CoinPostで今最も読まれています

イーサリアム投資信託が米金融規制機関から認可 仮想通貨投資運用企業が一般公開を開始へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムで担保される投資信託が認可
米投資運用企業Grayscale社が提供するイーサリアムで担保される投資信託が、米国の金融業規制機構FINRAの認可を取得。以前は適格投資家のみに向けられた投資商品が一般投資家からも購入可能となる。

イーサリアムを担保にした投資信託が認可を取得

アメリカの投資会社で仮想通貨資産管理の先導者であるGrayscale Investments LLCが、同社が提供するイーサリアムで担保される投資信託が米国の金融業規制機構FINRAの認可を得たと発表した。

Grayscale Investments LLCはビットコインなどの仮想通貨を専門とした投資信託を行なっている企業で、投資家に仮想通貨に関する新しい金融商品を提供し続けている。FINRAは自主規制機関ではあるものの、米国議会に認可されているほか、米国の証券仲介ブローカー業務を行う企業の登録が義務付けられており、市場運営者から独立性を保ちながら機能している。

この金融商品は全ての投資家がイーサリアムの価格に連動した投資ができ、その価値から利益を得ることができる初めての投資信託だと言われている。一般的な株式などの投資商品とと同様の方法で仮想通貨に投資ができるようになっており、投資家はイーサリアム自体を購入したり、保管する必要がない。

そのため、現物の仮想通貨を保有するリスクがなくなることが大きなメリットだ。

この投資信託は2017年の12月に作られ、以前は適格投資家だけを対象にした商品だが、投資には最低でも約274万円(25000ドル)が必要とされていた。しかし今後全投資家への販売が開始が予定されており、2週間ほどで開始できるのではないかという予想もある。

追記:全投資家への販売は6月21日に開始されました。詳細はこちらからどうぞ。

資産運用会社大手グレイスケール、イーサリアム投資信託の一般公開を開始
機関投資家などにも仮想通貨商品を提供する大手グレイスケール社がイーサリアム投資信託の一般公開を開始した。

Grayscale社のように間接的に仮想通貨に投資ができる金融商品ができることは業界の認知度向上にとっては前向きな動きだと言えるだろう。これからも仮想通貨に関連した金融商品の誕生とその普及には注目していきたいところだ。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。
09:35
Aptos開発企業、マイクロソフトやSKテレコムなどと提携
アプトス・ラボが数社と共同で開発するAptos Ascendは、金融機関向けのデジタル資産管理プラットフォームだ。この製品はAzure OpenAI Serviceを使用する。
07:55
仮想通貨取引所バイナンス、ドバイで完全な事業ライセンス取得
バイナンスは昨年同局からMVPライセンスを取得したが、同ライセンスには3段階のプロセスがあり、今回は最終段階をクリアしたことになった。
07:20
「半減期後にBTC価格は下落する可能性」JPモルガン
半減期後に仮想通貨ビットコインの価格は下落する可能性があると、JPモルガンのアナリストは分析。17日のレポートで分析の根拠を説明している。
06:30
バイナンス、新たな仮想通貨ローンチパッド「メガドロップ」発表
最初に選ばれたプロジェクトは仮想通貨ビットコインのステーキングプラットフォーム「BounceBit」で、168,000,000 BBトークンがMegadropを通して配布される予定だ。
06:00
コインベース、ソラナミームコイン「WIF」の永久先物提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベース(およびインターナショナル取引所)は19日、ソラナ基盤のミームコイン「WIF」のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。
04/18 木曜日
17:05
Flare Network、PFP NFT生成AIサービスの一部機能を公開
Flare Network(フレアネットワーク)はデータに特化したブロックチェーンとしてAIを強化。Atrivと提携してコードなしでNFTを生成するプラットフォームを提供。このプラットフォームは、デジタルアートの取引と集大成を容易にし、安全なクロスチェーン取引をサポートする予定。
17:00
ビットコインの新トークン標準「Runes」が注目される理由
仮想通貨 ビットコイン新たな代替トークン基準「Runes」にコミュニティの注目と期待が集まっている。ビットコイン版NFTの発行を可能にしたOrdinalsの開発者が、設計した新たなプロトコルで、ビットコインの半減期に合わせてローンチされる。
16:25
ソラナのDEX「Drift」、18万ユーザーに1億トークンのエアドロップ実施へ
ソラナのDEXプロトコル、Driftが1億トークンのエアドロップを実施予定。取引量200億ドル超のプラットフォームで、ユーザー活動に基づくトークン配布が行われる。新たな暗号資産(仮想通貨)DRIFTの詳細を解説。
15:00
コンサル大手EY、イーサリアム基盤の契約管理サービスを立ち上げ
世界四大会計事務所の一つ、アーンスト・アンド・ヤングは、ブロックチェーン技術を活用した企業契約管理ソリューション「EY OpsChain Contract Manager」の立ち上げを発表した。
14:00
「ビットコイン半減期は年単位で見れば価格に大きなインパクト」Bitwise分析
Bitwiseは今後の価格についてビットコイン半減期の長期的な影響は過小評価されていると述べた。一方、ゴールドマン・サックスはマクロ経済情況も重要と分析している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧