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グレースケール、米国初のステーキング機能付き現物仮想通貨ETFを開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ETHとSOLでステーキング機能を有効化

グレースケールは6日、グレースケール・イーサリアム・トラストETFとグレースケール・イーサリアム・ミニ・トラストETFが米国上場の現物仮想通貨ETPとして初めてステーキングを可能にしたと発表した。同時にグレースケール・ソラナ・トラスト(GSOL、投資信託)もステーキングを有効化し、投資家が従来の証券口座を通じてSOLステーキングにアクセスできる数少ない手段となった。

SECの許可を受け、グレースケールは32,000 ETHをステーキングしたことが確認された。

グレースケールのピーター・ミンツバーグCEOは、イーサリアム(ETH)とソラナ(SOL)の現物ファンドでのステーキングは同社が提供すべき先駆的イノベーションだと述べた。運用資産残高で世界最大のデジタル資産特化型ETF発行体として、信頼性の高いプラットフォームがステーキングのような新機会を投資家にとって具体的な価値に転換できると説明している。

グレースケールは機関投資家向けカストディアンと分散化されたバリデーター・プロバイダーのネットワークを通じてパッシブにステーキングを実施し、基盤プロトコルのセキュリティ確保と長期的なネットワークの回復力向上を支援。同社は投資家教育にも注力し、ステーキングの仕組みや重要性、参加者のメリットを説明する新レポート「ステーキング101: ブロックチェーンを保護し、報酬を獲得する」を公表した。

グレースケールはデジタル資産エコシステムの進化に伴い、追加商品へのステーキング拡大を計画しているという。同社は2013年の設立以来10年以上の実績を有し、約350億ドルの仮想通貨資産を運用している。

関連:米国アルトコインETFの審査状況一覧 ソラナやXRP・ドージなど

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