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博報堂、ブロックチェーン技術を活用したデジタルアセットのリアルタイム配布メディアサービスを発表

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博報堂、ブロックチェーン技術を活用したデジタルアセットのリアルタイム配布メディアサービスを発表
株式会社博報堂が発足した「HAKUHODO Blockchain Initiative(HBI)」が、ブロックチェーン技術を活用したデジタルアセットのリアルタイム配布メディアサービス「TokenCastMedia(トークン・キャスト・メディア)」の発表を行なった。リアルタイムで(テレビ等の)番組を視聴している生活者にデジタルアセットを受け取ることができる仕組みを提供する。

博報堂、ブロックチェーン技術を活用したデジタルアセットのリアルタイム配布メディアサービスを発表

株式会社博報堂が発足した「HAKUHODO Blockchain Initiative(HBI)」は2月6日、ブロックチェーン技術を活用したデジタルアセットのリアルタイム配布メディアサービス「TokenCastMedia(トークン・キャスト・メディア)」の発表を行なった。

博報堂が発足したHBIは、ブロックチェーンの技術発展により、生活者(一般人)による情報配信に信頼性が担保される動きをみて、マーケティング領域における生活者主体の新たな仕組みに着目、ブロックチェーン活用ソリューション開発を行なっている。

今回発表されたTokenCastMediaは、トークンとして実装されたデジタルアセットの情報を埋め込んだ透かし音を放送、スマートフォンの専用アプリで検出することで、リアルタイムで番組を視聴している生活者だけがデジタルアセットを受け取ることができる、これまでにない生活者参加型の番組制作支援サービスとなる。

ユーザーが気になるのは、「透かし音」とデジタルアセット受け取りの仕組みだ

透かし音はACR(自動コンテンツ認識)技術の発達により、情報を埋め込んだ「音声透かし」を通して、スマートフォンなどのデバイスに情報を認識させる仕組みで、字幕や画像などを取得することができる点で、災害情報配信などを中心に昨今注目されている。

仕組みこそ異なる可能性はあるが、「TokenCastMedia」でも、情報を透かし音として送信し、その番組のリスナーのスマートフォンのブラウザアプリが認識、ブロックチェーンに準拠したアイテムが配布される仕組みを取るという。

この仕組みによって、これまで受動的に見ていたテレビ番組に能動性を追加、メディアの視聴を通じて情報を得るだけでなく、デジタルアセットのような価値を受け取ることができるようになる。

また、メディア視点で見ても、このサービスを使った番組制作によって、メディアを従来の「多くの生活者に情報を一斉に配信する媒体」型から、「多くの生活者に価値を一斉に届けることができる媒体」に進化させることを目指す。

TokenCastRadioの試験放送の実施

「TokenCastMedia」開発に際して、Dappsゲームのキャラクターやアイテムをラジオ番組内でリスナーに配布する「TokenCastRadio(トークン・キャスト・ラジオ)」の試験放送を3月に予定している。

TokenCastRadioの試験放送 第一弾

予定日時:

3月

実施内容:

フランジアが開発したDappsゲーム「Cipher Cascade(サイファー・カスケード)」にトークンとして実装されたキャラクターやアイテムの情報を、毎日放送のラジオ番組「オレたちやってマンデー(毎週月曜日深夜0時~放送)」内で透かし音として放送。リスナーは、エヴィクサーの音声認識技術が組み込まれた、トークンポケットのDappsブラウザアプリ「tokenPocket(トークンポケット)」を使い、放送中にゲームのキャラクターやアイテムを受け取ることができる。

共同実施企業:

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(東京都港区、代表取締役社長:矢嶋弘毅)、株式会社毎日放送(大阪市北区、代表取締役社長:三村景一、以下 毎日放送)、トークンポケット株式会社(東京都世田谷区、代表取締役:林田智樹、以下 トークンポケット)、株式会社フランジア(東京都千代田区、代表取締役社長:小林泰平、以下 フランジア)、エヴィクサー株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:瀧川淳、以下 エヴィクサー)。

HAKUHODO

HBIの立ち上げメンバーである4人のインタビューは、日本における問題点や課題点からみたブロックチェーン、トークンエコノミーの重要性を見ていく上で、大変参考になるため、合わせてご紹介致します。

ブロックチェーンで生活者が主導する社会の実現を目指す HAKUHODO Blockchain Initiative にかける思い」=公式

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