仮想通貨投資初心者が知るべき、仮想通貨の仕組みとは

STEP2:仮想通貨の仕組み
世界共通決済・送金の秘訣

仮想通貨投資を始めると、ブロックチェーン、ICO、ハードフォークなど難しい言葉を見る機会が頻出します。

そういった言葉は仮想通貨の価格変動、つまりは儲かるかどうかにも影響してくるニュースにも出てきます。

投資にも役立つ、特に出現する確率が高いワードを丁寧に解説していきます。

ブロックチェーンとは▶️詳細
ビットコインの中核技術として開発されたブロックチェーンは、導入コストが低い、改ざん出来ないなどの特徴から非常に汎用性がある技術と言われています。
マイニングとは▶️詳細
マイニングとは、新しい取引を認証し、ブロックチェーンをつなげていく作業です。ネットワークのセキュリティ保持を手助けすることで、報酬が貰えます。
ICOとは▶️詳細
ICOとは、新しく仮想通貨を発行し、新規事業立ち上げの際の資金を集めることです。企業が比較的簡単にお金を集めることが出来ますが、詐欺も多く、規制の対象となる国が多いです。
ハードフォークとは▶️詳細
仮想通貨のハードフォークとは、ブロックチェーンが永久に分岐することです。機能アップデート(通貨は分裂しない)・コミュニティ分裂(通貨分裂)など、様々なケースのハードフォークが存在します。

ブロックチェーンの改ざんや不正行為をはたらくことは極めて困難と言われています。

理由としては、改ざんされる中央サーバーがなく、多数のネットワーク参加者でデータを共有しているため、一ユーザーをハッキングしても効果が薄く、容易にデータを書き換えることはできないのが大きいです。

なお、仮想通貨界隈で度々起こっているハッキング事件は、「ブロックチェーン」ではなく「取引所やウォレット(財布)」のハッキング事件なので、混同しないようにして下さい。(ブロックチェーンのハッキングではない)

関連記事:ブロックチェーンとは?

まず、仮想通貨には公開鍵と秘密鍵が存在します。

公開鍵は全員に公開されている鍵で、銀行口座アドレスのような役割を果たし、公開鍵を暗号化したアドレスを他人と教え合うことで振込などが出来ます。

一方で秘密鍵は、自分しか知らない鍵で、仮想通貨の所有権の証明でもあるため、絶対に他人に教えてはいけません。

これを他人に知られてしまうと、その仮想通貨の所有権を譲渡するのと同じこととなります。

なお、取引所で保管している仮想通貨は、厳密には顧客ごとに振り分けられているわけではなく、取引所の秘密鍵で管理されている中の通貨の残高データが表示されているだけ(ある意味取引所に所有権を委ねている状態)で、ハッキングでは、この取引所の秘密鍵が漏洩する事件が大半です。

そういう訳ではありません。

コミュニティが納得した上で、アップデートを行うためのハードフォークを実施すると、通貨の分裂は起きません。

しかし、コミュニティが論争・分裂している状態でハードフォークを行うと、旧ルールのグループと、新ルールのグループにブロックチェーンが別れてそのまま継続し、通貨が分裂する恐れがあります。

また、論争など関係なく、ただ単にその通貨から分岐して新しい通貨を発生させる目的でハードフォークが行われる場合もあります。

関連記事:ハードフォークについて

中には成功するICOもありますが、約9割は詐欺と言われています。

ICOに参加する場合は、その通貨のプロジェクトや、関わっているメンバー・企業を良く調べてから参加しましょう。

なお、日本在住の場合は参加出来ないICOが多数存在しているので、注意して下さい。

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