CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨 Ubiq(ユービック)とは?〜ICOで資金調達を行わずに拡大したプロジェクト〜

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ICOを行なっていない仮想通貨
Ubiqのプロジェクトは金儲けとしてのICOで資金調達をせず、しっかりと評価をされて投資された資金を元に拡大しています。
Ubiq(ユービック)の素晴らしいビジョン
Ubiq(ユービック)のビジョンに共感した開発者達がSlackのコミュニティに3000人以上集まっています。
目次
  1. 概要
  2. ニュース一覧
  3. おすすめ取扱取引所
  4. おすすめウォレット
  5. まとめ

概要

通貨コード UBQ
公開日 2016/6/16
コンセンサスメカニズム Proof of Stake(PoS)
発行上限 500,000,000 UBQ
公式サイト Ubiq公式サイト
ブロックチェーンURL Ubiq Blockchain Explorer(取引詳細)
White paper 無し

Ubiq(ユービック)はイーサリアムのコードをベースに作られたプラットフォームです。

スマートコントラクト分散型アプリケーションプラットフォームといったイーサリアムの特徴を継承しています。

開発チームは、ブロックチェーンと金融サービスの両方で多種多様な専門分野と豊富な経験を備えており、アプリケーションの開発に利用できる最も安定した、柔軟でバグのないプラットフォームを提供することに専念しています。

Ubiq(ユービック)の誕生

2014年に公開されたJumbucks(JBS)というUbiq(UBQ)の元となったコインがありました。

しかし、2016年7月の『Jumbucks Ethereum Edition Testnet』というプロジェクトでJumbucks(JBS)はイーサリアムベースへ移行する考えが発表されました。

そして2017年1月にUbiqネットワークという独自のブロックチェーンを立ち上げ、Jumbucks(JBS)はUbiq(UBQ)として生まれ変わりました。

ICOで資金調達をしていない

最近ICOでの資金調達が規制されたりと話題になっていますが、UbiqはICOでの資金調達を一切行なっていません。

ICOには資金調達以外にも支援者コミュニティの形成という役割があります。

これをしていないということは、Ubiqのコミュニティはすでに確立されていて、開発者は今の現状で絶対にプロジェクトを成功させる自信があるということではないでしょうか。

そのプロジェクトやビジョンがしっかり評価されて投資された資金を元に拡大してきました。

ICOへの不信感が強い中、こういった健全で真摯に開発に取り組んでいるプロジェクトは非常に好感が持てますね。

Ubiq(ユービック)開発者コミュニティ

Slack』というエンジニアが好んでよく使うチャットツールがあります。

UbiqにはSlackのコミュニティがあり、メンバーは現在3000人以上の人が参加しています。

ようするにそれだけ多くのエンジニアがUbiqを支持しているということですね。

これはUbiqの将来において非常に重要なことを示します。

Ubiqに関わるエンジニアが多いほど、Ubiqのプラットフォームを利用したサービスが増える可能性が高いのです。

現在、Ubiqのプラットフォームを利用した『QWARK』『APX』といった2つの仮想通貨が生まれています。

ニュース一覧

日付 ニュース内容
2017/9 Ubiqのblock explorerがアップグレード
2017/6 Ubiqのウォレット『Pyrus』リリース
2017/5 仮想通貨トークン『APX』のICO
2017/2 仮想通貨トークン『QWARK』開始
Ubiqのウォレット『Fusion Wallet』リリース
2017/1 Ubiqのブロックチェーンが確立し、Jumbucksが廃止され、Ubiqネットワークが開始
2017/1 Ubiqネットワークを立ち上げることをBitcointalkで発表
2016/7 Jumbucks Ethereum Edition Testnetの紹介と新しいチェーンに切り替える計画を発表
2014/1 Jumbucksが公開され、Bitcointalkでプレリリース

おすすめ取扱取引所

取引所 解説
BITTREX

BITTREX

取扱いアルトコインはPoloniexを超える190種類以上。ICOを迎え上場した新しいアルトコインや、無名のアルトコインなどを積極的に取扱う。

他にも海外取引所cryptopiaで取引する事ができます。

おすすめウォレット

Ubiqのウォレットは2種類あります。

Pyrus WalletとFusion Walletです。

・Pyrus Wallet
MyEtherWalletを改良したブラウザベースのウォレットです。Ubiqはもちろん、関連通貨であるQWARK、APXも保管できます。
・Fusion Wallet
PCにインストールして使うもので、すべてのアカウント、アセット、アプリケーションを1つに統合しUbiqブロックチェーンと同期するQTウォレットです。独自スマートコントラクトと独自トークンが生成できる機能も備わっています。

これらのウォレットはUbiq公式サイトからダウンロードできます。

TOPに掲載されていますが、下画像の赤枠の『wallet』をクリックするとすぐアクセスできます。

Ubiqのウォレットダウンロード案内

まとめ

ICOを行わずここまで大きくなったUbiq(ユービック)。

日本ではあまり知られていない仮想通貨ですが、海外ではプロジェクトの共感者や開発者はたくさんいます。

プロジェクトやビジョンがしっかり評価されて拡大してきた仮想通貨なので、今後のプロジェクトに期待が集まります。

※Ubiqの情報は公式Twitter公式ブログで随時配信されています。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/25 木曜日
17:42
ワールドコイン、仮想通貨WLDのトークンセールを計画
Worldcoinが個人認証に基づくベーシックインカムプロジェクトの拡大へ、機関投資家限定で暗号資産(仮想通貨)WLDのプライベートセールを計画。市場価格に近い価格で提供し、転売禁止やロックアップ措置を導入する。
15:00
ビットコイン強気相場継続の根拠、アーサー・ヘイズ氏語る
仮想通貨取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、世界各国で法定通貨の供給量が拡大し続ける中、ビットコインをはじめとする仮想通貨の強気相場は今後も継続するとの考えを示した。
13:20
2028年の半減期に向けてビットコイン価格など5つの予測=Bitwise
Bitwiseの最高投資責任者は次の半減期までにビットコインに起こる5つのことを予想。ビットコイン価格は約3,880万円以上になるとする予測も含まれる。
10:25
ビットコインの供給インフレ率、金を下回る=レポート
Glassnodeは4回目の半減期についてレポートを発表。ビットコインの供給インフレ率がゴールドよりも低くなり、希少性が増したと述べた。
08:15
zkSync基盤のWeb3ゲーム企業Tevaera、野村などから7.7億円調達
TevaeraはzkSync上でレイヤー3のゲームチェーンを立ち上げる予定で、年内に200万人のプレイヤーと12人のゲーム開発企業をTevaeraエコシステムに参加させようとしている。
07:00
ジャック・ドーシー率いるBlock、店舗売上をビットコインに変換へ
新たに導入する予定の機能は「Bitcoin Conversions」というもので、Cash Appのアカウントを持つSquareのユーザーは、店舗収益の最大10%を仮想通貨ビットコインで受け取ることができるようになる。
06:10
米司法省、バイナンス創業者CZ氏に懲役36ヶ月求刑
仮想通貨取引所バイナンスの元CEOのCZ氏は自分の「不適切な決断」を謝罪し、自分の行動の全責任を受け入れる内容の手紙を2月に提出した判事へ提出したことが明らかになった。
04/24 水曜日
17:00
「BTCは上昇トレンドに入る可能性」SCB銀
仮想通貨ビットコインは再び上昇トレンドに入る可能性があるとスタンダードチャータード銀行が分析。今回もビットコインとイーサリアムの価格予想をしている。
16:23
Block社(Square)、ビットコイン採掘産業の分散化に向けて高性能チップを開発完了
デジタル決済企業ブロック(旧Square)が、3ナノメートル技術を採用した最新のビットコインマイニングチップ開発を完了。このプロジェクトはオープンソース化され、ビットコインマイニング業界の分散化を推進することを目指している。
15:09
WebX2024、最大73%割引の「開幕セール」終了まで残り1週間
株式会社CoinPostが主催する日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」にて、チケット販売を開始しております。2024年4月30日まで、最大73%割引のお得な開幕セールを実施中です。
14:35
米ブロックチェーン協会ら、仮想通貨業界の声をまとめSECを提訴
米ブロックチェーン協会とテキサス州暗号資産自由同盟は、米証券取引委員会が新たに制定したディーラー規則の阻止を求めて、SECを提訴した。
13:00
香港の現物ビットコインETF 4月30日にも発売かー報道
香港でボセラとハッシュキーキャピタルが提供するビットコインETFが取引を開始すると報じられた。2社の現物ビットコインETFは、価格安定性が高く、投資家に直接的な市場価格連動のメリットを提供する。
12:09
半値戻しのビットコイン、投資家心理改善で買い先行
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが66000ドル台まで反発し、50MA手前で一服した。イランとイスラエルを巡る中東リスク後退で米国株式市場でも買い戻しが先行しており、投資家心理が改善した。
12:00
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、70日連続流入を記録
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が70日連続で資金流入を記録した。運用資産は約2.8兆円に達している。
11:00
リップル社、SECによる20億ドルの罰金提案を過大と反論
リップル社は、XRPをめぐるSECとの裁判で新たな書類を提出。リップル社に対して約3,100億円の罰金支払いを求めるSECの主張に反論した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧