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「ビットコインは重要なサポートレベル付近で推移」CryptoQuantレポート

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

複数指標でビットコイン価格を分析

オンチェーンデータ分析企業CryptoQuant(クリプトクアント)は5日、最新の暗号資産(仮想通貨)週間市場レポートを発表した。

今週、ビットコイン(BTC)価格は数か月ぶりに10万ドルを下回り、その後も下抜ければより大きな調整を引き起こす可能性のあるサポートレベル付近で推移していると指摘した。なお、記事執筆時点でビットコインは10万3,610ドルだ。

出典:クリプトクアント

クリプトクアントは、365日移動平均線である10万2,000ドルが、テクニカル面および心理面における重要なサポートレベルだと述べる。この水準が、今回の強気相場において、これまでのところ究極のサポートレベルとして機能してきた。

出典:クリプトクアント

トレーダーのオンチェーン実現価格(平均取得価格)バンドを見ると、ビットコイン価格が下限バンドである10万ドルを回復しない場合、1~2か月の間に7万2,000ドルまで下落する可能性があることを示唆している。

この強気相場を通して、下限バンドの10万ドルはサポートとして機能しており、売却したトレーダーはこのレベル付近で損失を確定させていた。

また、CMEネットワーク評価フレームワークを当てはめると、サポートは約91,000ドルとなる。この評価は、あるネットワーク資産の価値はそのネットワークのユーザー数の二乗に比例するというメトカーフの法則に基づくものだ。

ビットコインの価格は、2024年11月から2025年5月まで、このバンド付近で取引されていた。

CMEネットワーク評価フレームワークとは

シカゴ・マーカンタイル取引所のリサーチチームが提唱している、ビットコインなどの仮想通貨をネットワークとして評価するための数理モデル。ネットワークの規模(利用者数やアクティビティ)からビットコインの価値を推定する。

オンチェーン分析企業Glassnodeも5日の週間レポートで、ビットコイン市場は軽度な弱気相場にあるとの見解を示している。

アクティブ投資家(短中期投資家)の平均取得価格である約8万8,500ドルが依然として重要な下値ラインになると述べた。一方で、短期保有者の平均取得価格である約11万2,500ドルを回復すれば、需要の回復を示すものとなるとしている。

関連:「ビットコイン市場は脆弱な均衡状態に」Glassnodeが鍵となる価格水準を分析

中長期的な予測では、ビットコインに対して楽観的な見方もある。

JPモルガンのアナリストは6日、ビットコインが今後6か月から12か月以内に約17万ドルまで上昇する可能性があると報告した。

背景としては、無期限先物のレバレッジ解消局面がほぼ終了したことを挙げた。さらに理論上、ゴールド(金)と比較したボラティリティ調整後の適正価格は17万ドル近くになると計算した格好だ。

関連:JPモルガン、ビットコイン価格予測を17万ドルに引き上げ その条件は=The Block

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