CoinPostで今最も読まれています

ライトコイン取引量と値段高騰なるか?韓国市場が鍵となる

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

韓国市場2番手の取引所に上場
韓国取引量2番手であるCoinoneに上場されました。 オフライン取引を含めたLTCの流動性向上が期待されます。
韓国市場が仮想通貨市場に大きな影響を与えている
今まで韓国で扱われた通貨が、大きく韓国市場の影響を受けているため、世界の仮想通貨投資家にとって重要国となりつつあります。

先日、韓国でbithumbに続き、2番目に大きい取引量を持つ取引所Coinoneがライトコイン(LTC)の取引を開始しました。

上場後24時間で、3.4ミリオンUSD(約3.8億円)がCoinoneから行われており、すでに世界で9番目にライトコインの取引量を記録しています。

この日の結果ですが、LTC取引の一位は同国で運営をする最大手取引所bithumbでした。この取引量は、世界のLTC取引量25%ほどに該当し2位のGDAXによるUSD/LTCボリュームの2倍を記録しています。

このことからも韓国がLTC取引を牽引している上に、価格変動の重要国であることがわかります。

またライトコインに留まらず韓国市場は、世界的に仮想通貨取引量が多く(特にアルトコイン)、急成長する通貨市場に流動性を提供し、価格影響も大きい事が言えます。このことからbithumbや他の韓国取引所上場ニュースは全体の仮想通貨市場にとっても重要国であるといえるでしょう。

この例として、モネロの韓国市場初上場に伴い3倍の価格上昇を記録したことや、ビットコインキャッシュ取り扱い時も、世界最大級の取引所Bitfinexに隠れた形で、価格や取引量を牽引。以後BCHの価格下落や上昇時は韓国の取引量が拡大していることがわかっています。

またQTUMでも、韓国市場の重要さは証明されており、 bithumb上場後5日間で、世界のQTUM取引量の51%の取引量を記録しています。

またあまりにも上場ニュースが価格へと影響するため、Zcash上場のインサイダー取引が行われているという噂も世界の仮想通貨情報サイトを駆け巡りました。

Zcash高騰の理由となったBithumb上場、Bithumb従業員がインサイダー情報を流していた可能性?
9月28日に高騰したZcash、その要因であるBithumb上場の情報を、Bithumb従業員がインサイダー情報として流失させていた疑惑が持たれています。

すでに上場されているから影響はないのか?

今回のCoinoneによるLTC上場は、すでに韓国取引量最大のbithumbが取引を開始しているため、影響はないのではないか?と考えることもできると思います。

しかしCoinoneは、オフライン取引プラットフォーム(OTCや店頭取引)では最大級の取引量を誇っています。オフライン取引は、世界の取引量比較サイトなどにはデータとして計算されない事が多いため、上記のデータではわからない部分があります。 このオフライン取引であるOTCは、業者や大口投資家といわれる機関投資家など、オンライン市場より大きなお金が動く事が多くあり、オンライン情報ではわからない重要性があります。

結果としてCoinoneの上場に伴うLTC流動性向上は、bithumbが提供するオフライン取引と合わせて金融業界の重鎮である機関投資家なども巻き込み、長期的なライトコインの取引量や価格に良い影響を与えるでしょう。

特にライトコイン創設者であるチャーリーリー氏がコインベースの重役をやめ、精力的に技術開発などの活動をはじめてから、この一年でライトコインは価格を急上昇させました。

ライトコインは中国の影響が大きいので、中国の取引禁止に伴い一時的に価格を下落させていますが、中国の取引所も11月から大きく動き出しています。

現在、価格上昇が期待されている通貨の一つなのではないでしょうか?

Litecoin Demand And Price Set To Grow? Here Comes South Korea’s Market/

Oct, 30 2017 Alex Tomzack

参考記事はこちらから
ライトコインニュース一覧
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/19 金曜日
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。
16:25
ソラナのDEX「Drift」、18万ユーザーに1億トークンのエアドロップ実施へ
ソラナのDEXプロトコル、Driftが1億トークンのエアドロップを実施予定。取引量200億ドル超のプラットフォームで、ユーザー活動に基づくトークン配布が行われる。新たな暗号資産(仮想通貨)DRIFTの詳細を解説。
15:00
コンサル大手EY、イーサリアム基盤の契約管理サービスを立ち上げ
世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤングは、ブロックチェーン技術を活用した企業契約管理ソリューション「EY OpsChain Contract Manager」の立ち上げを発表した。
14:00
「ビットコイン半減期は年単位で見れば価格に大きなインパクト」Bitwise分析
Bitwiseは今後の価格についてビットコイン半減期の長期的な影響は過小評価されていると述べた。一方、ゴールドマン・サックスはマクロ経済情況も重要と分析している。
12:00
RWA分散型金融Centrifuge、23億円調達
Centrifugeは新たな資金を利用し、Baseチェーン上に構築され、Coinbase Verificationと統合されたRWA向けの機関投資家グレードの融資市場の構築に取り組んでいく。
10:50
分散型決済Slash Payment、エアドロップ第一弾の詳細発表
仮想通貨決済サービス「Slash Payments」は、独自トークンSVLエアドロップ第一弾の詳細を発表した.。SlashのNFT保有者などが対象となる。
08:15
Roninチェーンが初のWeb2ゲームIP導入、韓国の「Ragnarok」
「Ragnarok: Monster World」は、Ragnarokが出すWeb3戦略ゲームで、タワーディフェンスとモンスター収集の要素を組み合わせたこのゲームだ。プレイヤーは「Ragmons」を集めたり、PvPモードで戦ったり、ギルドを作ったりできる。
07:15
「4月末までにブラックロックのビットコインETFがGBTCを追い抜く可能性」アナリスト予想
仮想通貨ビットコインのETFについて、4月末までにはブラックロックのIBITがGBTCを追い抜くとブルームバーグのアナリストが予想。両ETFの差は確実に狭まってきている。
06:30
ワールドコイン、独自のレイヤー2「World Chain」発表
ワールドIDを持ち人間であることが確認されたユーザーは、ボットよりも優先的に仮想通貨のブロックスペースを利用でき、無料のガスも利用できる。
06:00
TikTok関連企業BytePlus、Suiブロックチェーンを採用
BytePlusとの提携のほか、Sui財団がリアル・ワールド・アート・トークン化(RWArt)の先駆である「Artfi」に投資を行ったことも発表された。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧