はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアムのバリデータ参加待ちが増加 将来性への信頼高まり示すか

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

150万ETHがステーキング参加待ち

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のバリデータ参加待ちが増えている。約150万ETHがステーキングシステムへの参加を待っている状態だ。The Blockが7日に報告した。

イーサリアムはキュー(行列)システムを持っている。バリデータへの入退出をエポックごとに固定レート(約6.4分)で処理しており、大量の入場や退出によるネットワークのセキュリティへの影響を防ぐ仕組みだ。

出典:validatorqueue

バリデータは参加するために順番を待つ必要があり、現在のエントリー待ち時間は数日間にまで長引いている。退出も同程度の待ち時間となっている。なお、退出待ちの方は245万ETHに上っているところだ。

イーサリアムのステーキングには、DeFi(分散型金融)で実行できるリキッド・ステーキングも存在。LidoやRocket Poolなどのプロトコルでは、ユーザーはステーキング報酬を獲得しながら、その資金を他の場所でも運用することができる。

関連:イーサリアムをステーキングしながら運用可能にする「LSD(リキッドステーキングデリバティブ)」を解説

ステーキングとは

特定の仮想通貨を保有することで、その通貨のブロックチェーンネットワークを管理することに貢献し、対価として報酬を得る仕組み。厳密には、仮想通貨を保有するだけでなく、ネットワーク上に預け入れておく必要がある。銀行口座に法定通貨を貯金し、一定期間後に利子を受け取る仕組みに類似しているといえる。なお、ステーキングは、PoS(Proof of Stake)のコンセンサスアルゴリズムを採用している通貨で行うことができる。

一方で、イーサリアムのネットワークに直接バリデータとして参加すれば、カウンターパーティへの依存を排除し、スマートコントラクトベースのリキッド(流動性)ステーキングプロトコルに内在するリスクを回避できるという利点がある。

一方、参加には最低32ETHを預け入れることが必要で、出金の遅延、バリデータが不正行為を行った場合のペナルティ、ステーキングメカニズム自体におけるスマートコントラクトリスクが伴う。

こうしたトレードオフにより、結果として長期的な視点を持ち、イーサリアムの将来性を期待するETH保有者が参加することになる。

バリデータの待ち時間が拡大していることは、長期間にわたってイーサリアムに資金を投入する者が増えていることを示唆するものだ。イーサリアムが今後も主要なスマートコントラクトプラットフォームであり続けるという信頼性が高まっている可能性がある。

イーサリアムに関する今後の好材料は、12月3日に実装される予定の大型アップグレード「フサカ」があり、投資家の注目を集めている。

関連:イーサリアム開発者、「フサカ」アップグレードを12月3日に正式決定

また、ステーブルコインのインフラとしての役割も期待されているところだ。

オンチェーンデータによると、11月7日現在でステーブルコインの総供給額は約2,830億ドル(約43兆円)相当。そのうち、イーサリアム上で発行されているのが約1,590億ドル(約24兆円)で、5割以上を占めている。

トロンが二番目で780億ドル(約12兆円)、BSCチェーンが130億ドル(約2兆円)と続く。

また、米国ではステーブルコインの規制を明確化する「ジーニアス法」が成立し、大手企業が参入の意欲を示している、または参入を始めているところだ。日本でも10月、円建て初のステーブルコインJPYCがイーサリアムなどのチェーンで発行開始した。

関連:米FRB理事がドルステーブルコイン市場の成長を評価、一方で合成型USDXは大幅デペグで0.6ドルに

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/14 日曜日
11:30
来週の米雇用統計に注目、労働市場減速ならビットコイン相場に追い風か|bitbankアナリスト寄稿
BTC相場は1450万円周辺で推移。FOMCで利下げ決定、流動性供給再開で中期的な下支え期待。来週の米雇用統計で労働市場減速が示されれば、追加利下げ観測強まりBTCの追い風となるか。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|仮想通貨税制に関する国会質疑に高い関心
今週は、ストラテジーによるビットコイン押し目買い、仮想通貨税制に関する国会質疑、仮想通貨マーケットメーカー大手Wintermuteの市場分析レポートに関する記事が関心を集めた。
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
11:20
ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携
主要仮想通貨ウォレットのファントムが予測市場プラットフォームのカルシと提携し、ウォレット内で政治、スポーツ、文化イベントの契約を可能にする新機能を発表した。
10:25
Pyth Network、トークンの買い戻しメカニズム「PYTH Reserve」を導入
分散型オラクルPyth Networkが、収益の一部で仮想通貨PYTHを毎月買い戻す新メカニズムを導入する。DAOの資金残高の3分の1程度を購入に充てる予定だ。
09:20
テザー、イタリアサッカー名門ユベントス買収を提案
ステーブルコイン発行企業テザーがサッカークラブのユベントス買収を提案した。エクソール保有の65.4%株式を現金取得後、残る株式も公開買付けし、10億ユーロの投資を準備している。
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
12/12 金曜日
16:19
ソラナ公式が「XRP登場」を発表 wXRPが同日ローンチ
ソラナ公式が12日、XRP統合を発表。ヘックス・トラストもwXRPのソラナローンチを同日発表し、1億ドル超のTVLを確保。レイヤーゼロ技術を活用したクロスチェーン機能で、ソラナDeFiでのXRP利用が実現へ。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧