CoinPostで今最も読まれています

世界的シンクタンクT20、5月下旬に仮想通貨を含む10分野を議論|G20首脳会談に提言

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

T20、仮想通貨を含むデジタル経済など10分野を議論
T20は来月末、6月下旬開催のG20への提言のため、仮想通貨(暗号資産)を含むデジタル経済など10分野について議論する。T20 JAPANでは「安定と発展のための国際金融アーキテクチャー、暗号資産とフィンテック」を掲げる。

T20、仮想通貨を含むデジタル経済など10分野を議論

G20などのシンクタンク関係者等から構成される「T20」は、5月26、27日に東京で会合を開催することを発表した。

ロイターの報道によれば、日本が初の議長国となり、6月下旬に大阪で開催されるG20サミットでは、国際金融をはじめ、仮想通貨(暗号資産)を含むデジタル経済、教育分野、中小企業政策、高齢化社会など10分野について議論される見通しだ。

T20とは

T20は政府とは独立した団体)の1つで、G20の「アイデア・バンク」として位置付けられ、G20各国のシンクタンク関係者等から構成される。約10のタスク・フォース(TF)に分かれて議論し,T20本会合において提言書をまとめ、G20に提言を提出する機関。

G20サミット主要テーマと関連する政策課題が議論され、G20に提出する提言書の策定プロセスが開始される。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

これに伴い、T20 JAPANでは、TF2(タスクフォース2として「安定と発展のための国際金融アーキテクチャー、暗号資産とフィンテック」を掲げている。

筆頭共同議長の小川英治・一橋大学教授を中心に、暗号資産(仮想通貨)とフィンテックにも重点を置き、安定と発展のための国際金融アーキテクチャーを強化することを目的に、過去のT20の提案と成果をレビューするものだ。

金融政策と金融危機管理が変化の時代を迎える中、グローバルな金融の不安定性について議論するほか、「2017年4月に暗号資産に関する包括的規制(改正資金決済法)を導入した日本の経験は、G20で規制を議論する出発点として役立つ」とした。

T20の提言は、10年前の世界的な金融危機(リーマン・ショック)から学んだ教訓と資本フローに関するグローバルな分析を踏まえ、グローバルな金融セーフティネットを強化する提案や技術革新とフィンテックの進化についての内容も含まれる。

CoinPostの関連記事

仮想通貨の国際規制案 日本開催のG20で合意される見通し|共同通信社が報道
福岡で2019年6月8・9日に開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議で、仮想通貨の国際的な新規制案が合意される見通しであることがわかった。共同通信社が報じた。
【速報】6月に大阪で開催されるG20、仮想通貨が議題に盛り込まれる見通し|暗号資産への呼称変更も国際会議を配慮か
日本の大阪で2019年に開催されるG20サミット首脳会議にて、仮想通貨が議題に盛り込まれる見通しであることがわかった。 金融商品取引法と資金決済法の改正案を閣議決定した日本政府、自国開催の国際会議を配慮した動きとの見方も。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/16 火曜日
17:08
暗号資産取引関連の損益計算、約15%が「今回が初めて」と回答|Gtaxアンケート
株式会社Aerial Partnersが実施した「Gtax」利用者向けの2024年暗号資産(仮想通貨)確定申告アンケート結果。取引用途が多岐にわたり、計算処理が複雑化する中で、損益計算の計算ツールへの切り替え需要が高まっていることが示された。
16:23
テレ朝グループのBCGアクセラレータープログラム、競走馬育成ゲームを発表
株式会社テレビ朝日と株式会社テレビ朝日ミュージック、extra mileがブロックチェーンゲームアクセラレーター「tv asahi Blockchain Games」を立ち上げ。インキュベーションからパブリッシングまでのサポート。初のゲームタイトル「NEOBRED」も注目。
14:25
リップル裁判、23日の公判前にSECと和解する可能性は
米証券取引委員会対リップル社の公判が4月23日に迫る中、16日に公判前会議が予定されていることから、両者が和解するのではないかとの憶測が広まっている。
12:12
ビットコインなど仮想通貨相場リスクオフムード、中東情勢不安強まる
イランとイスラエルを巡る中東情勢は予断を許さず、仮想通貨相場は米株指数の下落に伴いリスクオフに傾いた。ビットコインの反発も限定的で、アルト市場にも強い下押し圧力が掛かっている。
11:30
アービトラム、不正防御プロトコルBOLDをテストネットローンチ
仮想通貨イーサリアムL2アービトラムの開発企業であるOffchain Labsは、テストネットで不正防御プロトコルBOLDを立ち上げたと発表した。
11:10
不動産RWAプロトコル「Parcl」、エアドロップ確認を開始
仮想通貨PRCLエアドロップに関しては現在Parclの公式ページからユーザーへの付与額を確認することができる。取得はまだ始まっておらず、同16日21時59分より始まる予定だ。
09:45
ドイツ最大の州立銀行が仮想通貨取引提供へ、LBBWとBitpanda提携 
仮想通貨取引プラットフォームBitpandaはドイツ最大の連邦州立銀行LBBWとの提携を発表した。法人顧客にビットコインなどの取引・保管を提供する。
08:45
ソラナブロックチェーン、混雑軽減のパッチを導入
今回正式にリリースされた「v1.17.31」は複数のアップデートにおける最初のものとなる。このパッチには、データパケットの処理方法と最適化の改善、特定のノードをその利害関係に基づいて分類する方法の変更、システムのローカルテスト環境におけるデフォルト設定の更新などが含まれている。
07:45
香港の仮想通貨現物ETF、アナリストが影響を分析
香港における仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFへの流入額は、最大5億ドルだとブルームバーグアナリストは分析。米国のETF市場と規模を比較している。
07:00
ビットコイン半減期まであと4日、コインベースが動画で価値の変遷辿る
米仮想通貨取引所大手コインベースは1週間を切った半減期カウントダウンに合わせて、ビットコイン関連のソーシャルメディアCMを公開した。
06:20
OKX、ソラナミームコイン2銘柄新規上場
これらの仮想通貨銘柄はこれまで価格が大きく上昇してきてソラナの代表的なミームコインとなった。MEWは前日比で25.7%値上がりしている。
05:50
STEPNとアディダス提携、NFTスニーカーリリースへ
NFTの第一段階ラッフルミントは、日本時間4月17日9時よりアローリストのメンバーのみを対象とする。このコラボNFTを保有しているユーザーには、特典が今後付与される予定だ。
04/15 月曜日
16:12
香港当局、ビットコインとイーサリアムの「現物ETF」を上場承認
香港当局は15日、アジア初となるビットコインETFとイーサリアムETFの上場承認を行なった。中国マネーの流入や米SEC(証券取引委員会)におけるイーサリアム現物ETFへの影響が注視される。
13:52
オーストラリア当局、無認可の仮想通貨マイニング企業3社を提訴 
豪当局は仮想通貨マイニング企業3社を提訴した。金融ライセンスを取得せずに、年金ファンドで仮想通貨関連商品に出資するよう勧誘していたとされる。
11:52
ビットコイン急落後の週明け相場、2400億円相当の大規模ロスカットも
イスラエルとイランの対立先鋭化および中東情勢悪化に伴いビットコイン(BTC)など暗号資産(仮想通貨)相場が暴落して迎えた前週末。先物市場では2400億円相当の大規模ロスカットが発生した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア