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仮想通貨トレーダー「Sillytuna」、暴力的強盗で約36億円奪われたと主張

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 金はモネロ変換で追跡困難
  • 業界引退も表明

斧で脅迫・監禁、「レンチ攻撃」と主張

Xユーザー「Sillytuna」は5日、武器による暴行・監禁・性的暴行の脅迫を伴う物理的攻撃を受け、約2,400万ドル(約36億円)相当のaEthUSDC(Aave Ethereum USDC)が盗まれたとXに投稿した。

同アカウントは2008年から活動しており、NFTやゲーム分野で知られる人物と関連があるとみられるが、詳細な身元は確認されていない。

本人は「手と足に斧を乗せられた状態では抵抗できなかった」と説明。「打撲傷はあるが四肢は無事」と報告しており、警察も対応中だと述べている。アドレスポイズニング攻撃との見方を否定しており、凶器や誘拐の脅しによる直接強制、いわゆる「レンチ攻撃」だとしている。

複数のアナリストは当初、オンチェーンデータをもとにアドレスポイズニング攻撃の可能性を指摘した。アドレスポイズニングとは、攻撃者が本物に酷似した偽のウォレットアドレスを用いて、被害者を誤送金に誘導する手口だ。これに対しSillytunaは「アドレスポイズニングではない」と明確に否定。

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追跡は困難

Arkham Intelligenceによると、攻撃者は資金をLayer2ネットワーク、ビットコイン(BTC)、モネロ(XMR)へ移動させており追跡を困難にしようとしているとみられる。

約2,034万ドルがステーブルコイン「DAI」に変換され2つのウォレットに分散。約248万ドルがアービトラムへ、約247万ドルがハイパーリクイッドを経由してモネロ購入に使われた。また約110万ドルがビットコインネットワークへブリッジされ、一部がミキシングサービスへ送られた可能性もある。

Sillytunaは回収された資金の10%をバウンティとして提供すると発表。今回の事件を受け、仮想通貨業界から完全に引退する意向も示した。

CertiKによれば2025年の仮想通貨関連暴力事件は72件と過去最多を記録。物理的暴力は前年比75%増となっており、2026年も1〜2月だけですでに11件以上が報告されている。

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