市場はこの発表に敏感に反応して価格を大きく下落させました。
Byteballがコインチェックに上場するのではないか、という噂が流れる
不確かではありますが、Twitterで上げられた情報が拡散されて期待が集まりました。しかしコインチェックのチャートはPoloniexを元にしているため、Poloniexに上場していないByteballがコインチェックに上場するのだろうか、という懐疑的な声も挙がっています。
コインチェックに上場することにより下落したByteballの価格が上昇する可能性も
2017年4月19日コインチェックに上場したネム(NEM)とダッシュ(Dash)は大きく価格を上げました。同じようにByteballの価格も上がる可能性があります。
目次
  1. 仮想通貨無料配布!Airdropについて
  2. Byteball Airdrop 配布内容改正について
  3. 次回のAirdropはいつ?
  4. Byteballコインチェックに上場する噂?
  5. コインチェック上場でどのように市場に影響を及ぼすか?
  6. まとめ

仮想通貨無料配布!Airdropについて

Airdropと聞くとiOS機能のAirDropを想像しがちですが、仮想通貨でのAirdropは無料で仮想通貨がもらえるサービスのことを言います。

現在仮想通貨は利用されていない通貨も合わせて2000以上存在すると言われており、その中での認知度をあげることはとても難しい状態です。

そんな中Airdropを使うことにより、コインの認知度を高めたり保有者への特典配布を行うなどをして通貨支持者の増加を促す目的があり、Airdropを使う通貨は徐々に増えてきています。

今回紹介するByteballもAirdropを利用する仮想通貨の一つで、時価総額8月31日現在37位の通貨です(Coinmarketcapより)。

Byteballは月に一度満月の日にAirdropを行う通貨としても有名です。

ByteballでのAirdropでは、Byteball保持者のみならずBTC保持者であればAirdropにてByteballの配布を受けられるサービスが行われています。

Byteball Airdrop 配布内容改正について

今回、Bytecoinは大幅なAirdropの仕様変更をしました。

それにより保有者は売りに走り一気に価格は暴落しました。グラフのように8月7日価格は減少しました。

ここまで下がった理由は以下のAirdrop仕様変更が原因と言えるでしょう。

変更内容はこのようになりました。

  • Byteball のエアドロップ率20%⇨10%へ (10GBにつき1GB)
  • BTCリンクのAirdropを10分の1へ (160BTCにつき1GB)

今までByteballを持っていた方々への配分が20%から10%まで減少しBTC保持者への配布率も10分の1に。この変更によりByteballのAirdrop配当率の良さからByteballを多く保持していて大きな痛手となった方もいるでしょう。

変更理由については、既に50%以上のBytecoinを配布し終えたので今後は保有者よりも利用者にとってメリットがある制度へと変更される、とのことです。

仮想通貨は保持する通貨ではなく、利用する通貨として成り立たなければ価値がなくなってしまいます。保持している人達にだけメリットがあってはいけないのでこのような仕様変更が行われるのも仕方のないことかもしれません。

次回のAirdropはいつ?

8月の満月は8月7日でした。9月の満月は6日ですので、6日にByteball Airdropがおこなわれる予定です。

また、従来の配布率で進んだ場合、今年の11月ごろまでにAirdropが終了する計算でしたが、今回のAirdropの配布率変更により1年近くAirdropが続くことも可能となりました。

変更理由の1つである利用者に向けたサービスの導入を視野に入れると現在は価格を下げていますが、長期で見るとまた上昇していくかも知れません。

Byteballコインチェックに上場する噂?

コインチェックの公式情報ではありませんが、Byteballについて27日twitter 上で上がった画像がこちら。コインチェックの販売レート取得の欄にgbyte_jpyの文字が!

数時間後にチェックすると、既にgbyte_jpyの文字は以下のように消されていました。

このようにbyteballの記載があったことからByteballのコインチェック上場説がネット上では浮上しました。

しかし、コインチェックのチャートはPoloniexを元にしているのですが、肝心のPoloniexにByteballが上場していないのです。

そのためこの噂には懐疑的な声も上がっています。

コインチェック上場でどのように市場に影響を及ぼすか?

過去のコインチェック上場を振り返ってみたいと思います。

今回は2017年4月19日に上場したネム(NEM)、ライトコイン(Litecoin)、ダッシュ(Dash)を紹介します。

ネム(NEM)

日本に関わりが深い通貨なだけあり、19日に暴騰していることが分かります。

ダッシュ(Dash)

ネム程ではありませんが、19日に価格が上昇しています。

ライトコイン(Litecoin)

相場はそれ程反応していません。

コインチェックは日本の中では最も多くのアルトコインを扱っているため、その通貨の取引の中でJPYがどれだけ動くかを大きく左右する取引所です。

通貨毎によって違いますが、やはりコインチェック上場による影響は少なからずあると言えるでしょう。

まとめ

Airdropは仮想通貨市場の中でもとてもユニークなシステムです。現在ではByteball、OmiseGOなどの通貨がAirdropを行っており今後もAirdropを行う通貨は増えてくることが予想されるでしょう。

ただし、一つ注意しておく点は多くの人がプロジェクト内容が良いからという理由で通貨を保有するのではなく、無料でもらえるからとりあえず持っておこうと思ってしまう点です。

このようになってくると、Byteballのように仕様変更になった場合暴落が起こってしまう可能性があります。

Airdropを行う通貨の保有にはこうした変化がおこりうるということを考えて保有することが大切でしょう!

コインポストでは今後もこういったAirdropの情報や様々なニュースを配信していきます。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
03/28 木曜日
17:35
分散型AIの3大プロジェクトが団結、新トークン「ASI」に統合へ
SingularityNET、Fetch.ai、Ocean Protocolが人工超知能連合を結成し、各プロジェクトの暗号資産(仮想通貨)を新トークンASIに統合する計画を発表。単一の分散型AIネットワークとしてリニューアルを目指す。AGIの父と呼ばれるベン・ゲーツェル博士が主導する。
15:58
ビットコインのレイヤー2「BEVM」ローンチ
BEVMがメインネットをローンチ。暗号資産(仮想通貨)ビットコインをガス通貨として利用するEVM互換のレイヤー2ネットワーク。シリーズAで数十億円を調達し、分散型ビットコインクロスチェーンカストディサービスを実現。
15:00
NEARプロトコル、マルチチェーン再ステーキング「LiNEAR」始動へ 
NEARプロトコルがChain Signaturesを導入、暗号資産(仮想通貨)の相互運用性を強化。ビットコインやイーサリアムなど複数のブロックチェーンをサポートする。オムニチェーン再ステーキングLiNEARが始動。
14:15
「イーサリアムが有価証券でもETF化は可能」ブラックロックCEO
仮想通貨イーサリアムに関しては、米国においてその法的ステータスが定かではない。CFTCは商品(コモディティ)と見做している一方、SECはETHに関係するスイスのイーサリアム財団を調査していることが先週報じられた。
10:45
Parallel Studios、VanEckやソラナベンチャーズから53億円調達
パラレルはイーサリアムメインネットおよびBaseチェーン上で稼働するものだが、先日発表された、コロニーのローンチ先がソラナのブロックチェーンであることや、今回ソラナベンチャーズが出資したことから、今後クロスチェーンでの展開が考えられる。
10:15
イーサリアム「BLOB」にデジタルアートを記録する方法 Ethscriptionsが導入
イーサリアムのチェーン上にデジタルアートなどを記録するEthscriptionsは「BlobScriptions」を発表。ブロブにデータを記録する方法となる。
08:10
21Shares、欧州でTONの上場取引型金融商品を提供
今月初めテレグラムは仮想通貨TONを正式に統合し広告収入をチャンネル所有者と共有し、TONブロックチェーン上でToncoinを使って報酬を支払うようになった。この動きが投資家からの需要を押し上げたようだ。
07:30
ブラックロック「BUILD」、一週間で240億円超の資金流入を記録
ブロックチェーン上でトークン化された現実世界資産(RWA)の運用を提供するOndo Financeからの10億円以上新たな資金もありファンドの規模は拡大中。
06:50
スクエニやソラナ財団、Elixir Gamesに21億円出資
Elixir Gamesは、ゲームローンチャー「Elixir Games Launcher」で、さまざまなWeb3ゲームを遊べるPCアプリを提供。また、Web3ゲームがNFTなどのゲーム内資産のセールを代行するローンチパッドで、ミントなどの機能を提供する予定だ。
05:50
SECに有利か、裁判官がコインベースの棄却申し立て認めず
その一方、裁判官は、コインベースが顧客が仮想通貨ウォレットアプリを利用できるようにしたときに、無登録ブローカーとして運営していたというSECの主張を取り下げることを決定した。
03/27 水曜日
17:25
Slash Payment、独自トークンのエアドロップ対象条件を発表
暗号資産(仮想通貨)決済サービスSlash PaaymentのエコシステムトークンSVLについて、エアドロップの参加条件が明かされた。分散型決済エコシステムの利益が、ステーキング参加者に還元。スナップショットまでに割り当てを増やすことも可能だ。
17:00
ビットコインなど仮想通貨投資の始め方|初心者が注意すべきリスクとおすすめ戦略
ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)投資の初心者向けスタートガイドを解説。基本戦略や知識、特に注意すべきリスクやセキュリティ対策を紹介し、「何歳から始められる?」のか、取引所ごとの年齢制限一覧も提供。
16:04
KDDIのNFT市場「αU market」、アニモカブランズとの連携開始
KDDIが展開する「αU market」で、『PHANTOM GALAXIES』の限定版NFT販売を開始。アニモカブランズが支援するブロックチェーンゲームとの連携施策の第一弾。暗号資産(仮想通貨)ウォレット「αU wallet」を接続して購入できる。
14:23
21Shares「半減期前のビットコインは、過去の歴史とは異なるダイナミクスを経験している」
スイスを拠点にする資産運用企業21Sharesは、仮想通貨ビットコインの半減期が市場に及ぼす影響について分析したレポートを発表。ビットコインは現在、過去3回の半減期とは、「異なる市場ダイナミクスを経験している」と指摘した。
12:23
ビットコイン7万ドル台で堅調推移、コインベース・プレミアムは強気から中立に
暗号資産(仮想通貨)市場では、半減期前のビットコインは過去最高値に迫る7万ドル台まで反発して堅調推移を辿る。米国の機関投資家動向を示すコインベース・プレミアムは強気から中立に転じた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/03/28 15:00 ~ 18:00
東京 東京日本橋タワーB2階
2024/04/06 ~ 2024/04/09
香港 香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター3FG
2024/04/09 14:00 ~ 16:00
その他 オンライン
2024/04/13 ~ 2024/04/14
東京 東京都港区
重要指標
一覧
新着指標
一覧