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仮想通貨企業戦略に暗雲、イーサリアム急落でトム・リーのビットマイン社が2600億円の含み損に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨企業戦略に暗雲

仮想通貨イーサリアム(ETH)は11月5日に一時3,200ドルを下回り、ビットコインやテック株と連動して下落した。8月のピークから30%下落し、弱気相場の領域に入ったとブルームバーグが5日に報道した。

ウォール街の著名アナリストであるトム・リー氏が会長を務めるビットマイン・イマージョン・テクノロジーズは、調査会社10xリサーチによると17億ドル(約2,600億円)の含み損を抱えている。同社は平均3,909ドルで340万ETHを取得したが、現在の価格は3,398ドルで平均取得単価を大きく下回っている。

ビットマインはピーター・ティール氏の支援を受け、マイケル・セイラー氏のビットコイン戦略を模倣してイーサリアムを企業資産として積極的に購入している。10xリサーチは「ビットマインは数カ月間、市場の流れを主導したが、現在は資金を使い果たし含み損を抱えている」と指摘した。

関連:トム・リー率いるビットマイン、1週間で400億円相当のイーサリアムを買い増し

イーサリアムETFは7月と8月に90億ドル超の資金流入を記録したが、10月11日の市場急落以降は8億5,000万ドル相当が流出した。コイングラスとブルームバーグのデータによると、イーサリアム先物の建玉も160億ドル減少している。

ビットマインの時価総額対純資産価値の倍率(mNAV)は7月の5.6倍から1.2倍に急落し、株価は今年のピークから70%下落した。リー氏は年末までにイーサリアムが16,000ドルに達すると予測していた。

関連:仮想通貨トレジャリー企業のバブル崩壊か、ビットマインのトム・リー会長が指摘

別のイーサリアム保有企業であるイーサジラは先週、mNAVを正常化するため4,000万ドル相当のETHを売却し自社株買いを実施した。同社はmNAVのネガティブプレミアムが正常化するまでイーサリアムの売却と自社株買いを継続する方針を示した。

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