CoinPostで今最も読まれています

ウォール・ストリート・ジャーナル:ゴールドマンサックスが直接的にビットコイン取引を計画

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ゴールドマンサックス社がビットコインなど仮想通貨取引を検討中
一部のジャンルでの収益性が21%低下・トランプ政権による影響を受けている可能性が考えられます。
ゴールドマンサックス社は昨年から収益に苦しんでいる様子
アメリカ証券取引委員会(SEC)によるICOの取締りが行われている中でこのような舵取りとなった背景には、新しい市場を模索し、試行錯誤している様子が伺えます。

例えデジタルマネーであってもお金がものを言うようです。ウォール・ストリート・ジャーナルによるとゴールドマン社は投資者にビットコインでの直接取引を可能にすることを考えています。

これによってゴールドマン社は投資家に急成長している仮想通貨市場へアクセスする許可を与える最初のウォール・ストリート会社になります。他の会社はGrayscale’s platform (GBTC)などはありますが、ゴールドマン社は投資家のために今までになかった新しい市場を開きます。

会社のスポークスマンは以下のように述べました。

デジタル通貨に対する顧客の興味に反応してどのように役立てるかを調査しています。」

仮想通貨の規制が増える?

このニュースによって仮想通貨の急激な合法化だけでなく、ビットコインや他の仮想資産の政府規制機関による精密な調査が多くなることは間違いありません。

すでに連邦準備銀行は仮想通貨をより徹底的に研究していることを述べ、すでにアメリカ証券取引委員会(SEC)はICOに関して取り締まり規則を提出しました。

揮発性が必要に

ゴールドマン社は今年の強気市場の中でも収益がかなり縮小(昨年から21%も)してしまい、この問題は市場の変動率と結びついていると思われています。会社は株式市場でのパニックによる買い売りを利用できずにいたため、投資者の利益に繋がる価格変動がある新たな源を探しています。

この件に関してウォール・ストリート・ジャーナルは以下のように述べています。

ウォール・ストリートの中でも最も素早く機転の利く取引社と言われているゴールドマンは同業社の中でも苦しみました。確定利率収入の分野での収益は商品及び通貨の低迷によって昨年から今年の6月までに21%落ちました

ビットコインにとって増える主流投資家の採用が良いのかどうかは未だわかりません。しかしながら、このような注目によってJamie Dimonが先日ビットコインは詐欺だと言及したことなどの他の銀行頭取の以前の判断が問われ始めます。

WSJ: Goldman Sachs Planning Direct Bitcoin Trading

OCT 3, 2017 By Jon Buck

参考記事はこちらから

CoinPostの考察

ゴールドマン社は昨年から収益が低迷しており、収益の回復のために活発な動きのある市場を求め、そこに仮想通貨市場に目を向けようとしているのではないでしょうか。この計画にはトランプ政権と政策とも関係している可能性もあります。ゴールドマン社がこのような計画を立てていることは、他の金融企業にも少なからず仮想通貨市場を取り扱うのか影響を与えるでしょう。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/24 水曜日
09:40
「BTC価格上昇は半減期から50〜100日後」QCP Capital
仮想通貨ビットコインの今後の価格が急上昇するのは半減期から50〜100日後であるとQCP Capitalが分析。また、Bitfinexも半減期後の相場レポートを公開した。
08:45
ソラナJupiter、DEXモバイルアプリ5月公開予定
既存のUltimateウォレットは5月22日から利用できなくなるため、その前に仮想通貨の一時的移転(PhantomやMagic Edenウォレット)を推奨した。
08:10
米国のイーサリアムETF上場申請、5月承認は見込み薄か
申請中の仮想通貨イーサリアム現物ETFの多くは5月に最終判断を迎える予定だが、多くのアナリストは承認の確率が低いと予測。背景には、イーサリアム財団への任意捜査で米SECがETHを有価証券に分類しようとしている点や、ビットコイン現物ETFが承認されてからまだそれほど時間が経っていない状況などがある。
07:10
ビットコインの機能を拡充する新提案が公開
仮想通貨ビットコインのブロックチェーン上でスマートコントラクトなどを実現する開発提案がBIP-420として公開。以前から関心を集めている提案の内容が改めて説明された。
06:35
バイナンスアプリの削除、フィリピン当局がアップルとグーグルに命令
フィリピンはバイナンスの顧客基盤における重要な構成国だが、同SECは2023年11月以降、バイナンスを投資に利用しないよう国民に積極的に警告していた。
05:50
エルサルバドルの国営ビットコインウォレット、ハッカーがコードを流出
今回の漏洩は、4月上旬に報告された510万人のサルバドル人の個人情報リークを含む、一連のChivoウォレット関連のハッキングに続くものだ。
04/23 火曜日
19:00
メゾンマルジェラ MetaTABI NFT発売
メゾンマルジェラがMetaTABI NFTを一般販売開始。デジタル専用設計のタビシューズはThe Fabricantとのコラボで、限定版タビブーツとレザーウォレットが付属。今後のWeb3ブランドイベントにも参加可能。
18:00
ライフカードVプリカ 仮想通貨で購入可能に
ライフカードが暗号資産(仮想通貨)決済サービス事業者Slash Fintechと提携。2024年5月15日から「Slash Vプリカ SHOP」でステーブルコイン等を使ったVプリカギフトの販売を開始する。インターネットショッピングやオンラインゲーム等、デジタルサービスでのプリペイド決済が拡大する見込み。
14:00
ベネズエラ、石油取引で仮想通貨使用を加速か
ベネズエラの国営石油会社PDVSAは原油と燃料の輸出において、暗号資産(仮想通貨)の利用を増やす計画だ。背景には米国による制裁再発動がある。
13:00
SEC弁護士2名が辞任、「重大な権力乱用」と非難受け 
米仮想通貨企業Debt Boxに対する訴訟において、連邦地裁が「重大な権力乱用」を理由に米国証券取引委員会に制裁を課したことを受け、同委員会の担当弁護士2名が辞任したことがわかった。
12:00
「スイス中銀はビットコインを準備資産に持つべき」2B4CHが提唱
スイスの仮想通貨擁護団体「2B4CH」は、スイス国立銀行がビットコインを準備金として持つことを提唱している。国民投票を目指す計画だ。
11:00
米大統領候補ケネディJr氏、ブロックチェーンによる国家予算監督を提唱
米大統領選候補のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は21日、米国の国家予算をブロックチェーンに記録して透明性を高めるという考えを披露した。
10:12
NY証券取引所、取引時間の延伸を検討か
仮想通貨と同様に株式等を24時間取引できるようにすることのメリットなどを、ニューヨーク証券取引所が市場参加者に調査していることがわかった。調査の概要が明らかになっている。
09:25
Xverseウォレット、ビットコインRunes機能対応
XverseはOKXのOrdinalsマーケットプレイスや、Magic EdenのビットコインNFT電子市場で利用可能だ。ライバルの仮想通貨ビットコイン専用ウォレット「UniSat」もRunesに対応済み。
08:00
FTX、ロックされたソラナを個人投資家参加のオークションに
FTXは4月上旬ロックされたSOLを清算するために、高割引として、2,500万~3,000万の仮想通貨SOLを約19億ドル相当で売却。これは、1トークン=64ドルの安値だったが、当時の価格は約175ドルだった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/24 11:30 ~ 13:30
その他 オンライン
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧