CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨ネム(NEM)『カタパルトアップデート:ドラゴン』注目の機能を公式発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨NEM『カタパルトアップデート:ドラゴン』
仮想通貨NEMの次世代フル機能コアエンジン、カタパルトのサーバー第4マイルストーン『Dragon』がリリースされる。ノードが受益者用のパブリックキーを設定することで、リワード分配が可能に。

仮想通貨NEM『カタパルトアップデート:ドラゴン』

仮想通貨NEM(XEM)の最新カタパルトアップデート、開発マイルストーンの機能が公開された。

仮想通貨情報サイト「coinmarketcap」のデータでは、時価総額20位(6/6時点)の仮想通貨NEM(XEM)。「New Economy Movement(新しい経済運動)」の略称を持つ仮想通貨のプロジェクトで、「カタパルト」とは、2019度第3四半期発表予定の、次世代NEMフル機能コアエンジンのことだ。

NEMのサーバーリリースマイルストーンは、コードネームBison(バイソン)、Cow(カウ)、Dragon(ドラゴン)の3段階で構成されており、先日のCowネットワークの発表に続き、カタパルトサーバー第4マイルストーン『Dragon』がリリースされる。本アップデートで、コアな新機能と企業向け機能の改良が発表された。

なお、NEM Dragonアートワークには、ねむぐま(@NEMBear)氏のアカウントが記載されており、マホムンチャ(@mahomuncha)氏がイラストを手掛けている。

ハーベスト報酬の受益者について

取引承認を行うことで対価を得ることが出来るネムのハーベスティング(収穫)は、ビットコインのマイニング(採掘)のようなものだが、ハーベストでは富の再分配を目的としたPOI(Proof-of-importance)によって行われ、NEMのブロック作成とリワード獲得のプロセスとなる。

マイニングなどで起こる資金力による採掘量の偏りが出ることがないように設計されており、通貨保有量に限らず、取引量等の貢献度も参照して報酬が計算されるのが特徴だ。

Dragonから、ノードが受益者用のパブリックキーを設定することにより、リワードの分配が可能になり、分配される割合はノードオーナーが設定し、各ネットワークでその数値の設定を調整する事が可能。ノードが受益者の設定をされていない場合は、ブロックサイナーが全リワードを受け取ることになるという。

この機能を通して、設立されたネットワークには、フルノードを運営するサポーターになるインセンティブが生まれる。報奨を受けれるポテンシャルから、より巨大で安定なネットワークが設立される。

出典:NEM公式資料

インフレについて

また、従来のNEM1では、ネットワークの基軸通貨の総供給を設定してからでないと、モザイク発行は出来なかったが、カタパルトのDragonから、通貨の供給を時間の経過と共に増やす事が可能になる。

インフレ機能を紹介することにより、NEMの暗号資産で新しい経済モデルを試みる事が可能になる。本機能とハーベスティング受益者の設定を併せて使う事により発生するインフレモザイクは、プライベートネットワークやコンソーシアムの様なさまざまな経済モデルのニーズに応える構築が可能になるという。

クロスネットワーク・リプレイプロテクションについて

ドラゴンでは、カタパルトのセキュリティ対策をクロスネットワーク・リプレイプロテクションの追加により強化された。

カタパルト(NEM2)ロードマップ

NEM.io財団は3月29日、次世代バージョンである「カタパルト(NEM2)」に関する「ロードマップ」を公開しており、今後の展開について仮想通貨市場の期待と関心が集まっている。

2019年Q3(7〜9月) カタパルトのテストネット公開
2019年Q3後半〜Q4初期 カタパルトのメインネットでの公開
2019年Q4(10〜12月) STOトークンのコンプライアンスやクロスチェーン・アプリケーションのサポート、投票センター、カタパルト・アカデミー教育プログラム等
2020年以降 IoTを実現する機能、ライトニングネットワークへの対応、ステーブルコインの発行支援等

CoinPostの関連記事

NEM.io財団が「カタパルト」のロードマップと展望を発表|仮想通貨XEMに重要な動き
NEM.io財団は29日、次世代バージョンである「カタパルト(NEM2)」に関する「ロードマップ」を公開した。カタパルト実装後のエコシステムにも注目。
NEM JAPANがNEM財団に事業返却|カタパルト機能の意見も募集中
NEM財団がリージョン制を廃止し、新体制へ移行したのに合わせ、今月末までにNEM JAPANを「日本窓口」へと変更する。なお、同窓口ではカタパルトのロードマップの提言も募集している。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/18 木曜日
15:15
米金融大手ステートストリート、独自のステーブルコイン発行検討か
米ボストン拠点の金融大手ステートストリートは、ブロックチェーン上の決済方法を模索しており、仮想通貨ステーブルコインの発行を検討していると報じられた。
14:00
ヴィタリック、仮想通貨支持派という理由のみで政治家を選ぶことに反対
仮想通貨イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は、米国選挙に向け「仮想通貨賛成派」であると主張しているか否かだけで、候補者を選ぶことに対して警告を発した。
12:00
SECが承認、グレースケールのイーサリアムミニ・ETF 手数料低減で資金流出を防ぐ狙い
米SECはグレースケールによるイーサリアムミニETFの19b-4様式を承認。他社のETH現物ETFと同時ローンチする可能性が高まった。
11:30
グレースケール、NEARやRNDRなどに投資する分散型AI関連ファンドを販売開始
米大手仮想通貨投資会社グレースケールは、新たに分散型AI関連のファンド(投資信託)をローンチした。投資割合はNEAR(31.87%)とFIL(30.03%)が最も高い。
10:45
TON、ビットコインのブリッジ機能をローンチへ
TONのブロックチェーンへ仮想通貨ビットコインをブリッジできる新機能が今年にローンチされる予定。プロジェクトが機能の概要を説明している。
10:00
「シリコンバレーがトランプ氏を支持する理由はビットコイン」著名投資家キューバン氏
著名投資家マーク・キューバン氏はシリコンバレーがトランプ氏を支持するようになったのは仮想通貨ビットコインが理由だと意見した。
08:00
カナダ上場企業Cypherpunk、仮想通貨ソラナ保有量を10倍以上増加
カナダの上場企業Cypherpunk Holdings(サイファーパンク)は先月から、仮想通貨ソラナ(SOL)の保有を大幅に増加している。
07:10
「ETFは現物ETFローンチで5000ドル超える可能性」Bitwise予想
仮想通貨イーサリアムの価格は米国の現物ETFローンチで最高値を更新するだろうとBitwise幹部が予想。5,000ドルを超える可能性があるとも述べ、分析を公開している。
06:40
ドイツ当局、約5万ビットコイン売りで計4500億円の利益
Movie2K事件は終結していないが、ドイツ当局は声明で5万ほどの仮想通貨BTCを売却せざるを得なかった理由を説明している。
06:20
コインベースやBybit、ゲーム特化型レイヤー2仮想通貨「Ancient8」を新規上場
米仮想通貨取引所コインベースは18日、ゲーム特化型レイヤー2仮想通貨「Ancient8(A8)」を新たに上場した。発表を受け、A8の価格は+38.8%と高騰している。
05:55
トランプ氏、財務長官に仮想通貨否定派のJPモルガンダイモンCEO検討か
トランプ米前大統領は11月当選後の場合、ビットコイン・仮想通貨否定派と知られる米金融大手JPモルガンのジェイミー・ダイモンCEOを財務長官に起用すると検討しているようだ。
07/17 水曜日
23:17
Suiネットワーク最大のDeFi融資プロトコル「Scallop」、累積収益100万ドル突破
Scallop(スカラップ)は、Sui(スイ)ネットワーク上で最大のDeFi融資プロトコルとして累積収益100万ドルを達成。10万ドル相当の報奨金キャンペーンを実施中。暗号資産(仮想通貨)スイなどを借り入れるユーザー向けのインセンティブを強化している。
15:04
バイナンス、2種類の通貨ペアを取扱い中止へ
バイナンスは2024年7月19日12時に2種類の通貨ペアの取扱いを中止する。詳細な暗号資産(仮想通貨)ペア一覧と、インターネットコンピュータ(ICP)について解説。
14:27
RWA向け「Plume」、テストネットキャンペーンを開始
Plumeが初のモジュール式EVMレイヤー2としてテストネットキャンペーンを開始。不動産や金融商品などの現実世界資産(RWA)をトークン化し、パートナーと共に新たな金融エコシステムを構築する。
12:23
ビットコインの反騰つづく、仮想通貨上場投資商品への資金流入が加速
暗号資産(仮想通貨)市場では、イーサリアムETFの承認期待、ドイツ政府売りの枯渇、大統領選のドナルド・トランプの勝利予想の高まりなどを受け、ビットコイン(BTC)が続伸した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア