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Storecoinはマイルストーンに基づいてトークン・オファリングを実施

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Storecoinはトークン・オファリングを実施
データの非中央集権化に取り組むStorecoinは、プロジェクトを進展させるため、6月20日午後12時(PT)より、マイルストーンに基づいて、トークン・オファリングを実施することを告知。

Storecoinはマイルストーンに基づいてトークン・オファリングを実施

Storecoinはトークン化されたデータという概念の普及に取り組んできました。この度マイルストーンに基づいて最新のトークンオファリングを行うことを告知します。 消費者が真に求めているものとは、必ずしも既存のテックカンパニーを打ち破ることではなく、単に代わりの選択肢を求めているのだと我々は考えています。それはプライバシー保護を最優先にし、消費者が自ら管理できるような、代替的なデータへの取り組みであり、新しいやり方で協力し、データを資産として活用できる代替的なビジネスモデルです。

Storecoinは手数料ゼロの決済レイヤーとP2Pのクラウドコンピューティングブロックチェーンから成り、データをお金に変える手助けをすることによって上記のような代替的な選択肢を提供します。

チームメンバー

出典:storecoin.com

アドバイザー

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パートナー

出典:storecoin.com

Storecoin とは

StorecoinはBlockTowerのAri Paul、Matt Ocko、Anthony Ponmpliano、AlphaBit Fund、NeuralのAriNazirなどによる投資を受けている企業となります。チームメンバー、アドバイザー、パートナーは上記の通りです。

Storecoinプロジェクトは手数料がゼロの決済レイヤーとしてスタートしました。この核心部にあるのはBlockfinという管理者のいない、ビザンチン・フォールト・トレランス(BFT、いわゆるビザンチン将軍問題に対する耐性があることを示す用語)を持つコンセンサス・アルゴリズムで、これによってスケーラビリティと非中央集権化という問題を解決します。 Blockfinと確実性のある、インフレ率の低い仕組みを採用することで、$STOREはStorecoinエコシステムの貨幣として機能します。

スケーラビリティと安全性が両立されれば、Storecoinは世界中からのマイナー(あるいは、私たちはdWorker’sと呼ぶ)の参加に向けて開放されます。それによりStorecoinは安全な決済レイヤーから、P2Pのクラウドプラットフォームへと進化し、データの非中央集権化と手数料のないトークン化されたアプリ(tApps)の開発のために使われることになります。

つまり、私たちは、多くのアプリケーションは彼ら自身のネイティヴ・トークンを使って仕事や様々な活動に報酬システムを取り入れたり、グループを統合し、まだ考えられたことのないようなユースケースの実験をしたいというところに需要があるのではないかと考えています。

ICOの初期の世代のトークンの問題点は、それらが単に決済用トークンであって、価値の裏付けが無く、投機的な見方によって支えられていたため、マネーの代替手段としては不適格だったことです。

出典:storecoin.com

Storecoinのエコシステムのアプリ開発者は彼らのアプリケーションが生み出したデータに裏付けされたトークンのみ発行が可能で、第三者がデータに対してもつ需要に基づいた適切な価値を与えます。

データはこの新しいエコノミーにおいて重要な存在であり、StorecoinエコシステムのdWorkersはアプリケーションのネットワークの安全性を確保、貢献することで、報酬を獲得することができます。

同時に、AWSのような集権的なサービスという選択肢よりも利益のでる、アプリ開発者のためのホスティングソリューションを提供します。

さらに、データのトークン化は、今までになかったやり方で消費者の懸念や不安に対処する機会を新たにもたらします。例えば、何か新しいものを提供したいと考えている企業内開発者の方は、消費者を自分のビジネスモデルに取り込むことで、ユーザーとの連携やシナジーを見つけ、データのトークン化による恩恵を享受できるかもしれません。

たとえ、ユーザーのデータに対しての対価が支払われないとしても、トークン化それ自体がデータを追跡可能にし、より透明なものにすることで、ユーザーは自分たちのデータがどのように使われているかを見て、気に入らないものに対しては対抗手段を持つというメリットを持ちます。

このエコシステムを支えるのは、セキュリティ・ネットワークであり、そこでStorecoinシステムのマイナーやdWorkersが、ネットワーク全体が悪意のある攻撃から守られていることを確認できます。

しかし、Storecoinにとっては、新しいデータの枠組みが既存のものにすぐに取って代わられないことが必要になります。それが、プロジェクト全体が、チェック体制やバランス、権力の分散を保証するシステムを通して管理されている理由であり、私たちのガバナンスシステムは、デベロッパーやマイナーや非利益団体が特定の集団に利益をもたらすことができないようにします。

次のStorecoinのマイルストーン・トークン・オファリング(MTO)についての告知

Storecoinはマイルストーン・トークン・オファリングを6月20日午後12時(PT)に実施します。このレギュレーションD(有価証券登録の免除規定)とレギュレーションSのセキュリティ・オファリングは新たに500以上のウォレットと497万ドルの調達を目標にしています。 当初から、StorecoinはICOに対して反対の立場を取ってきており、その代わりにキープロジェクトのマイルストーンの達成に基づいて、資金を確保してきました。MTOによってStorecoinはコミュニティとともに長期的な信頼を構築しながら、透明性のあるプロジェクトの実行に集中してきました。 セールは三段階の価格ラウンドで提供され、それぞれのフェーズは最初の登録と最初の投資に基づいて提供されます。そのフェーズの登録者と調達額が上限に達すると、次のフェーズに移行し、次の登録された購入者に提供されます。

このセールによる利益は下記の活動を構築する基本的なプロジェクトのために使用されます。

  • 私たちのコンセンサスアルゴリズムであるBlockfinのアルファネットワークをリリース
  • 私たちのBlockfinBFTコンセンサスアルゴリズムのためのマルチプルなセキュリティ審査
  • 世界中でSTOREミートアップを開催
  • 一般公開用のガバナンス、エコノミクス、証券の書類をリリース
  • Storecoinカンファレンスを開催

ホームページ:http://sale.storecoin.com

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