はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

金融審議会・第5回会合、暗号資産レンディングの規制強化について議論 金商法適用案も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

規制の抜け穴を塞ぐ目的

金融庁は7日、金融審議会「暗号資産制度に関するワーキング・グループ」第5回会合を開催した。

本会合では、暗号資産レンディング事業への規制強化が議論され、金融商品取引法の規制対象とする方向性が示された。

現行制度では、暗号資産を管理してステーキングに供する行為は暗号資産交換業の登録が必要となる。しかし「借り入れる」形式をとれば管理に該当せず、登録不要で事業を行える抜け穴が存在していた。

金融庁が問題視したのは、利用者が事業者の信用リスクや価格変動リスクを負う一方、事業者には分別管理義務やコールドウォレット管理義務が適用されない点。

年利10%台の高利回りを約束するサービスや、年単位の貸出期間で返還を制限するケースが確認されている。中には、再貸付先の貸倒れリスクやスラッシング(ステーキング委託先での罰則による資産没収)といったリスク管理が不十分な事業者も見受けられる。

今回の方針では、事業者に対し、再貸付先やステーキング委託先のリスク管理体制の整備、保管する暗号資産の安全管理体制の整備、顧客へのリスク説明や広告規制などを義務付ける方針。機関投資家間の取引など対公衆性のない借入れは規制対象外とする。

委員からは、ステーキングは本来オンチェーンで行われるものであり、オフチェーンの交換業者に規制を課す提案が市場実態と合っているか疑問視する声が上がった。

IEOの投資上限導入を提案

また、会合では、財務監査のないIEO(Initial Exchange Offering)における発行者が広く一般投資家から資金調達する場合について、販売圧力による過剰投資を防ぐため、株式投資型クラウドファンディングの枠組みを参考に投資上限を設ける案が提示された。

株式投資型クラウドファンディングでは、投資額が50万円を超える場合には収入または純資産の5%まで(上限200万円)と制限されている。過去の国内IEOでは一人当たりの購入金額が50万円以下のケースが概ね9割以上を占めていた。

委員からは、IEOは発行直後にセカンダリー市場で取引されるため、プライマリーで投資上限を設けても、セカンダリー市場で追加購入すれば簡単に上限を超えられてしまうとの指摘があった。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/14 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのイーサリアム相場分析やXRP現物ETFの連続純流入など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週の米雇用統計に注目、労働市場減速ならビットコイン相場に追い風か|bitbankアナリスト寄稿
BTC相場は1450万円周辺で推移。FOMCで利下げ決定、流動性供給再開で中期的な下支え期待。来週の米雇用統計で労働市場減速が示されれば、追加利下げ観測強まりBTCの追い風となるか。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|仮想通貨税制に関する国会質疑に高い関心
今週は、ストラテジーによるビットコイン押し目買い、仮想通貨税制に関する国会質疑、仮想通貨マーケットメーカー大手Wintermuteの市場分析レポートに関する記事が関心を集めた。
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
11:20
ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携
主要仮想通貨ウォレットのファントムが予測市場プラットフォームのカルシと提携し、ウォレット内で政治、スポーツ、文化イベントの契約を可能にする新機能を発表した。
10:25
Pyth Network、トークンの買い戻しメカニズム「PYTH Reserve」を導入
分散型オラクルPyth Networkが、収益の一部で仮想通貨PYTHを毎月買い戻す新メカニズムを導入する。DAOの資金残高の3分の1程度を購入に充てる予定だ。
09:20
テザー、イタリアサッカー名門ユベントス買収を提案
ステーブルコイン発行企業テザーがサッカークラブのユベントス買収を提案した。エクソール保有の65.4%株式を現金取得後、残る株式も公開買付けし、10億ユーロの投資を準備している。
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧