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LIFULLとSecuritize社が協業で 不動産特定共同事業者向けのSTOスキームの提供を開始 クラウドファンディングからSTOへの機能拡張をサポート

世界⼀のライフデータベース&ソリューション・カンパニーを⽬指し、不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」等の住⽣活関連サービスを提供する株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代⽥区、代表 取締役社⻑:井上⾼志、東証第⼀部:2120、以下LIFULL)は、デジタル証券プラットフォームを提供する Securitize Japan株式会社(住所:東京都中央区、代表取締役:ジェームス・エイチ・フィン、以下Securitize)と業務提携を⾏い、不動産特定共同事業者(不特法事業者)向けのSTO(Security Token Offering)スキームの提供を開始しました。

本協業では、既に不動産クラウドファンディング事業を展開している事業者をはじめとした不特法事業者が不動産STOを⾏う際、セキュリティトークン(ST)※1発⾏アプリケーション・トークン譲渡スキームを提供します。
不動産業界への幅広いチャネルを持ち、これまで複数のブロックチェーンPoC によって培った不特法事業への適⽤に関するLIFULLの知⾒と、⽶国で多数のセキュリティトークン発⾏実績を持つSecuritize社のSaaSを組み合わせることにより、不特法事業者のST発⾏を⽀援・推進します。また本スキームはリーガルアドバイザーであるTMI 総合法律事務所成本治男弁護⼠監修の元、不動産特定共同事業契約に基づく出資持分を表⽰するトークン※2を発⾏するとともに、出資持分譲渡におけるDVP(Delivery Versus Payment)を実現します。

【不特法STOスキームの主な特徴】

■ 既存の不動産クラウドファンディングサイトへST発⾏および譲渡機能を追加可能
既存の不動産クラウドファンディングの出資持分発⾏にST発⾏をリンクさせることで業務フロー等の変更を最⼩限にST発⾏を可能にします。

■ STによる持ち分譲渡のデジタル完結が可能
発⾏したSTを⽤いた投資家間の相対譲渡はEthereumパブリックチェーン上に記録されます。譲渡先はスマートコントラクトにより制限され、匿名組合員以外への譲渡制限が可能です。

■ ブロックチェーン開発を必要とせず導⼊が可能
トークン発⾏は⽶国で多数の発⾏実績を持つSecuritizeのDSプロトコルを⽤います。発⾏操作等はSaaS型専⽤アプリケーションを利⽤するため、複雑なシステム開発は不要です。

【LIFULL 社⻑室 ブロックチェーン推進グループ⻑ 松坂 維⼤ によるコメント】
「Securitize社との協業によりブロックチェーン技術が広く不動産クラウドファンディング業界へと広まることで、不動産のデジタルアセット化とそれに伴う利便性向上が進むことを期待します。」

【Securitize Japan カントリーヘッド, ジャパン ⼩林 英⾄ によるコメント】
「今回のLIFULLとの不動産事業者向けセキュリテイ・トークン発⾏プラットフォームは、幅広い発⾏体と投 資家にオープンなもので、両社にとっての⼤きなマイルストーンと⾔えます。これはまた、従来からSecuritize が描いているビジョンのように、デジタル証券の世界的普及の流れの中での、⽇本のグローバル・リーダー的 ⽴ち位置を⽰すものと⾔えるでしょう。」

(※1)セキュリティトークン(ST)とは資産等の「裏付け(Security)」をブロックチェーン上のトランザ クションで表象したものであり、ブロックチェーンの特性である「改竄耐性」「⼆重譲渡防⽌」「透明性」などを活かし、権利譲渡の利便性・安全性を⾼めます。

(※2)本取り組みにより発⾏されるセキュリティトークン(ST)は、不動産特定共同事業法第2条4項に定め る不動産特定共同事業(いわゆる1号事業)に基づく出資持分を表象したものであり、⾦融商品取引業等に関 する内閣府令第1条4項17号に規定される電⼦記録移転有価証券表⽰権利等に該当するものではありません(⾦ 融商品取引法第2条2項5号ハにより上記不動産特定共同事業に基づく権利は⾦融商品取引法第2条2項5 号に定める有価証券から除外されています。)。

■株式会社LIFULLについて(東証第⼀部:2120、URL:LIFULL.com/

LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、現在はグループとして世界63ヶ国でサービスを提供しています。
主要サービスである不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」をはじめ、空き家の再⽣を軸とした「LIFULL 地⽅創⽣」、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL介護」、ママの⼦育てと仕事の両⽴を⽀援する「LIFULL FaM」など、 ⼈⽣・暮らしを豊かにするさまざまな領域に事業拡⼤しています。
LIFULLグループは、より多くの⼈が⼼からの安⼼と喜びを得られる社会の実現のため「世界⼀のライフデータベース & ソリューション・カンパニー」を⽬指します。

所在地 :東京都千代⽥区麹町1-4-4
代表者 :代表取締役社⻑ 井上 ⾼志
事業内容:不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S(ライフル ホームズ)」の運営等
設⽴年⽉:1997年3⽉
ウェブサイト:https://LIFULL.com/

■Securitizeについて

Securitizeは、デジタル証券発⾏プラットフォームの提供を通して、より容易に所有でき、より簡単に管理でき、より迅速に取引を可能にすることにより、資本市場の近代化を進めています。 Securitizeプラットフォームおよびプロトコルは、デジタル証券のライフサイクル全体に対応する実績のあるフルスタックソリューションを提供します。 SecuritizeのDSプロトコルは、業界で最も採⽤率が⾼く、コンプライアンスに準拠したシームレスな取引を複数の市場において同時に可能にします。 Securitize が⽀援しているデジタル証券は、公 開市場で既に国際的に取引されており、今後さらに増える予定です。

■Securitize Japan 会社概要

会社名 :Securitize Japan株式会社(セキュリタイズジャパン)
所在地 :東京都中央区⽇本橋室町2-1-1 ⽇本橋三井タワー 6F
代表者 :代表取締役 ジェームス・エイチ・フィン
事業内容:デジタル証券の発⾏・管理プラットフォームを提供
設⽴年⽉:2018年9⽉
ウェブサイト:https://www.securitize.co.jp/

【 本発表に関するお問合せ先 】

株式会社LIFULL
クリエイティブ本部 コミュニケーショングループ 広報担当
TEL:03-677-1604
E-mail: press@LIFULL.com

Securitize Japan株式会社
E-mail: inquiry_jp@securitize.io