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3月に迫る確定申告、仮想通貨にかかる損益計算の課題と解決方法 | 『Cryptact(クリプタクト)』

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

煩雑な仮想通貨の損益計算を簡単に
2019年になり、確定申告へ向けた損益計算を始めている方もいるのではないでしょうか。しかし、仮想通貨の損益計算は非常に煩雑になっており、全てを自分自身で行うにはハードルが高い状況です。株式会社Cryptact(クリプタクト)の展開する損益計算ツールを使うことで、この課題を簡単に解決することが可能です。どうして解決できるのか、使い方や登録方法も合わせて解説していきます。
株式会社Cryptact(クリプタクト)とは
2018年1月、Cryptact創業メンバー3人は元ゴールドマン・サックスで前職ではヘッジファンドと呼ばれる絶対収益型のファンドで運用を担当しており、そのシステム開発を行うエンジニアと共に設立しました。

▶️公式ホームページ:株式会社Cryptact

▶️Twitter:クリプタクト(@Cryptact)

目次
  1. 仮想通貨の確定申告
  2. 仮想通貨の損益計算を煩雑にする課題
  3. 簡単に課題を解決できる損益計算ツール
  4. tax@cryptactの使い方と登録方法
  5. 仮想通貨特有の事象に関する損益計算
  6. 企業紹介

仮想通貨の確定申告

2019年に入り、確定申告の準備を始めようと考えている方も多いのではないでしょうか。

仮想通貨取引で得た利益は、基本的に「雑所得」か「事業所得」に分類されます。

サラリーマンの方や他の仕事をメインに生計を立てていて、その傍らで仮想通貨取引をしている人はであれば「雑所得」になります。

一方、仮想通貨取引で生計を立てているような人であれば「事業所得」になります。

「雑所得」は総合課税に分類され、給与所得などの他の所得と合算した額に応じて税率が決まります。

度々話題にもなっているので知っている方も多いかと思いますが、日本で採用している累進課税制度により、所得が多ければ多いほど、税率が高くなり、最大で45%となります。これに住民税10%が合わさり、最大55%となります。

1から学ぶ仮想通貨の税金の仕組み/確定申告ガイド
齋藤雄史公認会計士・税理士事務所 代表の齋藤雄史氏による、仮想通貨の税金の解説記事です。仮想通貨取引にかかる税金や確定申告の方法、考えられる節税方法などを掲載しています。

仮想通貨の損益計算を煩雑にする課題

確定申告へ向けた仮想通貨の損益計算は、株式などのように取引所内で自動で計算は行われません。

全ての損益計算と確定申告はご自身で行う必要があります。

仮想通貨の高騰により、これまで確定申告や損益計算等を行なったことがなかった方が必要になるケースが多く見られました。

しかし、仮想通貨の損益計算は仮想通貨の性質上、世界中の取引所へ送金できたり、通貨が分裂が起きるなど特殊な場合が多く、難易度が高く複雑な計算が必要となっています。

主な課題は下記の3つです。

  • ①損益計算の複雑さ
  • ②取引履歴取得・解読の困難さ
  • ③納税者の作業負担

損益計算の複雑さ

他の雑所得と異なり、仮想通貨の損益計算が複雑になる原因は、特殊な性質に起因しています。

例としては、

口座間で自由に送金可能のため、1取引所内で売買が完結しない。

法定通貨建でない取引が多く、取引時における仮想通貨の時価を別途参照する必要。

リアルタイム価格のデータソースが少なく、仮想通貨建取引の取得原価の計算が困難。

これらのことが一要因となっている。

取引履歴取得・解読の困難さ

取引履歴のファイル形式は不統一、取引履歴の内容に不足があるケースも多く、ファイル数も複数ある場合も多くなっています。

同じ仮想通貨にも関わらず異なる名称、異なるタイムゾーン、手数料は仮想通貨・法定通貨建・第3通貨もありうるなど、処理の課題は様々あります。

納税者の作業負担

仮想通貨の高騰により、いままで確定申告を行ったことのない個人の方達にも税務相談のニーズが発生 している現状にあります。

一方で、計算方法などが煩雑なため、税理士側にもサポートが必要であり、どの税理士にどのように依頼していいのかわからない方が多くいます。

簡単に課題を解決できる損益計算ツール

煩雑な仮想通貨の損益計算を簡単に行うことのできるサービスはいくつかあり、その中でも株式会社Cryptact(クリプタクト)が展開するtax@cryptactがオススメです。

tax@cryptactとは

出典:Cryptact

個人の方は当面無料で利用可能となっているサービスです。税理士紹介制度もあるので、確定申告が不安な方でも仮想通貨に強い提携税理士に相談が可能です。

国内最大ユーザー数、2,600種類以上の仮想通貨、広範な取引種類に対応

・tax@cryptactのユーザー数は3万人超で、同種のサービスでは国内最大。

・対応取引所数は現在29社で、取引履歴をアップロードするだけで損益計算可能であり、このサービスで認識可能な仮想通貨種類は2,600種類以上あり更に拡大しています。

・計算可能な取引種類は、「売買(レバレッジ・証拠金取引含)」、「商品購入」の他にも、「ハードフォーク」、「マイニング」、「エアドロップ」など仮想通貨独特の取引形態にも対応しています。

・カスタムファイルをご利用することで世界中どこの取引所での取引も計算可能となります。

正確な時価参照(1分おきの価格データ)をベースとした計算、安心のセキュリティ

・tax@cryptactでは2,000種類以上の仮想通貨の1分おきの平均価格を保持しており、それをベースに損益計算を行っています。他サービスが日次価格を利用していることが多いのに対して、圧倒的に正確な計算を行うことが可能となっています。

・また二段階認証を用意するなどセキュリティ面にも注力しています。

tax@cryptactで課題を解決

上記でも述べた仮想通貨の損益計算が煩雑になる3つの課題を解決できるのがtax@cryptactです。

出典:Cryptact

株式会社Cryptact(クリプタクト)では、損益計算ツールだけでなく税理士紹介サービス等も展開しており、確定申告のお悩み解決を包括的にサポートしています。

出典:Cryptact

注目ポイント①
29の取引所に対応済み。カスタムファイルを使用することで世界中どこの取引所でも計算可能。
注目ポイント②
ハードフォークなど取引所以外の事例も対応可能。
注目ポイント③
2600超の仮想通貨を1分単位の価格で計算。

出典:Cryptact

注目ポイント①
統一された形式で全履歴を表示。
注目ポイント②
詳細なヘルプページで疑問を解決。

出典:Cryptact

注目ポイント①
自動計算で簡単に結果が分かる。
注目ポイント②
仮想通貨に詳しい税理士の紹介サービス展開。

tax@cryptactの使い方と登録方法

出典:Cryptact

Cryptactが展開するtax@cryptactのサービスでは、取引所のデータをアップロードするだけで、自動的に損益計算を行うことが可能です。

既に30,000以上のユーザーが利用しており、個人利用向けには無料で利用出来るサービスとなっています。

登録は無料で行うことができ、メールアドレスのみで使用することができます。

ユーザー登録はこちら

基本的な使い方はこれまで行った過去全ての取引履歴(取引所の取引履歴や自身で作成したカスタムファイルなど)をtax@cryptactのサービスにアップロードすることで、自動的に実現損益と保有通貨毎の含み損益が算出されます。

出典:Cryptact

対応取引所の場合は取引所を選択して、アップロードをおこなってください。

出典:Cryptact

対応取引所以外の取引データやハードフォークやトークンスワップのような取引所等のデータに存在してない場合の取引でも手動で入力することで、その取引を反映させた結果が表示することが可能となります。

出典:Cryptact

tax@cryptactへファイルをアップロードすることで、自動的にporfolio@cryptactも使用可能となります。

出典:Cryptact

含み損益を実現させたい場合は、porfolio@cryptactのタブから詳細ページに飛び、そこで通貨ごとに含み損益やtax@cryptactで計算される簿価が記載されているので、その通貨について購入や売却を行うと含み損益が実現されることになります。

この含み損益の実現についても、UI上で自由に取引を追加することができるため、事前にシミュレーションすることが可能です。

出典:Cryptact

充実のサポートページ及びサポート体制

詳細なヘルプページを用意。各取引所における取引履歴のダウンロード方法や、計算方法の詳細、その他データ不足に伴う計算不能状態の解消「未分類取引の解消」などを掲載しています。

メールでのトータルサポートもあり、平均3営業日以内には回答いたします。

Cryptactサポートページはこちら

仮想通貨特有の事象に関する損益計算

今も成長を続ける新たなテクノロジーである仮想通貨。

その成長が故に、仮想通貨にはハードフォークやトークンスワップなど他にはない特有の事象が起きています。

ハードフォークに関しては国税庁からのガンダンスでも明記され、取得した場合は課税対象となる所得はなく、取得価格0円とし、その通貨を売却した際に利益が生じると書かれています。

まだアナウンスが行われていない事象はどのように計算を行うべきなのか、専門家のご意見も合わせて解説した記事がございますので、興味のある方はご覧ください。

ハードフォークで取得した仮想通貨など「特有の事象」に関する税金計算方法を解説 | 寄稿『Cryptact(クリプタクト)』
仮想通貨特有の損益計算方法 今も成長を続ける新たなテクノロジーである仮想通貨。その成...

企業紹介

株式会社Cryptact

Cryptactは、bitFlyerと業務提携したことでも有名な仮想通貨の実現損益計算サービスtax@cryptact及びポートフォリオ管理ツールportfolio@cryptactをサービス提供している企業。

出典:Cryptact

創業メンバー自身が行っていた仮想通貨取引の損益計算を簡単にするために、2017年に自用目的で開発したのがtax@cryptactの始まりで、機関投資家が利用するような高度なシステムを個人でも使用できるサービスとなっています。2018年11月には、reports@cryptactと称して、元ヘッジファンド運用担当者による仮想通貨マーケットの分析レポートの配信も開始いたしました。

公式ページはこちら
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注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
03/28 木曜日
17:35
分散型AIの3大プロジェクトが団結、新トークン「ASI」に統合へ
SingularityNET、Fetch.ai、Ocean Protocolが人工超知能連合を結成し、各プロジェクトの暗号資産(仮想通貨)を新トークンASIに統合する計画を発表。単一の分散型AIネットワークとしてリニューアルを目指す。AGIの父と呼ばれるベン・ゲーツェル博士が主導する。
15:58
ビットコインのレイヤー2「BEVM」ローンチ
BEVMがメインネットをローンチ。暗号資産(仮想通貨)ビットコインをガス通貨として利用するEVM互換のレイヤー2ネットワーク。シリーズAで数十億円を調達し、分散型ビットコインクロスチェーンカストディサービスを実現。
15:00
NEARプロトコル、マルチチェーン再ステーキング「LiNEAR」始動へ 
NEARプロトコルがChain Signaturesを導入、暗号資産(仮想通貨)の相互運用性を強化。ビットコインやイーサリアムなど複数のブロックチェーンをサポートする。オムニチェーン再ステーキングLiNEARが始動。
14:15
「イーサリアムが有価証券でもETF化は可能」ブラックロックCEO
仮想通貨イーサリアムに関しては、米国においてその法的ステータスが定かではない。CFTCは商品(コモディティ)と見做している一方、SECはETHに関係するスイスのイーサリアム財団を調査していることが先週報じられた。
10:45
Parallel Studios、VanEckやソラナベンチャーズから53億円調達
パラレルはイーサリアムメインネットおよびBaseチェーン上で稼働するものだが、先日発表された、コロニーのローンチ先がソラナのブロックチェーンであることや、今回ソラナベンチャーズが出資したことから、今後クロスチェーンでの展開が考えられる。
10:15
イーサリアム「BLOB」にデジタルアートを記録する方法 Ethscriptionsが導入
イーサリアムのチェーン上にデジタルアートなどを記録するEthscriptionsは「BlobScriptions」を発表。ブロブにデータを記録する方法となる。
08:10
21Shares、欧州でTONの上場取引型金融商品を提供
今月初めテレグラムは仮想通貨TONを正式に統合し広告収入をチャンネル所有者と共有し、TONブロックチェーン上でToncoinを使って報酬を支払うようになった。この動きが投資家からの需要を押し上げたようだ。
07:30
ブラックロック「BUILD」、一週間で240億円超の資金流入を記録
ブロックチェーン上でトークン化された現実世界資産(RWA)の運用を提供するOndo Financeからの10億円以上新たな資金もありファンドの規模は拡大中。
06:50
スクエニやソラナ財団、Elixir Gamesに21億円出資
Elixir Gamesは、ゲームローンチャー「Elixir Games Launcher」で、さまざまなWeb3ゲームを遊べるPCアプリを提供。また、Web3ゲームがNFTなどのゲーム内資産のセールを代行するローンチパッドで、ミントなどの機能を提供する予定だ。
05:50
SECに有利か、裁判官がコインベースの棄却申し立て認めず
その一方、裁判官は、コインベースが顧客が仮想通貨ウォレットアプリを利用できるようにしたときに、無登録ブローカーとして運営していたというSECの主張を取り下げることを決定した。
03/27 水曜日
17:25
Slash Payment、独自トークンのエアドロップ対象条件を発表
暗号資産(仮想通貨)決済サービスSlash PaaymentのエコシステムトークンSVLについて、エアドロップの参加条件が明かされた。分散型決済エコシステムの利益が、ステーキング参加者に還元。スナップショットまでに割り当てを増やすことも可能だ。
17:00
ビットコインなど仮想通貨投資の始め方|初心者が注意すべきリスクとおすすめ戦略
ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)投資の初心者向けスタートガイドを解説。基本戦略や知識、特に注意すべきリスクやセキュリティ対策を紹介し、「何歳から始められる?」のか、取引所ごとの年齢制限一覧も提供。
16:04
KDDIのNFT市場「αU market」、アニモカブランズとの連携開始
KDDIが展開する「αU market」で、『PHANTOM GALAXIES』の限定版NFT販売を開始。アニモカブランズが支援するブロックチェーンゲームとの連携施策の第一弾。暗号資産(仮想通貨)ウォレット「αU wallet」を接続して購入できる。
14:23
21Shares「半減期前のビットコインは、過去の歴史とは異なるダイナミクスを経験している」
スイスを拠点にする資産運用企業21Sharesは、仮想通貨ビットコインの半減期が市場に及ぼす影響について分析したレポートを発表。ビットコインは現在、過去3回の半減期とは、「異なる市場ダイナミクスを経験している」と指摘した。
12:23
ビットコイン7万ドル台で堅調推移、コインベース・プレミアムは強気から中立に
暗号資産(仮想通貨)市場では、半減期前のビットコインは過去最高値に迫る7万ドル台まで反発して堅調推移を辿る。米国の機関投資家動向を示すコインベース・プレミアムは強気から中立に転じた。

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イベント情報
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2024/03/28 15:00 ~ 18:00
東京 東京日本橋タワーB2階
2024/04/06 ~ 2024/04/09
香港 香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター3FG
2024/04/09 14:00 ~ 16:00
その他 オンライン
2024/04/13 ~ 2024/04/14
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