CoinPostで今最も読まれています

サイバーエージェントビットコインが解散|独自通貨発行など仮想通貨事業を断念か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

サイバーエージェントビットコインが解散
「サイバーエージェントビットコイン」が解散してたことが、11月9日付けの官報の内容によって明らかになった。同社は、取引所開設断念後、独自通貨の発行を公言するなど、違うプロセスでの業界進出を目指していた。

サイバーエージェントビットコインが解散

サイバーエージェントにて、仮想通貨取引事業を行う新子会社として2017年10月に設立された「サイバーエージェントビットコイン」が解散してたことが、11月9日付けの官報の内容によって明らかになった。

なお、同社のHPは12日12時時点ではアクセス不可になっていることを確認した。

サイバーエージェントビットコインは、仮想通貨交換業者登録を進めていたものの、相次ぐ流出事件で登録申請が停滞する動きを見て、2018年4月には同社の仮想通貨取引所「CA bitcoin」の開設は断念していた経緯がある。

しかし、取引所の断念と同時に、エンターテイメントの中で互換性のある便利なツールとして普及を目的とした、サイバーエージェントグループが目指す『エンタメ金融』の発展に向け、2019年に独自通貨発行を発表、サイバーエージェントグループ展開のサービス(AbemaTVやゲーム)で活用するため、研究と開発を進めていく旨が明らかになっている。

今回、未だ公式での発表はないものの、IT大手企業でもあるサイバーエージェントの解散が官報で明らかになったことは、日本の仮想通貨業界にとって痛手となってしまった。

通貨発行に関するルール案

金融庁では、続いた不正流出事件や認可済み取引所6社への業務改善命令後に行なった、検査・モニタリングによる交換業者登録ルールの厳格化や、一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)の認可による自主規制ルールの施行を行ない、投資家保護や業界の健全化へと動いている。

しかし、サイバーエージェントビットコインが方針変更したのちに発表した「独自トークン」の発行に関する自主規制案、要するにICO通貨発行に関するものは、年内に公表するなど後回しになっている実情がある。

ICOとして資金調達を行わない通貨発行の場合のルール策定にまで行われるかは定かではないが、ルールに則った運営を行う大手企業の動きを制限していた可能性は否めないだろう。

▶️本日の速報をチェック
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/19 金曜日
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。
16:25
ソラナのDEX「Drift」、18万ユーザーに1億トークンのエアドロップ実施へ
ソラナのDEXプロトコル、Driftが1億トークンのエアドロップを実施予定。取引量200億ドル超のプラットフォームで、ユーザー活動に基づくトークン配布が行われる。新たな暗号資産(仮想通貨)DRIFTの詳細を解説。
15:00
コンサル大手EY、イーサリアム基盤の契約管理サービスを立ち上げ
世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤングは、ブロックチェーン技術を活用した企業契約管理ソリューション「EY OpsChain Contract Manager」の立ち上げを発表した。
14:00
「ビットコイン半減期は年単位で見れば価格に大きなインパクト」Bitwise分析
Bitwiseは今後の価格についてビットコイン半減期の長期的な影響は過小評価されていると述べた。一方、ゴールドマン・サックスはマクロ経済情況も重要と分析している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧