CoinPostで今最も読まれています

海外の仮想通貨業界、要人のセキュティ問題が取り沙汰される「ボディガード7人」を付ける事例も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨業界要人、プライベートセキュリティーを多用
仮想通貨取引所のEXMOやスカイコインCEOの相次ぐ誘拐事件を受け、ボディーガードサービスを利用する要人が、海外で増加しているという。

仮想通貨業界要人のセキュティ問題

セキュリティは、仮想通貨において最も重要である。

特に数千ドル、数億ドルレベルの価値をビットコインとしてウォレット内に所有している人物にとっては深刻な問題だ。この場合のセキュリティとは、ウォレットや仮想通貨の管理に限った話ではなく、所有者本人のセキュリティも含まれる。

海外では近年、仮想通貨で多大な富を獲得した”仮想通貨長者”の誘拐事件が問題になっている。

仮想通貨取引所のEXMOのCEOであるPavel Lerner氏の誘拐事件や、スカイコインCEOのSynth氏の人質事件などが、この問題の深刻さを強調している。

このような状況を受け、プライベートボディーガードサービスを利用する、仮想通貨億万長者や関連企業のCEOが増加しているという。

イーサリアム共同創設者のAnthony Di Iorio氏は、警戒感を強めている一人だ。

昨年6月の米経済紙FORTUNEの報道では、Iorio氏がボディーガードとマンハッタン周辺を歩いていたことが確認されたほか、カナダ新聞社The Globe and Mailの記事によれば、7人のボディーガードで身を固めているという情報もある。

同氏は、「ある意味、自分自身が”銀行”のようなものであり、常にリスクにさらされている」と説明している。

ライトコイン創造者のCharlie Lee氏も例外ではない。Lee氏の警備部長として働くJohn Kim氏は、アルトコイン向けのエバンジェリストとしても活躍している。

仮想通貨のサードパーティ保護

上記のようなボディガード、もしくは個人カストディの代替として、暗号通貨に特化したセキュリティ業界においても、第三者団体が運営する「サードパーティの保護」がサービスを提供し始めている。

昨年10月には、ロンドンを拠点とする多国籍警備会社 G4Sが、仮想通貨のための金庫貯蔵サービスを開始していた。

同社は、お金などの高価なアイテムを保護し、格納するのための豊富なノウハウを持っており、顧客の仮想通貨を分割して、極めて高いセキュリティーの金庫に貯蔵するサービスを提供する。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

FBIが130件に及ぶ仮想通貨関連捜査|マネロン・麻薬・ランサムウェア・誘拐
FBI等の執行機関は仮想通貨の性質定義よりもその技術の利用価値に着眼し、対して、SECはその証券性の有無の点に重点を置くと考えられますが、共通点として認められるのは間違いなく「規制の必要性」だと思われます。
1,300万円相当の身代金をBTCで要求:南アフリカで誘拐された13歳の少年を無事発見
南アの少年(13)が誘拐され、15BTC(約1300万円)が要求されました。類似事件は増加傾向にあり、ランサムウェアの感染でロックされたPCと引き換えに仮想通貨で身代金を要求する手口など、各国で報告が相次いでいます。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者10,000名突破。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/19 金曜日
18:00
2024年注目の仮想通貨10選 セクター別の主要銘柄
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。
16:25
ソラナのDEX「Drift」、18万ユーザーに1億トークンのエアドロップ実施へ
ソラナのDEXプロトコル、Driftが1億トークンのエアドロップを実施予定。取引量200億ドル超のプラットフォームで、ユーザー活動に基づくトークン配布が行われる。新たな暗号資産(仮想通貨)DRIFTの詳細を解説。
15:00
コンサル大手EY、イーサリアム基盤の契約管理サービスを立ち上げ
世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤングは、ブロックチェーン技術を活用した企業契約管理ソリューション「EY OpsChain Contract Manager」の立ち上げを発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧