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FOMC後のビットコイン価格と投資家心理の変化|仮想NISHI 仮想通貨アナリストが相場分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

仮想通貨マーケットレポート(1/30 AM7時)

暗号資産(仮想通貨)市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、パウエルFRB議長が「銀行は暗号資産の顧客に完全に対応できる」と発言したことで上昇した。さらにチェコ中銀が外貨準備でビットコイン保有を検討していることが伝えられ、これも上昇を後押しした。

出典:Tradingview

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1月29〜30日相場状況

FOMCの内容は市場の予想通りだったものの、パウエル議長が暗号資産に対して前向きな発言をした直後には、成行注文で現物市場を中心に買い注文が入り、価格が上昇した。

オプション市場では建玉が急増しており、特に12万ドルの建玉が最も多く積み上がっている。しかし、プットコールレシオ(PCR)は引き続き上昇傾向にあり(下画像黄矢印)、金利動向の先行き懸念からFOMC後も市場心理がやや弱気に傾きつつあることが見て取れる。

関連FOMC控えビットコイン軟調、バイナンス捜査でアルトコイン下落|仮想NISHI

現状分析(1/30日AM7時)

FOMCが終了し、市場にとっての主要イベントは一旦通過した。ビットコインは10万ドル付近で軟調な推移を続けており、今後の焦点はトランプ政権の動向や、各国政府によるビットコインの保有に関する実際の動きとなるだろう。

今後の重要な日程

  • 1/30日 ユーロ・ECB政策金利
  • 1/31日 米PCEデフレータ 12月
  • 2/4日 米ISM製造業景気指数 1月

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

寄稿者:仮想NISHI仮想NISHI
クリプトアナリスト。BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。

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