仮想通貨XRP(リップル)のコインベースが実現した背景と理由|仮想通貨リサーチ企業Diarが考察

Diar最新報告書:CoinbaseのXRP上場考察
Diar社は、米Coinbaseがこれまで「プロジェクト側は、自社保有通貨の割合が少ない方が望ましい」との上場条件を緩めたと見ている。

Diar最新報告書:CoinbaseのXRP上場考察

本日、米最大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)は半年前から上場の検討していた、仮想通貨XRP(リップル)を実際上場させることを発表した。

仮想通貨リサーチ会社Diarは、Coinbaseの上場発表を受け、最新の報告書にて、独自の見解を掲載している。

昨年12月、CoinbaseのXRPやステラ(XLM)など、仮想通貨30+種類の上場検討を開示し、年末までにいくつかのERC20トークンを上場させたが、2019年以降、XRP取引追加は同取引所初の上場発表となった。

Diarの報告書では、Coinbaseの仮想通貨の上場は、出資企業であるDCG(大手仮想通貨ファンドGrayscaleやCoindeskの親企業)が支援を行い、取り扱う仮想通貨の中の一つであるため、「上場することはほぼ当然と言える」と考察している。

出典:diar.co

DCGが取り扱っており、Coinbaseが上場を行なった仮想通貨の一部として、昨年上場したZcashとETCに続き、XRP(リップル)も追加されることになった、とDiarは分析している。

なお、実際Grayscaleの機関投資家向けの仮想通貨ファンドも、XRPは投資対象となっている。

Diar社は、米Coinbaseがこれまで「プロジェクト側が開発や発行などを行う、自社保有通貨の割合が少ない方が望ましい」との上場条件を緩めたと見ている。その理由について、リップル社が50%以上のXRPを「第三者エスクロー」に預けていることを指摘している。

一方で、仮想通貨界隈の常連であるJake Chervinsky弁護士は、Coinbaseの動きについて、このように見解を述べている。

今回のXRP上場決定より、様々な角度からの法的な意味合いが推測されがちだが、様々な要素があり、一概には説明し切れないだろう。

ただ一つ言えるとすれば、Coinbase側は、上場のメリットが、法的リスクを含むコストを上回った可能性があると判断したことだ。

可能性の一つとしては、今まで「未登録証券を取り扱うリスク>売り上げをあげる必要性があったが、直近決算でCoinbase自体の減益が明らかになる中、競合他社の戦略に追い付くために、依然として法的リスクが変わらないまま、「企業の利益方針」が変化したことを意味しているかもしれない。

なお、今回の上場に関して、米Ripple社のシニアディレクター吉川氏は、以下のように前向きな姿勢を見せている。

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