はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ウィンクルボス兄弟「ビットコイン時価総額はいずれ760兆円(約100倍)を超える」 AMAで仮想通貨ETFの課題克服や独自のステーブルコインについて言及

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ウィンクルボス兄弟、Reddit上で仮想通貨やビットコインに関して言及
仮想通貨取引所ジェミニを手がけるウィンクルボス兄弟が日本時間8日、世界最大級の掲示板サイトReddit上でAMAセッションを開き、ビットコインETFやビットコインの将来性、独自のステーブルコイン(GUSD)について語った。

仮想通貨取引所ジェミニのウィンクルボス兄弟、AMAでビットコインETF等について言及

仮想通貨取引所ジェミニを運営するウィンクルボス兄弟がreddit上でAMAセッションを行い、ユーザーからの250を超える様々な質問に対応し、仮想通貨市場に関する質問も複数見受けれた。

AMAセッションで見られたウィンクルボス兄弟の注目発言をまとめた。

発言題目
  1. ビットコインETF
  2. 機関投資家の参入
  3. 自主規制団体
  4. ビットコインの将来性と位置付け
  5. STOについて
  6. 独自のステーブルコイン(GUSD)
  7. 仮想通貨取引所ジェミニの通貨上場プロセス

ビットコインETFについて

SECの指摘した課題克服に向けて以下のステップで対応している事を明かした。

  • 市場における行動ルール:規制に基づいた市場の促進
  • 市場監視:ナスダックと提携して同取引所が誇る独自の市場監視技術、SMARTを仮想通貨取引所ジェミニに導入。
  • 市場監視チーム:独自の監視チームを結成、市場における不正行為を監視。
  • 自主規制団の結成:業界の取引所と連携して自主規制団体の結成を支援。

上記の4点を挙げた上で、キャメロン・ウィンクルボス氏は「我々はETF実現に向けて引き続き尽力していく」と述べた。

仮想通貨ジェミニを創設したウィンクルボス兄弟は過去に2度、ビットコインETFの申請を米SEC(証券取引委員会)に提出しているが、どちらとも却下された過去を持つ。

前回7月末にウィンクルボス兄弟の申請が却下された際、SECは申請を却下した要因の一つとして「ビットコイン市場における不正行為」を挙げていた。

しかしウィンクルボス兄弟は昨年8月に独自の自主規制団体「Virtual Commodity Association(VCA)」を発足したり、ナスダックのSMART技術を導入するなどして着実に将来的なETFの認可に向けて策を練っている状況だと言える。

機関投資家の参入割合は

またウィンクルボス兄弟が手がける仮想通貨取引所ジェミニにおいて機関投資家と一般投資家の割合はどうなのかという問いについて「双方から良い割合が見られている」と述べ、具体的な言及は避けた。

自主規制団体について

また昨年8月に結成された自主規制団体VCA(Virtual Commodity Association、仮想コモディティ協会)に関しては以下のように述べた。

2019年には市場監視、カストディやマーケットにおけるルールの選定におけるベスト・プラクティスを決める専門家グループの立ち上げを目指している。

金融、規制当局や法律事務所、コンサル企業などからの専門家がこのグループメンバーの候補だ。

各部門の専門家には仮想通貨取引所やカストディアンにおけるルールの設立を担うこととなる。

このルールを基に、仮想通貨取引所やカストディアンが消費者保護や透明性を促進すべく事業を運営するかを定めていく。

またこのルールはSECのETF申請に関して挙げられた2つの懸念点、市場操作と透明性の欠如への改善策である。

ビットコインの将来性について

またウィンクルボス兄弟は仮想通貨市場のドミナンス51.8%を占めるビットコインについても言及し、2012年にその将来性を見出してから、「仮想通貨の王様」に関する姿勢が変わっていない事を示した。

タイラー・ウィンクルボス氏は以下のように語った。

我々のビットコインに対する前向きな姿勢は変わらない。ビットコインは金よりも金として機能すると思っている。もし我々の予想が正しければ、ビットコインの時価総額は金の時価総額7兆ドル(約760兆円)をいずれ超えるだろう。(現在は7.6兆なので約100倍)

出典:Reddit

またスケーラビリティ問題においてビットコインが「価値の保存」手段として優れているか、または「価値の送付」手段として優れているかに関しては以下のように見解をまとめた。

現状、私はビットコインは「価値の保存」として見ているが、確かにそれは「価値の送付」としての定義と矛盾している。

お金は両方でいるのは難しい。しかしスケーラビリティに関しては分散化が主な焦点であるべきだ。

ビットコインのドミナンスについて

さらにビットコインは仮想通貨の時価総額で1位の座を保っているが、今後もこの状態は続くのかという問いに対して、キャメロン・ウィンクルボス氏は以下の様にコメントした。

ビットコインは仮想通貨の本家だ!「価値の保存」としてネットワーク効果が見られているビットコインを打ち負かすのは困難だろう。

STOについて

また注目が集まるSTOについてタイラー氏は以下の通り述べた。

私は大きなファンだ。2019年は本格的で興味深いSTOの使用事例が見られると期待しているし、今後さらに人気になると思う。

独自発行のステーブルコイン、ジェミニ・ドル(GUSD)について

さらに仮想通貨取引所ジェミニが昨年9月に発表した米ドルにペッグされている独自のステーブルコイン、ジェミニ・ドル(GUSD)が今後どのようなポジションを狙っていくのかという質問に対して、キャメロン氏は以下のように答えた。

我々は米ドルをブロックチェーン上で提供するためにジェミニ・ドルを開発した。今後dAppsや、仮想通貨サービスの利用に貢献する事ができる。

確かに送金目的の利用も可能ではあるが、既存の銀行を基にした送金ネットワークと競合するより新たな未来を支える通貨として見ている。

ジェミニにおける上場通貨の選考プロセスについて

最後に仮想通貨取引所ジェミニにおいてどのような選考プロセスを経て上場通貨を選別しているかも明らかにした。

ジェミニが参考にする主な項目は以下の4点である。

  • 運営チーム
  • 法的な分類(有価証券ではない事)
  • 時価総額の規模
  • 技術面

ジェミニは米ニューヨーク州からビットライセンスを取得している数少ない取引所で、ビットコイン先物を提供するCboeやCMEが同取引所の価格を参考にするなど、規制当局からも評価を得ている。そのため、ジェミニの選考プロセスは注目に値すると言えるだろう。

▶️本日の速報をチェック
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者10,000名突破。

CoinPostの関連記事

ウィンクルボス兄弟経営のGemini、顧客の仮想通貨に対して保険の適応を発表
仮想通貨取引所Geminiが運用する顧客の仮想資産に対してAon社から保険を取得した事を発表。同社の担当者は、「保険会社に情報共有を続けていくことは顧客保護につながるだけではなく、仮想通貨業界全体の消費者保護に対する期待を高めることにも繋がる」と言及した。
仮想通貨市場を左右する 規制当局とビットコインETF申請企業で異なる「問題点」の捉え方
ビットコインETFの許可条件に関する発言から、規制当局とプレイヤー側で捉えている仮想通貨市場の問題点に相違があることが明らかになった。今後の仮想通貨を左右する機関投資家関連プロダクトに注力する企業の主張を分析した。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
01/20 火曜日
17:48
香港業界団体、仮想資産規制強化に反対 伝統的金融機関の参入阻害を懸念
香港証券先物専門家協会が仮想資産資産管理ライセンス制度案に反対意見を表明。1%配分でもライセンス必須となる規制強化が伝統的金融機関の参入を阻害すると警告。
16:52
韓国、仮想通貨「1取引所1銀行」規制の廃止を検討 市場開放へ
韓国金融当局が仮想通貨取引所の「1取引所1銀行」規制の廃止を検討。複数銀行との提携を可能にし、デリバティブ・法人取引の解禁も視野。年内の方案発表を目指す。
15:12
米SEC、ゲンスラー氏退任から1年:仮想通貨市場はどう変わったのか
2025年1月のゲンスラーSEC委員長退任から1年が経ち、125件の執行措置と60億ドルの罰金で業界を締め付けた『執行による規制』から、トランプ政権下で規制方針が180度転換した。
14:54
コインベースCEO、ダボスで仮想通貨法案推進と対話姿勢を表明
コインベースのブライアン・アームストロングCEOが世界経済フォーラムのダボス会議で、仮想通貨規制法案の推進継続を表明。仮想通貨法案への支持撤回後、銀行業界との「ウィンウィン」解決を模索。
13:40
ヴィタリックがDAOの欠点を指摘、ゼロ知識証明などによる改善を提案
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が自律分散型組織の課題を指摘。ゼロ知識証明などの技術による改善策を提案。DAOの活用例も示した。
13:15
なぜビットコインと金はトランプ関税発表に異なる反応を示したのか=分析
トランプ大統領のグリーンランド関税発表でビットコインは3%下落し9万2000ドル台に急落。24時間で8.7億ドルの清算が発生。一方、金価格は史上最高値4689ドルを記録。ビットコインが安全資産ではなくリスク資産として反応する市場構造を詳しく分析。
11:12
LINEでJPYC利用普及目指す、LINE NEXTとJPYCが協業検討
JPYC株式会社がラインネクスト社と日本円建てステーブルコインJPYCの活用に向けた協業検討を開始する基本合意書を締結した。ラインアプリ上で誰もが手軽に利用できる環境の構築を目指す。
10:30
K33、仮想通貨担保のローンサービスを開始
K33は、ビットコインとイーサリアムといった仮想通貨を担保にできるローンサービスを開始。資格を満たした顧客はUSDCなどを借りることができる。
09:54
ビットコイン調整局面、マクロ・オンチェーン指標の変動は?
ビットコイン調整局面で注目される2つの分析。Smittyは銅金比率とISM PMIから、Darkfostはステーブルコインデータから、それぞれ異なる角度で市場動向を分析。マクロとオンチェーン指標が示すシグナルを解説。
09:50
インド中銀、BRICS諸国のデジタル通貨連携を提案 米ドル依存低減を目指す
ロイターが報じたところによると、インド準備銀行がBRICS諸国の中央銀行デジタル通貨を連携させる提案を行った。2026年サミット議題に含める方針で、国境を越えた決済を容易にする狙いがある。
09:25
韓国で仮想通貨マネロン摘発、160億円相当 
韓国当局が約160億円相当の仮想通貨マネーロンダリング事件を摘発した。取り締まりの一方、企業による仮想通貨投資が解禁される計画であり受け入れも進んでいる。
08:40
米コインベース、企業向けステーブルコイン発行サービスを正式開始 
コインベースが企業向けカスタムステーブルコイン発行サービスを正式に開始した。USDCなどで1対1裏付けされ、流通供給量に基づく収益化が可能だ。
08:02
仮想通貨投資商品、先週は約3430億円の資金が純流入
CoinSharesは、仮想通貨投資商品全体の先週の資金フローは約3,430億円の純流入だったと報告。ビットコインなど幅広い銘柄の投資商品に資金が流入したが、週末には市場心理が悪化したという。
07:20
スカラムチ氏がステーブルコイン利回り禁止を批判、デジタル人民元との競争力低下懸念
スカイブリッジキャピタルのアンソニー・スカラムチ氏が仮想通貨市場構造法案のステーブルコイン利回り禁止を批判。中国のデジタル人民元との競争力低下を警告し、銀行との対立が浮き彫りになっている。
06:25
バミューダ政府が完全オンチェーン経済への移行を発表、コインベースとサークルが協力
バミューダ政府は1月20日、コインベースとサークルと協力提携し島全体を完全オンチェーン経済に変革する計画を発表した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧