北朝鮮:アメリカの経済制裁回避のため仮想通貨利用の疑い

仮想通貨はマネーロンダリングなどでの悪用が多いとされているが、北朝鮮は仮想通貨をうまく使ってアメリカからの制裁を逃れているという主張が、ワシントンの2人のアナリストからあがった。

特にウォレットは秘密鍵と公開鍵を分けて管理できることもあり、北朝鮮から仮想通貨を海外ウォレットに匿名で送金するというのを繰り返せば、あたかも正当な資金源から送金されているかのように扱えるという。

そして、海外で管理している仮想通貨を、同額の複数銘柄に交換するミキシングと呼ばれる過程を経て、資金源が北朝鮮であるということを完全に隠してしまう。

こうすることで北朝鮮としてはマイニングで得たビットコインなどを、資金源を隠した状態で他の通貨へと変換してしまえるのだ。

その後、シンガポールなどで法定通貨に換金するが、実際には制裁を逃れるのに最も適したUSドルに換金しているという。

現在もこの事態に対処すべく専門家が世界で動いているが、未だ解決には至らず、2018年初めの時点では、この手法で隠されている資金の規模がどれくらいであるかもわからなかったという。

参考記事:North Korea successfully using cryptos to evade US sanctions

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

北朝鮮:仮想通貨カンファレンスに続き、ビットコインの取引所開発に取り組んでいることが判明
韓国の地元メディアは、国営の韓国産業銀行(KDB)の報告によって、北朝鮮は仮想通貨マイニングを行っていることが明らかになった、と...
北朝鮮政府、初の仮想通貨カンファレンスを10月に開催予定|最先端技術に置ける能力を誇示か
米国国営ラジオ番組Radio Free Asiaのレポートによると、北朝鮮は今年の10月に、仮想通貨とブロックチェーンをテーマとしたカンファレンスを開催し、世界各国から業界のエキスパートを招待し、北朝鮮の国営企業代表と対談することを予定している。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「LINE@」厳選情報を配信!

日本や海外の「重要ニュースまとめ」をいち早く入手したい方は、ぜひ登録してみて下さい。

友だち追加