CoinPostで今最も読まれています

『ブロックチェーンエンジニア』令和時代に給与が上がりそうな職種、第4位に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

令和時代に給与が上がりそうな職種4位にブロックチェーンエンジニア
大和ネクスト銀行のアンケート調査で、令和時代に平均給与が上がりそうな職種3位にYouTuber、4位にブロックチェーンエンジニアがランクインした。LinkedIn調査の米国の求人トレンドでは、前年度の圏外から2018年度には1位に急伸している。
ブロックチェーンとは
「ブロックチェーン」とは、ビットコインの中核となる「取引データ」技術のこと。 取引データ(履歴)である複数のトランザクションをまとめたものを「ブロック」と呼び、そのブロックが連なる鎖のように保存された状態を「ブロックチェーン」と呼ぶ。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

令和時代に給与が上がりそうな職種4位にブロックチェーンエンジニア

大和ネクスト銀行の「ポスト平成時代」のアンケート調査によれば、令和時代に給与が上がりそうな職種ランキング3位にYouTuber、4位にブロックチェーンエンジニアがランクインした。

大和ネクスト銀行は、大和証券グループ本社が100%出資する銀行だ。令和時代の日本社会や生活に関する意識を探るため、2019年3月11日~3月12日の2日間(新元号発表前)、全国の20歳~69歳の男女を対象に、令和時代に関する調査をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計した。

ブロックチェーンエンジニアの需要拡大する背景としては、仮想通貨やブロックチェーン自体が新興技術であり、普及に伴い、導入案件(需要)に増加数に対して専門知識と実務経験を持つエンジニアの絶対数(供給)が、大幅に不足している現状がある。

マネックスグループの事業戦略説明会で、「(仮想通貨交換業に限らない、クリプトアセットを使用した新サービス開発について)対応できるブロックチェーンエンジニアを60数名擁している」と言及されたコインチェックなどの国内の仮想通貨交換業者を始め、メガバンクなど大手企業が導入を進めるデジタル通貨事業やdAppsゲームの関連領域でも、高度な金融知識やブロックチェーン技術のノウハウを持つ人材が求められており、この傾向はますます拡大していくものと考えられる。

米国の求人トレンドで1位に浮上

世界最大級のビジネス特化型SNS「LinkedIn」が昨年12月に公表した、2018年度の米国内の求人トレンドに関する調査結果「The Emerging Jobs Report」では、利用者のデータを分析し、米国において著しく求人が伸びている分野を調査、ランキング方式で発表している。

2018年度の結果は、2017年度にランキング圏外だったブロックチェーンエンジニアが1位となっており、環境の変化が伺える。2位以下は、機械学習エンジニア、アプリケーション営業職、機械学習スペシャリスト、プロの医薬情報担当者となっている。

出典:LinkedIn

ブロックチェーンエンジニアに求められるスキルとしては、仮想通貨及びブロックチェーンの知識を始め、コントラクト開発などで利用されるプログラミング言語「Solidity」、イベント化された入出力を扱うUnix系プラットフォーム上のサーバーサイドJavaScript環境「Node.js」が挙げられている。

ブロックチェーンエンジニアの世界大会

日本では、まだあまり馴染みのない職種であるブロックチェーンエンジニアだが、つい先日オーストラリアのシドニーで、イーサリアムの開発を支える開発者のための世界大会「EDCON2019」が開催された。

世界中から最先端技術に精通する数多くのブロックチェーンエンジニアが集い、イーサリアム上で動く各種プロジェクトが発表される一大イベントでは、イーサリアムの創始者であるVitalik氏とEFチームがイーサリアムの最新ロードマップを発表するなど、高い注目と関心を集めた。

このように、ブロックチェーンエンジニアの活躍の場は国際的に広がりつつあり、国内でも”新たな有望プロダクト”を生み出す源泉となることが期待されている。

CoinPostの関連記事

2019年の仮想通貨・ブロックチェーン企業へのVC出資、すでに昨年を大幅に上回る
今年に入り、ベンチャーキャピタルが仮想通貨・ブロックチェーン関連スタートアップに出資した金額が、既に950億円を超えていることが判明。これは去年の出資額を大幅に上回る勢いだ。
ブロックチェーン導入企業のランキングをForbesが公開 リップル社やCoinbaseなど仮想通貨関連企業もランク入り
ブロックチェーンを活用していて企業年収または企業価値が10億ドル(約1120億円)を超えている上位50の企業のランキングがForbesで公開された。仮想通貨業界からはリップル社やコインベースなどがリスト入りした。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/23 火曜日
14:00
ベネズエラ、石油取引で仮想通貨使用を加速か
ベネズエラの国営石油会社PDVSAは原油と燃料の輸出において、暗号資産(仮想通貨)の利用を増やす計画だ。背景には米国による制裁再発動がある。
13:00
SEC弁護士2名が辞任、「重大な権力乱用」と非難受け 
米仮想通貨企業Debt Boxに対する訴訟において、連邦地裁が「重大な権力乱用」を理由に米国証券取引委員会に制裁を課したことを受け、同委員会の担当弁護士2名が辞任したことがわかった。
12:00
「スイス中銀はビットコインを準備資産に持つべき」2B4CHが提唱
スイスの仮想通貨擁護団体「2B4CH」は、スイス国立銀行がビットコインを準備金として持つことを提唱している。国民投票を目指す計画だ。
11:00
米大統領候補ケネディJr氏、ブロックチェーンによる国家予算監督を提唱
米大統領選候補のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は21日、米国の国家予算をブロックチェーンに記録して透明性を高めるという考えを披露した。
10:12
NY証券取引所、取引時間の延伸を検討か
仮想通貨と同様に株式等を24時間取引できるようにすることのメリットなどを、ニューヨーク証券取引所が市場参加者に調査していることがわかった。調査の概要が明らかになっている。
09:25
Xverseウォレット、ビットコインRunes機能対応
XverseはOKXのOrdinalsマーケットプレイスや、Magic EdenのビットコインNFT電子市場で利用可能だ。ライバルの仮想通貨ビットコイン専用ウォレット「UniSat」もRunesに対応済み。
08:00
FTX、ロックされたソラナを個人投資家参加のオークションに
FTXは4月上旬ロックされたSOLを清算するために、高割引として、2,500万~3,000万の仮想通貨SOLを約19億ドル相当で売却。これは、1トークン=64ドルの安値だったが、当時の価格は約175ドルだった。
07:15
スクエニ「シンビオジェネシス」、世界展開をアニモカJPが支援
スクエニのNFTコレクティブルアートプロジェクト「シンビオジェネシス」の世界展開を支援するとアニモカブランズジャパンが発表。400社超のWeb3企業に投資するアニモカブランズのネットワークも活用する。
06:45
Magic Eden、ビットコインのミームコイン規格Runesに対応
Runesはビットコインの4度目の半減期が発動した4月20日にローンチされたビットコインメインネット上で代替可能な新規ミームコインを発行するプロトコルで、既存のBRC20トークン規格の改善版に当たる。
05:55
コインベース、AI・ゲーミング仮想通貨銘柄新規上場
KARRATプロトコルは、仮想通貨KARRATによってサポートされた分散型ゲームインフラストラクチャレイヤーで、ゲーム、エンターテインメント、AI主導の体験進化を加速させることを目的としている。
04/22 月曜日
14:47
ビットコインの新規格「Runes」、半減期後の需要殺到でBTC取引手数料が急騰
半減期直後の仮想通貨ビットコインにおいて、新規格「Runes(ルーン)」の影響が大きな反響を呼んだ。Ordinals(オーディナル)」開発者であるCasey Rodarmor氏が生み出したものであり、そのメリットに焦点が当たっている。
14:16
米ブロック社支援のマイニング企業Gridless、ケニアで再生エネルギーの利用促進
仮想通貨マイニング企業Gridlessは、アフリカ各国で太陽光や地熱を利用してBTCマイニングを行っている。地域の電力網にも貢献する仕組みだ。
12:20
マウントゴックス弁済巡る思惑強まる、公式サイトで日本円などの支払いオプション提示か
破綻した仮想通貨取引所マウントゴックスは、債権者への仮想通貨弁済について詳細を記した表を更新した.。返還金の売り圧も懸念されているところだ。
12:08
ビットコイン半減期後に相場反発、マイナー収益や取引手数料高騰の背景は?
米株指数が下落する中、半減期後のビットコイン相場は自律反発後の方向感に欠ける展開に。一方で、Runes(ルーン)台頭の影響で取引手数料およびマイナー収益は記録的な数値を観測した。
04/21 日曜日
18:28
大手仮想通貨取引所BingX CPO、ビットコイン半減期の影響を語る
暗号資産(仮想通貨)業界で4年に1度のビットコイン(BTC)の半減期が訪れる中、TradingViewの「ベスト暗号資産取引所2021 & 2022」の受賞歴を持つBingX(ビンエックス)のヴィヴィアン・リン氏にインタビューを実施しました。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/24 11:30 ~ 13:30
その他 オンライン
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧