はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

米仮想通貨取引所Coinbase、XRP(リップル)やステラ等27通貨の上場を検討;他4通貨の上場が決定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米大手取引所Coinbase:仮想通貨XRP(リップル)等27通貨の上場を検討;4通貨が上場
米大手仮想通貨取引所CoinbaseはXRPやステラなど27通貨の上場に関する調査・検討を行なっており、その他4つのERC20通貨を上場させたと発表した。全体相場が下落する中、この大型発表は今後景気を与えられるかに注目。

Coinbaseの2つの大きな発表

この記事では、Coinbaseの仮想通貨上場検討と4つのERC20通貨の上場開始をまとめている。

仮想通貨XRP(リップル)やステラ等27通貨の上場を検討

まず、米国の大手仮想通貨取引所Coinbaseは日本時間12月7日23時、公式ブログにて、現在時価総額2位のXRP(リップル)や時価総額4位のステラ(XLM)など27通貨の上場に関する調査、検討を行なっていると発表した。

出典:Coinbase

つい先週の金曜日(11月30日)にZcashも上場させたCoinbaseは、より多くの仮想通貨の上場を目論むことは、現在の下落相場にとって、活気を与える動きと考えられる。

そして、今回の上場検討について、Coinbaseの公式ブログと、直近Coinbaseの動向より、以下の様に重要点を取り上げる。

  • 9月に、新たな上場ポリシーを公開し、各国の規制方針に応じて、多くのアルトコインを取り扱うことを目論む点
  • Coinbaseは10月に3億ドルを調達し、仮想通貨ペアの迅速な追加に資金を利用すると明かした
  • 「有価証券」や法的遵守、プロジェクトのビジョンなどを基に、調査・検討を行う
  • 11月、ニューヨーク週金融サービス局から信頼検証を受けたCoinbaseカストディは、XRPを保管対象通貨に正式に加えた

また、Coinbaseは、「上記の全ての通貨の上場を保証することはできない」とも明確にしたが、米国の「有価証券」に関する法的規制を考えた上で、直近では、BATや0xのようなERC20トークンを上場させており、XRPがカストディ対象ともなっているため、今後Coinbaseにおける各地域の規制に則ったより多くの仮想通貨の上場が期待されていると言っていいだろう。

さらに、世界最大級の金融企業Fidelityが、時価総額トップ5〜7の仮想通貨を2019年第1四半期に予定する「機関投資家向け仮想通貨取引デスク」に追加する事を検討している事を先日明かしたため、XRPやステラが有価証券に該当しないのではないかという期待感も高まっているだろう。

資産運用大手フィデリティの機関投資家向け仮想通貨取引デスクに「リップル(XRP)上場」の可能性が浮上|ビットコインに続く動き
世界最大級の金融企業Fidelityは、時価総額トップ5〜7の仮想通貨を2019年Q1に予定する「機関投資家向け仮想通貨取引デスク」に追加する事を検討している事が明らかになった。また、XRPの有価証券性にも期待感高まる動きとして注目されている。

Coinbase、4つの仮想通貨の上場

Coinbaseの二つ目の動きは、上記仮想通貨上場の検討リストにある4つのERC20トークンの上場開始に関するアナウンスメント。

日本時間12月8日3時、Coinbaseは、以下4つのトークンをCoinbase Proへ上場させ、米ドル基軸のステーブルコインUSDCペアを提供すると公式で発表した。*上場発表により、4通貨共に価格の急騰(coinmarketcapのデータによるもの)を見せた。

  • Civic=CVC 14.67%+
  • district0x=DNT 32.15+
  • Loom Network=LOOM 18.49%+
  • Decentraland=MANA 18.36%+

この発表は、以上の上場検討発表の直後に行われたもので、Coinbaseのブログによって、「すでにBATや0x、USDCというERC20も上場しているため、特にセキュリティ性からすると、その他人気ERC20の統合は比較的に容易である」という。

なお、現在は入金のみが可能となり、取引可能な国と地域は以下となる

  • 米国(ニューヨーク州を除く)
  • UK
  • EU
  • シンガポール
  • オーストラリア
▶️本日の速報をチェック
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者7,000名突破。

CoinPostの関連記事

最有力ビットコインETFの申請企業が再度米SECにプレゼン|新たな角度から市場の成熟度を強調
最有力視されているビットコインETFを申請中のVanEck社が米SECに対し、新たな観点から、その承認の妥当性をプレゼンにて立証したと、SECの公式文書により判明した。
仮想通貨市場を左右する 規制当局とビットコインETF申請企業で異なる「問題点」の捉え方
ビットコインETFの許可条件に関する発言から、規制当局とプレイヤー側で捉えている仮想通貨市場の問題点に相違があることが明らかになった。今後の仮想通貨を左右する機関投資家関連プロダクトに注力する企業の主張を分析した。
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/16 月曜日
14:09
トランプ陣営顧問「米大統領選の鍵となったのは仮想通貨票だった」
2024年米大統領選でトランプ大統領のキャンペーン上級顧問を務めたクリス・ラチヴィタ氏は、仮想通貨関連問題を争点とした選挙戦略の採用が、トランプ氏の再選に大いに貢献したと主張した。
12:53
メタプラネットがビットコイン追加購入|保有1万BTC突破
メタプラネットがBTC保有1万枚を達成。時価総額は1兆円を突破。最終目標は21万BTCとしており、資金調達戦略と今後の展望を解説する。
12:27
SECが承認 トランプ・メディアがビットコイン財務戦略開始
トランプ・メディアが米証券取引委員会の承認を受けて、仮想通貨ビットコインの財務戦略を開始予定だ。すでに機関投資家から3,000億円超を資金調達している。
11:57
中東情勢緊迫化の中ビットコインに底堅さ、機関投資家の資金流入が下支えに
マクロ経済と金融市場 イスラエルとイランの軍事衝突をめぐり、両国の攻撃対象がエネルギーインフラに拡大したことで、世界の金融市場にも影響が広がっている。 イスラエルは前週末、イラ…
10:56
経済学者らが需給モデルからビットコイン強気予想「2027年初頭までに100万ドルの可能性」
経済学者らが仮想通貨ビットコインの将来価格を分析した。供給制約と需要増加により強気シナリオで2027年初頭に100万ドル到達の可能性があると予想している。
06/15 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、米SEC委員長のDeFi支持発言でETH上昇やXRPL採用事例増加など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン中東リスクで調整、FOMC通過後の買い戻し予想|bitbankアナリスト寄稿
bitbank長谷川アナリストによる仮想通貨ビットコイン(BTC)週次分析。中東情勢緊迫化で1600万円から1490万円に下落するも、過去の地政学リスク時と同様に一時的調整と分析。FOMC通過とトランプ減税法案への期待で反発予想。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|アーサー・ヘイズのBTC急騰分析に高い関心
今週は、参政党の神谷代表による仮想通貨政策提案、米コネチカット州による反戦略的ビットコイン準備金法可決、アーサー・ヘイズ氏によるビットコイン急騰分析に関するニュースが最も関心を集めた。
06/14 土曜日
13:55
相次ぐ小規模企業による大規模な仮想通貨投資発表、VanEck専門家は株価操作の可能性を指摘
時価総額数億ドルの小規模上場企業が数百億ドル規模の仮想通貨アルトコイン購入計画を発表する事例が相次いでいる。VanEck専門家は一部を株価操作目的と分析し、投資家に注意を促している。
13:10
ビットコイン保有企業の増加でシステミックリスク上昇=コインベース分析
米コインベースが最新レポートで、現在228社が仮想通貨ビットコインを82万枚保有していると指摘し、こうした財務戦略でシステミックリスクも上昇していると説明した。
11:38
イーサリアム専門家らがETH価格を「大幅に過小評価」と主張、長期目標8万ドルも
イーサリアム技術者らが新報告書でETHを「デジタル石油」と位置付け、ビットコインとの比較で機関投資家向けに大幅な過小評価を訴える。ステーキング収益や供給上限機能により長期的な価値上昇を予測。
10:44
ブラジル下院委員会、ビットコイン戦略準備金法案を可決 
ブラジル下院委員会が仮想通貨ビットコイン戦略準備金法案を可決。外貨準備の最大5%をビットコインで保有する「RESBiT」創設を目指し、中央銀行デジタル通貨の担保活用も検討。
09:50
「ドン・キホーテ」運営のPPIH、オンチェーンでデジタル証券発行へ 若年層支援の仕組み
ドン・キホーテ運営のPPIHは、セキュリタイズジャパンと提携し若年層支援の仕組みを持つデジタル社債を発行する。majicaポイントなどで利息支払いし、若者に特典を付与する。
09:30
ソラナ現物ETF承認へ前進か、複数企業がSEC要請でS-1書類を修正提出
米SEC要請を受けフランクリン・テンプルトンやフィデリティなど複数企業がソラナ現物ETFのS-1書類を修正提出。ステーキング機能組み込みも検討され承認に向け前進。
08:20
ホスキンソン氏、エイダをビットコインやステーブルに替えることを提案
カルダノ創設者チャールズ・ホスキンソン氏は、1億ドル相当の仮想通貨エイダをビットコインや複数のステーブルコインに替えることを提案。背景や目的を説明し、売り圧を懸念する声にも応えている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧